2021年 Jリーグディヴィジョン1 第33節 湘南ベルマーレ 2-1 横浜FC
63分 0-1 横浜 松尾 佑介
78分 1-1 湘南 大橋 祐紀
89分 2-1 湘南 山田 直輝
失点に絡んだ広教にとって、この試合がベルマーレの監督として初勝利の山口監督にとって、前日に家族にご不幸があった直輝にとって、DAZNで必死に応援していた自分にとっても、絶対に忘れられない試合になったな。とにかく勝ったことが嬉しすぎるわ。この試合に負けていたら、J1残留が非常に厳しい状況になっていたので、本当に負けたくなかった。 それなのに、スタジアムに行けない自分も情けなかったけどね。
相手の横浜FCは好調だけど、順位的には下にいるので、ここで負けるわけにいかないということで、そういう試合のスタメンにどういう面子を並べるかなと興味津々だったが、ディフェンスラインは杉岡が戻らず、山本脩斗が久しぶりの先発出場。真ん中は大岩で、右が広教という布陣。アンカーは田中聡、サイドボランチに茨田と平岡太陽、サイドバックが岡本に畑で、トップがタリクとウェリントン。
町野、大橋、直輝とベンチに残したということは、後半に山場が来ると読んでの采配だったと思うが、これがピタリとハマったということ。前半からゲームをコントロールしていたらか、相手も最後はバテ気味だったと思うが、それにしてもよく2点奪った試合。 同点弾はウェリントンの強さが効いて、大橋にルーズボールが来たのは日ごろの善い行いが実を結んだんじゃないかな。それを落ち着いて、本当に落ち着いて決めた。以前の彼ならば確実にGKの手に当てたか、それとも大きな宇宙開発でスタジアムをため息が包んだことだろう。
逆転弾の町野のヘディングも素晴らしかった。マークの相手が途中から交替で入ってきたシルバ選手だったと思うが、完全に振り切って、そして見事なシュートとなり、GKの前に入ってコースを変えた直輝も本当に素晴らしかった。複数点となったのが8月最後のセレッソ戦以来だから、本当に長い間ゴールが遠かったし苦しい試合が続いていた。
これで降格圏からの脱出に成功したけど、勝ち点差はわずかに1なので、これからも厳しい試合が続いていきます。今シーズン中にスタジアムで試合観戦できるかしら。