若干消化不良に終わった公園散策と人気日帰り温泉「花湯の森」を楽しむ。
前回桐生で痛めた足も何とか癒えてきたので,今回は妻と四女の3人で深谷までドライブへ。
8時過ぎに家を出て関越・花園IC.からまずは小休止&ショッピング「道の駅はなぞの」、
とても大きな花時計とチロル調の建物が印象的。
買い物はこちら、道路ひとつ隔てたお隣のJA「農産物直売所」。
9時半ごろだったが、車も多くて結構賑わっていた。
こちらでは地元の生産農家さんが一生懸命野菜などを並べており、そばからお客が買っていく。
妻たちも美味しそうなトマトなど野菜をひとしきりかごに詰めており、
私がそのかっごにそっと滑りこませたのがこちらの「季市」切干大根の辛味噌漬けだ。
ごはんに合いそう・・・、でも道の駅の方が25円安かった(笑)。
店の奥にはこうして「花園」らしくたくさんの鉢植えや植木が売られている。
見ているだけでも季節を感じられて楽しいものだ。
道の駅では地元製菓の「かりんとう」2種類購入(牛乳を使ったモーモー~がとても美味)、
次の目的地「鉢形城公園」へ向かった。
道の駅から10分ほどで到着、とても広い駐車場に私たちの車だけ!
この建物は横にある休憩所。
こちらが入り口、門をくぐると右がトイレで左が資料館への入り口だ。
私たちはスルーして門の左の道へ降り、散策コースへ進む。
入り口付近の公園案内図を見るととても広いところのようだ、
この日の予定はここと温泉だけなのでゆっくり歩きたかったのだが他の二人よりブーイング。
それでもまだ雪の残っている園内を天気のいい中のんびり散策スタート。
写真を撮っている私はひとり取り残されていく(笑)。
自然の雑木林も多く、とてもいい空気を吸いながらの散策だ、ちょっと強い風が玉に瑕。
鉢形城はこの深沢川と荒川にはさまれた地区に作られていたそうだ、
この先(下流)には名勝「四十八釜」という侵食による奇景があるそうで見たかった。
が・・・二人に許されず(笑)。
川を渡ったあたりに見られた「エドヒガンザクラ」の木。
枝振りが素晴らしく満開の時期に見てみたいものだ、北本自然公園のも凄かったが。
鳥たちの声を聞きながらこうした崖っぷちを歩き、
「四十八釜」へ向けてコース取りをしていたつもり・・・、
こちらの先にそれはある・・・。
こちらへ出てきて先の遠さが見通せたところで二人からの「ダメ出し」。
石を組んだ城壁らしきものも見える。
女性陣はとても大きく綺麗に咲き誇っている梅の木につられ反対方向へいく?
確かにびっしり花のついた大きな梅で見事だった。
若干膝に爆弾をかかえた妻のこともあり、あきらめて駐車場へ向かうことに・・・。
南側の土塁を伝って歩いている、遠くに山々も見渡せとても気持ちがよい。
これが入り口にあった案内図、今回は40分程度地図の下部分のそれも半分程度の散策。
残念・・・。
昼前ごろだろうか、目的の「花湯の森」へ到着。
とても落ち着いた感じのしゃれた日帰り温泉だ、人気なのかずいぶんと車が多い。
駐車場の木の枝ではアオジがかわいらしい鳴き声を披露していた。
入口をくぐると横には足湯もあり・・・、
照明を少し落し気味の落ち着いた館内(下足場から入口を見る)。
さっそく二手に分かれ温泉三昧の始まりだ。
車の量から混んでいるのかと思ったが、風呂はすいている。
どうやらこちらではゴルフ場(ショートコース)もやっているようで車の大半はそちらのよう。
高い天井の内湯といい、どこぞの料亭旅館の庭かと思わせる綺麗な露天風呂も最高。
岩盤浴もあり、込みで料金大人1,080円はとてもリーズナブル。
風呂のペースが違い、女性陣は岩盤浴~大浴場、私は大浴場~岩盤浴~大浴場と、
すれ違いで腹が減っても食事にありつけず、携帯でメールのやり取りだ・・・。
湯上りには休憩スペースももちろんあるが、上の写真の整った中庭を見ながら一服もできる。
ようやく1時過ぎに食堂へ。
ここもまた高い天井に見事な梁、凝った建物である。
こちらで深谷名物「煮ぼうとう」をいただく、これがまた凄いボリューム。
なべの具が煮立ってきたらほうとうを入れ7分ほど待つだけ・・・。
混ぜごはん付きで980円なり(写真は一人分)。
煮立ってきました・・・出来上がり。
熱々の美味しいほうとう(醤油ベース)、鶏肉、ネギ、なすなど野菜もたっぷりでほぼ満腹。
食事が済むと私は大浴場へ、女性陣は再び岩盤浴へ・・・。
私の方はさすがに再度の岩盤浴はできず、風呂上がりに庭を眺めながら妻たちを待つ。
庭先にたぶんここに来たとき駐車場で見たであろうアオジが遊びに来ていた。
妻たちと落ち合い、会計を済まして玄関へ出たのが午後4時過ぎ。
たっぷり5時間近くゆっくりさせて貰ったことになる、とても快適な時間だった。
玄関先におかれたきれいな花々・・・、妻がひとついただいてきた(100円と安いものを)。
ずいぶんと日が延びてきたものだ、高速降りる直前の三芳PA。
こちらの“三芳pasar”でもう一回りして自宅へ向かう・・・。
ゆっくりのんびり温泉に浸かってきたので心なしか体はとても軽い。
家までの運転が眠くて少々怖かったが・・・(笑)。