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国際的視点/携帯電話通話料、東京はNYの3倍以上

2007-09-05 00:40:55 | ニュース
こういう「国際的スケール」で計ると、分かりやすいね。











携帯電話通話料、東京はNYの3倍以上(抜粋)
8月28日 読売新聞

2006年度の東京の携帯電話の通話料金は

1分あたりの単価で比べると

「ニューヨークの3倍以上も高い」ことが

総務省が28日発表した電気通信サービスの内外価格差調査でわかった。

毎月の通話料金(基本料を含む)は

東京も「おおむね平均的な水準」だが

「通話時間を含めて比較すると割高」

な実態が浮き彫りになった。


<調査>
①今年3月末の世界7都市を対象に
②その国の最もシェアが高い会社の代表的な料金プランを比較
③東京はNTTドコモを採用

④その結果

(月額料金)

東京 3800円
ニューヨーク 3900円

(月平均の音声通話時間)

東京 97分
ニューヨーク 672分

(「分単位」の通話料)
東京 39・4円(7都市中3番目に高)

ニューヨーク(着信にも料金がかかるため通話料金を2倍として計算) 11・7円











高っ!

さらに詳しくつっこんでる記事。











携帯通話料 東京は3番目でNYの3倍 世界7都市比較(抜粋)
8月29日 毎日新聞

<世界主要7都市の通信料金を比較した調査結果>
対象:東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ストックホルム、ソウルの7都市
為替レート:今年3月末時点
(携帯電話の1分当たりの通話料金)

ロンドン 48円
パリ 41円
東京 39円(3番目の高さ)
→最も安かったニューヨーク(12円)の約3倍

(月額料金)
東京 3800円(4位)
パリ 6300円(1位)
デュッセルドルフ 1800円(最下位)


<各国の事情>
ニューヨーク:音声でも一部定額制が導入され、大量使用・廉価型となっている(12円)
ソウル:全般的に通信料金が安い(19円)


携帯電話の使い方は

通話時間や、メール・データ通信と通話の配分などで

都市間に大きな違いがある。

そこで東京の標準的な携帯ユーザーの利用形態をもとに

通話、メール、データ通信を合わせた月額総料金を比較したところ

東京 5100円(4位)

1位 パリ(6000円)
2位 ニューヨーク(5900円)
最下位 ソウル(3300円 最も安い)


<ブロードバンド通信との比較>
①インターネットの固定ブロードバンド通信では定額制料金の導入や
②活発な企業間競争の結果、東京の料金は6年連続で最安となり
③携帯通話料金との違いが鮮明に出た


大手3社による寡占状態や

携帯端末を1円で売る代わりに通信料で元をとる「販売奨励金」の慣習が

割高の背景と見られ

値下げの余地があることが浮き彫りになった。











最後の月額総料金というのは

「どんだけ使ってるか?」であって

安い、高いのハナシとは別ですね。



一瞬、4位なら「真ん中」じゃん

とか思っちゃいました。



月平均の音声通話時間が

東京 97分
ニューヨーク 672分

なワケだから

「比較できない」

ですよね。



今回の結果から見ると

四の五の言わずに

「安くしなさい」と言いたくなりますね。



「携帯電話の売れ行きが悪くなる」

なんてコトバも出てくるだろうけど

「まやかしの安さ」

に頼った販売手法自体

問題でしょ。



一時的に

影響が出たとしても











これはマチガイナク「改善」ですよ。
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