< Today's Photo and Word >
楽天家は困難の中に |
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日曜日の朝、眠く寒いけどすぐに起きることができた...そう、とても良い天気で待望のF3の初撮りができるのです(^^)。
身繕いをしてさっそくCobbyを連れ出し市役所コースを歩き出す・・・フィルムなのですぐにブログにアップすることができないのが玉に瑕だが・・・久しぶりのフィルムの巻き上げ、27枚撮りだ。一枚一枚設定を確認しながらシャッターを切る、このところマニュアルフォーカスでなれてきたせいかそのへんに戸惑いはまったくなかった、まあ最初なのでf3の露出がどんな程度か見るために「絞り優先」で撮りだしたので余計に変化を感じなかったかもです。
初撮りには「Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S」を付けて出たのだがD700のファインダーもけっこう見やすい方だったので噂ほどF3のファインダーが見やすいとは感じられなかったが、やはり視野率100%のフィルムカメラのファインダーはとても新鮮である。ファインダースクリーンは分割線が入ったEタイプに変えられていだが、昔使ったCanonオートボーイのファインダーのようにスプリット式だと楽しさ倍増だったように思う(笑)。
それにフィルムのASA感度については慣れが必要だと感じた、心配したとおり明るい場所ではf4.0などで撮ろうとするとシャッタースピードが上限の1/2000にいってしまうし、かといって氷川神社の森のなかのように日陰になると開放(f2.8)でも1/30・1/60をキープするのがやっとだった。ASA100だと晴天時でも日陰は苦しいということか・・・なんとも悩ましい。今回は15枚ほどしか撮っていないので現像に出すのはもう少し先だが、できてきた写真をよく見た上でフィルム選びをしていかないといけないなあいう感じ。
そんなわけで楽しい初撮りの続きを午後の散歩でも楽しもうかと思ったが、3時過ぎの状態が少し雲行きが怪しくていつものα7IIを持って出ることに・・・。
今日は変な雲でしたねえ、出がけは雲間からさす光芒がとても素敵だったんですが...
視野が開ける広い所に出ると遠くに大きな白い煙のようなものが見えるんです。
なんだろうかと思ったら今いるこの上を覆っている雲が切れる端っこのようですね、白い部分に薄っすら遠くの山々が見えていましたから。でもこんなの初めて見ました、おもしろいですね。
しばらくするとこの辺も雲がだんだん切れてきて青空が覗けるようになってきました...
土手沿いを歩いてきたので少し明るくなってきたせいもありせっかくなので先日雪の前に見たロウバイの様子を見てきました。なんとぜんぜん状況が変わってないのです、雪を挟んで一週間で見頃を過ぎたとも思えないのでたぶん寒さのせいで進んでいないのだと思います。見える範囲でもきれいに咲いているのは数えるほど、とても寂しい状況でした...
背景に白く見えるのは溶け切らない雪です、このたて続きに来ている寒波は花たちの成長をかなり遅らせているようですね。
この2月18日には一泊二日で結婚35周年記念で久しぶりに孫を含め(旦那以外)家族全員で伊豆へドライブを計画しているのですが、河津桜まつりが10日から始まっているのでどうかなと思っていたんですよねえ。昨年は18日頃から全体的に見頃が始まっているのでラッキーと思っていたらこの寒波で今日現在でようやくちらほら咲き始めて予想では見頃が2月末から3月上旬ということらしいですね・・・コース変更を余儀なくされました...トホホ (T_T)。アニマルキングダムか大室山の「お鉢めぐり」ですかねえ。
さて今日の空ですが、最後まで魅せてくれましたよ。
雲が切れだしてとても強烈なオレンジの光が雲を照らし出してちょっとおどろおどろしい雰囲気の空になってきたんです。
そしてもっと凄かったのがその反対側、ちょうどはじめ頃煙のように見えた雲の切れ目がこの上空あたりに差し掛かったんでしょうね、その白い雲に太陽のオレンジ色が反射して見たことないような空になってました...
これなんかまさに自然が作る芸術品とでも言えそうな迫力のある空でしたよ。
素晴らしいですね、まさに人間一個人の小ささを思い知らされるような自然現象ですね。
これだから散歩にカメラは欠かせません(笑)...
※ カメラ: Sony α7II
レンズ: Pentax M42 Super-Takumar 55mm F1.8