8月7日から10日の4日間はフィリピンに出張でした。
10年以上も前、私が勤務する○○会社もフィリピンに自社工場を持っていた関係で、それこそ頻繁に出張していたのですが、外国企業との価格競争に勝てず、その事業を撤退し、工場も他社へ売却してしまった関係で、久しく訪れることもありませんでした。
が、今回、自分が担当するコンピュータ部品のサプライヤ工場がフィリピンにあるという幸運に恵まれて、正確には12年ぶりに出張するチャンスが巡ってきました。
12年ぶりということで、フィリピンも変わっただろうな・・と期待を膨らませて訪れましたが、空港に到着した途端に、早くもその期待に応えてくれました。 フィリピンの空港といえば、空港といえども暗く、更には悪名高き税関検査の賄賂などもあり決して良いイメージは無かったのですが、今回はとってもびっくりしました。
事前に調べなかったこともありますが、到着したのは「ターミナル3」という新しいターミナルで、とってもキレイで近代的な建物でした。税関検査も以前のようにスーツケースの中身を全部見られるようなこともなく無事に通過(ホッ・・) 以前ならば税関を超えたあたりから白タクの怪しいオヤジが寄ってきたり、親戚を待つ大ファミリーのお出迎えの人・人・人にびっくりしたものでしたが、今回はそのようなことも一切なく、本当に拍子抜けしてしまいました。 イヤ~ フィリピンも変わったものだ・・・ 感慨深いです。
今回、宿泊したのは「マニラペン」です。
12年前は泊まることを考えたこともありませんでしたが、今回は同行してくれたサプライヤの定宿ということで、宿泊することが出来ました。
ここのTHE BARには、ひとりで何度か来てお酒を飲んだこともありましたが、宿泊は初めてです。
上の写真は部屋からホテルエントランスを撮影したものです。 ここはフィリピンでも最高の地区で、ある意味では特殊な地域ですが、セキュリティーの面では安心感があり、(初心者でも)宿泊するには安心な場所と言えます・・・・ (ま、時折、クーデターやピープル革命ということで、高級ホテルが占拠されたり、爆発物の標的になったりするのですが・・・)
次の写真はホテル前のビレッジを撮影したもの。
ビレッジはセキュリティがしっかりしており、この中に入にはセキュリティーゲートを通過しなければなりません。 このようにフィリピンのお金持ちの人達は、お金で安全を購入しないといけません。
会社に行く途中の「アラバン地区」です。
ここには「サンミゲルビール」のビアガーデンなどもあり、以前はよく立ち寄りました。 以前は新興住宅の建設ラッシュで、アラバンのビレッジにもお金持ちの人達がかなり住んでいるハズです。 車中から様子を伺う限りでは、ちょっと寂れてきた印象がありますが、どうなのでしょうか?
最後の写真は「ジプニー」 フィリピンの庶民の足です。 米軍の払い下げのジープを改造して乗り合いタクシーとして使用しています。 何度か乗車したことがありましたが、それを出張の同行者に言うと 「マ・マジですが、○○さんは本当にすごいです」と妙に感心されてしまいました。 普通のことなのですが・・・
今回の出張で、自分が働いていた工場の近くまでは行ったのですが、同行者のこともあり、そこには寄ることが出来ませんでした。とっても残念でしたが、次のチャンスもきっと来ると信じて、そのときを楽しみにしておきます。
昼間のフィリピンはこんな感じです。
夜のフィリピンも(ひとりで・・)歩いてみましたので、それはまた別途報告することにします。