3/16~17の一泊二日の伊豆旅行、今回は31回目の結婚記念とCobbyの誕生日祝いを兼ねて長女も含め3人プラス1匹で出かけた。
まずは伊豆高原、大室山さくらの里へ。 | 3月末に次女が乗るタント・カスタムが納車となるので私の長年連れ添ったスプリンターは入れ替わりに手放すこととなったので、今回は最後のドライブという意味合いもある。 我が愛車の勇姿、平成6年式だがよく走ってくれました。一年通して大体リッター11km前後はきっちり走ってくれていた。パワー・ウィンドウの故障意外不安なく付き合ってくれた愛車である、ありがとう…。 |
さてさくらの里では河津桜ほか何種類かの桜が見られた、まだ多くを占める伊東桜がこれからなので全体的には寂しい状況。
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この時点ではまだ関東に桜前線は来ていなかったので、やはり桜を見られる感動は大きい。 Cobbyと一緒に写っているのが河津桜だが、濃いピンクの花をたくさんつけ 二日目に予定している河津への期待をふくらませてくれる。 |
さくらの里の桜
| 河津桜のある広場ではピンクの洋服の 可愛い女の子がこれまたピンクのボールで お遊び、お母さんの「さくら見に行くよ』という 気持ちがこもっているんですかね。 とてもほのぼのとした気持ちになります。 河津桜は今がピークといった感じでした。 |
真っ青な空に濃い目の河津桜は とても素敵なコントラスト。 | |
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| 形のいい木です、 |
こちらは間違えなく城ヶ崎桜となってました。 この一画はまだ全体にピンクが残ってとてもきれいでしたね。 | |
| ピンクが濃いので逆光にも負けず 素敵なシルエットを見せてくれます。 |
大室山(リフト)
| 今回はじめて大室山リフトに乗ってきた。 かなり風が強く運行するのだろうかと思うほど、日曜日とあってかなりの人が並んでおり、どこかのアトラクションかのようだった。 ワンコは抱いて乗ればOKだ(ただし小型・中型犬まで)、途中何回かブザーとともに止まったが、風のせいだろうか…。 けっこうゆっくりなので強風とはいえ景色を楽しみながら頂上駅まで乗ることができる。 |
一週間前くらいに山焼きが終わったばかり、背丈の揃った草たちが黄金色に輝いてとてもきれい。 | |
| 私の後ろに妻と長女が乗っている、Cobbyは妻が抱いているが、からだに力が入ってしっかりと抱きついていたと言っていた、Cobbyは正真正銘「ビビリ」なのである(笑)。 まあ風もものすごかったのでこのお二人にも余裕の表情は見えないが…。 |
頂上の凹んだところにに作られたアーチェリー場、さすがに強風のため遊んでいる人は少ない。 縁を人歩いているのが見えるが、よくあそこまで歩いていけるものだと思うくらい風は強い。 | |
妻と長女はギブアップ、頂上駅の売店までCobbyを連れて引き返す。 私はせっかくなので行けるところまで行って写真を撮ってきた。 あまりの強風に立っているのがやっと、ほかの人も抱き合ったり望遠鏡にしがみついている。 | |
頂上からの富士山もご覧のとおりかなり霞んでいます 海はなんとか見える程度、手前には伊豆の瞳『一碧湖』が綺麗に見える | |
| 帰りのリフトでは私がCobbyを抱いて降りた、がっしりと抱きついていた(笑)。 乗り口の売店でモミジの形をした今川焼きの様なまんじゅう(焼きたて)をいただく、とても美味しい。 大室山の河津桜を見ながら駐車場まで戻る。 |
桜の里を出発し次の目的地門脇の吊り橋まで車を走らせる。前回門脇吊り橋に来たのは河津桜まつりを見に行く前日に寄ったのだが灯台と吊り橋見学だけだった、そこで今回は城ケ崎の自然研究路・ピクニカルコースなどが整備されているので30分程のんびり散策を入れてみようということになった。
| 駐車場脇にある展望所から見える門脇の吊り橋、サスペンスドラマ定番のロケ地だそうだ…。 天気はとても良いのだが大室山で体験した強風はまだ続いている、海の青さが素敵なのだが白波が立っている。 |
まずは門脇灯台の駐車場に車を留め、まずは1時過ぎていたので歩いて10分の『ぼら納屋』で昼食をとることにした。
ぼら納屋
| ぼら納屋の駐車場には素晴らしい桜が咲いていた、この桜は大室山のさくらの里にあったどの桜より見事だったような気がする(笑)。 係の人にパンフをいただきぼら納屋に向かう。 |
これが「ぼら納屋」の母屋、古民家を移築したものらしい。こちらでワンコが一緒の旨伝えると向かいの海の家風の建物へ案内された。 | |
ぼら納屋の前はすぐに海になっている、このあたりから南にかけて 美しいリアス式海岸となっており素晴らしい景色が楽しめる。 | |
| 案内された建物は海側が一面大きな窓になっており素敵な眺めを楽しみながら食事ができる。ある意味こちらの方がお得な席となっていてラッキーだった。 目の前に大きなプール(夏限定)、二人ほど長い竿を使い釣りをしていたが食事が終わるまで釣果は無かったような・・・(笑)。 |
私はぼら納屋おすすめ「金目鯛漬け丼」を頼んだ、 ご飯の上にしつこくない程度の金目鯛の漬けがたっぷりのっている。 キンメの風味がとっても良く、大きな椀のツミレも大変美味しかった。 | |
| 妻たち女性陣は金目鯛の煮付け定食を頼んだ、こちらも大変美味しかったそうだ。 どちらも1,800円と観光地価格でちと高めだが、素敵な景色を楽しみながらの食事で満足度は高い。 |
食事の後は母屋でデザート(ソフトクリーム)をいただき、敷地の奥から始まるお目当てのピクニカルコースを歩き始める。
城ヶ崎ピクニカルコース&門脇の吊り橋
歩き始めるとすぐに開けた場所にてむかし回遊する魚を見張っていた 「魚見小屋」を見ることができる、コースはずっと海岸線に沿って歩くのだ。 | |
| ピクニカルコースは足元がとても整備されており歩きやすい、このへんは地面にチップが埋め込まれ膝にも負担がない。 気温も歩くにはちょうどいい感じだ。 |
随所に素晴らしい形の松を見つけることができる、素晴らしい海岸線を背に絵のような松の木だ。 | |
| 若干遠目がきかないので大島は見えなかった、でも素晴らしく青い海と美しいリアス式海岸はついつい反対側に目をやるのを忘れるほど。 大室山噴火で流れてきた溶岩が長い時間かけて海による侵食でできたリアス式海岸だという。 そのリアス式海岸のいたる所に柱状節理の形跡を見つけることができる。 |
こちらはコモドドラゴンのような岩、背びれの合間に一羽のカモメが飛んでいた。 | |
| こちらは江戸時代末期黒船来襲に備えて作られた4つの砲台の一つ。 |
リアス式海岸であるので随所にこうした入り江がある、降りて行きたいが断崖絶壁のところが多く見るだけになる。 | |
| 真っ青な海と空、綺麗な海岸線。 心地よい風、癒やされるピクニカルコースだ。 |
吊り橋に近い入江だがこちらは降りられる、ビビるCobbyをだましだまし連れて降り できるかぎり海に近いところまで行ってみた。海風がとても良い匂いだ。 | |
これは女性陣が見つけた山菜、よく見ると頭の緑がハート型になっているおしゃれなゼンマイ。 | |
歩き始めて30分位で吊り橋に到着、吊り橋に灯台と柱状節理の断崖が この城ヶ崎を見事に特徴付けている。 | |
| Cobbyを連れて吊り橋を渡る、腰の引けてるビビリのCobbyは私達だけでなく多くの観光客を笑わせてくれた。 |
吊り橋の下の海蝕洞側、浅瀬でも海の水はとても青い。 | |
吊り橋から見た門脇岬側、30分歩いてから見るこの景色はまた格別。 ここでまた強い風を感じてきた。 | |
| 三四郎落しの方へ向かうとフェンスの外側に1人の釣り人発見、すごいところに陣取っている。 まあこの日は満月前日の大潮、釣りにはもってこいの日なのだが、ここはどんなもんですかね・・・(笑)。 |
三四郎落しから西側を見る、傾きかけている太陽の陽を受けて海が眩しく光っている。 それにしてもあまりの強風で煽られるくらい、写真左の枝先もあらぬ方向へ曲げられているのがわかる。 この先まだ自然研究路が続き、もうひとつの美しい吊り橋「橋立吊り橋」がある。残念ながら女性陣の反対で今回はここで散策は終了、駐車場へ向かう。 | |
ここから今日の宿「ピッコラルージュ」へ早めに向かうことにした、
ピッコラルージュは目と鼻の先、車で2~3分だった。
ピッコラルージュ編へつづく・・・