2023年 Jリーグディヴィジョン1 第10節 ヴィッセル神戸 2-0 湘南ベルマーレ
21分 1-0 神戸 初瀬 亮
80分 2-0 神戸 山口 蛍
「就活より湘南」のゲーフラが強烈で、もう負けでも仕方ない感じだわ。
試合前の解説で「お互いの良さを消す」試合になると言っていた通り、ロングボールが多い立ち上がりで、こうなると阿部ちゃんじゃなくて背の高い章斗の先発も分かるかな。
初瀬の見事なFKまでは、どちらかというとベルマーレが押し込んでいる試合だった。14分の町野の振り向きざまのシュートや、杉岡のセンタリングと見せかけてのロングシュートなど。前川のセーブにゴールこそならなかったけど、首位ヴィッセルに決して負けてなかったんだけど。舘がちょっとだけ触っただけなんだがファールをとられて、日本選手の特徴をよく知らないボムグンに不安を感じていたところ、悪い予感が命中してしまった。初瀬のような蹴りに自信をもっている選手たちが一番好きそうな距離だったからな。ま、これは仕方ない。
しかし、そのあとの時間帯が良くなかった。セカンドボールをことごとく拾われというか、デュエルで全く勝てず。試合後に永木が言っていたけど、強度が違ったんだろうね。
後半の立ち上がりは、大迫の抜け出しをボムグンが見事なセーブ。そこからのCKで武藤と杉岡が小競り合い。杉岡が闘争心を見せるのも珍しいけど、代表でやっていくにはこういうのも必要。どんどんやって欲しい。
60分に、直輝と章斗に替わって阿部ちゃんと茨田が入る前にも、町野や大陽がシュートを放つなど、悪くは無かったんだけどな。その茨田は今シーズン初出場。怪我人が多い中でようやく戻って来てくれた。永木がピッチに残っているので、茨田は前目のサイドボランチでの出場となっている。
66分の攻撃は惜しかった。杉岡から右サイドの広教にサイドチェンジからのクロスは阿部ちゃんにピッタリ合ったけど、惜しくも外してしまった。68分、右サイドで茨田と広教とで作って、ポケットに阿部ちゃんが走って、そこからのクロス。永木が走ってきてシュートを狙ったけどうまく当たらず・・そうなんだよ、攻めてるのにゴールにつながらないんだよな。次のシーンはもっと惜しく、茨田が石原にスルーパスを通して、ドフリーとなった広教のシュートはネットに外れちゃった・・・う~ん、これは決めて欲しかった。
79分、クイックのスローインで大迫が抜け出して、でも3人がかりで止めれると思ったけど、ボールはゴール前にこぼれて、山口に丁寧に逆サイドに流し込まれて失点。2点差。
84分、中野、奥野、若月がIN。畑、大陽、舘がOUT。攻める姿勢は見せることができたけど無得点での敗戦。う~ん。
ま、相手は首位のヴィッセルで、手堅い試合をされてしまったけど、つけ入るすきもないわけじゃなかった。それでも勝てなかった。悔しいね。
次の試合はGW中にあるので行けるかな~