きょうの休日午後の散歩で先日入れたフィルムの撮影が終わった。
27枚撮りだがデジカメのようにパシャパシャ撮ることができない撮影はとても新鮮だった。フィルムのASA感度は決まっているので(400)絞りを決めピントを合わせ、シャッタースピードの値が適正であればシャッターを切る。フィルムカメラでの露出の傾向というのがぜんぜん分からないので今回のフィルムのできを見てみなければなんとも言えないが、EVという概念がある程度デジカメでマニュアル撮影の時にトレーニングしてきたせいで数値的に適正露出にする術は持ち合わせている...じゃなければフィルムカメラに手は出さないですよね(笑)。
まあこのF3は絞り優先で使っている限りデジカメでいうところの「プレビュー」ボタンもあるしAEロック機能もあるのでほぼデジカメ感覚で操作可能である。シャッタースピードが1/2000までなのでその前後になるような時、または異常に低速(1/30~1/60など)になる時は・・・露出補正ダイヤルがあるのだが、あえてマニュアルに変えて撮影してしまったほうが楽なんですね・・・まあできてきた写真を見てみないとなんとも言えませんが^^;)。
さて家に帰りフィルムの巻き取りが済むと気になりだしたこの部分の対応である...
「難有り品」の原因の一つであるファインダー部のビス抜けである(写真はわかりやすくするため青いライトを使用してます)。
このF3は防滴仕様ではないので雨の中で使うことはまずないのですが、こうもあからさまにネジ穴が見えていると突然の雨降りなどでは気を遣いますからねえ、精神的にもよくありません^^。
そこで調べてみるとこういう精密機器に使われる極小のビス...「微細ねじ」と言うらしいのだが、これが調達可能なんですよね、それも1本から注文できるという素晴らしい会社・ショップを見つけました。
ものすごい種類と数のねじの中から目的のねじを探すのもカタログが充実しておりすぐに目的の商品に辿り着けました...
これですね、たぶん(笑)・・・ノギスとか持ってないのでこんな小さなねじの寸法をきっちり測れないのですがどんなねじにも「規格」があるのでよく使う30センチの物差しで大体の目星が付けられました。ねじの寸法を該当するWebのページにて各所の寸法のラジオボタンを選択していくとしっかり『型番』が表示される仕組みになってます・・・素晴らしいですね。
下の図の「D1」「L」「M」などはどれか二つくらい決まるといくつかある規格の数値から自ずと決まってきました。ほんとこれはありがたかったです。そこから出てきた型番が・・・
内容は上の表のとおりなんですが、箱売り(100本入)かバラ売り(1本から)かも選べます。もちろんバラ売りですよね、ファインダーのほかのビスも交換してしまおうかと10本発注しました。
箱買いすれば1本<7円>程なんですが、バラ売りは割高で<+20円/1本>取られます、それでも300円でお釣りが来ます、(時間は多少かかりますが)。ただしこのショップは会社・工務店などを対象に商売しておりますので個人での購買は不可です、私は営業所購入の形で発注させてもらいました、もちろん支払いは私です(笑)。
まだビスは届いてませんがF3の外観に関してはこれで問題解決です、あとは現像ができてきてデジタルでの取り込みが上手くいけば万々歳ですね^^。
どんな画が出てくるのやら...楽しみです。
※ カメラ:Nikon AW130