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お手軽ショーバイ/「身につけるだけで脂肪燃焼」は誇大広告 業務停止命令

2007-09-02 17:19:23 | ニュース
担当者は「やせる思い」でしょう。












「身につけるだけで脂肪燃焼」は誇大広告 業務停止命令(抜粋)
2007年08月24日

「身につけるだけで脂肪燃焼」
「ヤセたかったら、とにかく座ってて!」
「2カ月で34キロ減!」

などのうたい文句で

サンダルやクッション、枕などを販売していた通信販売会社に対し

経済産業省は24日

「広告に根拠がなく」

特定商取引法違反(虚偽・誇大広告、広告表示義務違反)にあたるとして

3カ月間の業務停止を命じた。

業務停止を命じられたのは

「ビューティー・アートセンター」と
「通販エクスプレス」(いずれも東京)

の2社。


<経産省>
①2社は、身につけたり座ったりするだけでやせられるとして
②体験談や写真も掲載した枕やサンダル、Tシャツなどのチラシを、新聞の折り込みや郵送で3~4回配布
③06年度で計約2万5000人に販売し、計約3億5000万円を売り上げた

経産省が2社に対し

④やせ効果や若返り効果の合理的な根拠を示す資料や、写真や体験談が載ったモデルの情報について提供を求めたところ

「調査中」
「もう勘弁してください」などと書かれた文書が提出されただけで

⑤根拠を示さなかった

⑥また、2社とも、広告では登記簿上の正式な会社名を使わず、別の社名を使っていた











やっぱりねー・・・。



しかし

「お手軽」

ですねえ。



根拠を「捏造」する必要もなく

テキトーな写真をでっち上げるだけで

「計約3億5000万円を売り上げ」。



イカサマとは思っていても

そこまで「根拠なし」とは思いませんでした。



「もう勘弁してください」だって











今頃「2万5000人」が叫んでるよなあ。
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超人気ホテル/「お客様は難民ではない」ネットカフェの業界団体が声明

2007-09-02 00:32:14 | ニュース
難民ではなくても、「お金に困っている」のはマチガイナイ。











「お客様は難民ではない」ネットカフェの業界団体が声明(抜粋)
2007年8月29日

お客様を「ネットカフェ難民」と呼ばないで──。

最近の報道などでよく用いられるようになったこの言葉について

日本複合カフェ協会(JCCA)が使用を止めてほしいと訴えている。


<JCCA>
①インターネットカフェやマンガ喫茶の業界団体
②加盟企業は8月末で235社、各社が運営する店舗は全国に1,361店


JCCAによると

「ネットカフェ難民」についてのセンセーショナルな報道の影響により

「風評被害で実際に利用者が減っている店舗」

もあるという。

加盟企業から協会としての公式声明を求める声もあって

7月17日には「いわゆる『ネットカフェ難民』について」という文書をJCCAのサイトに掲載。

そもそも「難民」とは

「戦禍・政難を避けて放浪する亡命者」だとする「広辞苑」の定義を紹介しながら

「一般社会と隔たりのあるケースにおいて『○○難民』と安易に定義づける傾向を私たちは危惧している」

などとコメントしている。

なお、JCCAによれば

深夜にネットカフェを利用する人の中には

「定職に就くことが難しい人もいる」

ことは認めており

地域によってはその数が多いこともあるという。

ただし

「これを大きな社会問題だとする見方」

には疑問を投げ掛けるとともに

「お客様は難民ではない」

と強調している。


<厚生労働省>
①8月28日に公表した「住居喪失不安定就労者の実態に関する調査」では
②ネットカフェなどに寝泊まりしながら不安定就労に就いている人の実態を報告している
③この調査にあたっては、JCCAにも協力の打診があったが
④「ネットカフェ難民ありき」の調査だとしてJCCAでは協力を断わった











厚労省の調査では











ネットカフェ難民、全国に5400人…4分の1は50代(抜粋)
8月28日12時51分配信 読売新聞

定住先がなく、ネットカフェや漫画喫茶で寝泊まりするいわゆる

「ネットカフェ難民」は

「全国で推計約5400人」

に上ることが

28日、厚生労働省による初の実態調査でわかった。

うち半数は

派遣労働やパートなど不安定な職に就いていた。

住所がないと安定した職にも就けない現実を反映している。


<厚労省>
「就職と家の確保ができる支援を同時に進めることが必要」
→来年度予算概算要求に支援策の事業費を盛り込んだ


<ネットカフェなど>
①1時間200円前後で利用できるところが多く、一晩過ごしても1500円程度
②このため、ネットカフェ難民が若者を中心に徐々に広がっているといわれる
③路上生活者よりも実態がつかみにくく、「見えないホームレス問題」とも指摘されている











いやあ

「見えないホームレス」?



こりゃあ、ひどい「風評被害」だねえ。



でも











「ネットカフェ難民」が強盗 マンガ喫茶の店員脅す(抜粋)
2007年8月29日

マンガ喫茶で店員を脅し現金を奪ったとして

千葉県警松戸署は29日

強盗容疑で住所不定、無職容疑者(35)

を逮捕した。

松戸署は生活資金の工面についても調べているが

「ネットカフェ難民」

とみている。

容疑者は所持金がほとんどなく

「都内を中心に寝泊まりしていたが、金が底をつき2日ほど何も食べていなかった」

と供述している。











ネットカフェ難民が連続置き引き 5千円以下で「仕事」(抜粋)
8月3日 産経新聞

「ネットカフェ難民」を続けながら

熟睡した客を狙った置引を繰り返したとして

警視庁少年事件課は

窃盗の疑いで

東京都足立区の無職の少年(18)を

逮捕した。


<事件概要>
①少年は家出中で今年4月以降はアルバイトも辞め
②新宿や上野、北千住のネットカフェで寝泊まり

「手っ取り早く生活費を稼ぐため、手持ちが5000円以下になると置引していた」

③17件、少なくとも計34万円の置引を自供

④個室に鍵が掛からない店舗を狙い、防犯カメラの位置を確かめた上で犯行に及んでいた
⑥6月22日午前7時50分ごろ
⑦足立区千住の「エアーズカフェ北千住店」で、個室で寝ていた男性会社員(29)のテーブルから
⑧現金16万円が入った財布を盗んだ疑い
⑨犯行後に弟(15)と一緒に広島や京都を旅行
⑩新幹線を無賃乗車してJR東京駅で職務質問された際、他人の学生証を持っていたため犯行が発覚
⑪都内のネットカフェでは今年1-6月、4356件の置引被害が発生











「ネットカフェ難民」が詐欺で逮捕(抜粋)
06/01

同僚にサラ金のカードを作らせてだまし取ったとして

警視庁大井署は

詐欺の疑いで

住所不定、無職容疑者(43)

を逮捕した。

容疑者は「ネットカフェ難民」で

「金に困ってやった」

と容疑を認めているという。


<事件の概要>
①容疑者は、だまし取ったカードで現金約150万円を引き出したとみられる
②都内の派遣会社に登録して働いていた今年3月
③同じ派遣会社で働く男性(32)に「おれに投資すれば金を倍にしてやる」などと持ちかけ
④男性にサラ金のカードを作らせて詐取した疑い











「ネットカフェ強盗」と

「置き引き」は

確かに「ネットカフェが舞台」だけど

詐欺は

「住んでいるところがネットカフェ」

というだけであり

ちょっと毛色が違う事件だ。



結局

「食い詰めている人」が集まりやすい環境だから

そこを根城にしている人が

「事件を起こす可能性が高くなる」

ってのは仕方のないことのような気はする。



この「難民問題」は二つの内容を含んでいる。



ネットカフェ側からすれば

自分でも認めているように

「定職に就くことが難しい人が利用することが多い」

ワケだから

もっと

「クリーンで防犯もきちんとしています」

というイメージを打ち出す必要があるはずだ。



ずっと以前、コンビニ強盗が多かった。



それは

「深夜、一人で店を開けていたから」だ。



24時間営業で同じような営業をするのであれば

「当然、備える必要がある」し

17件34万円も「置き引き」される店を

「安全」とは言えない。



「風評被害」と抗議するなら

防犯関連に関しても充分な措置をして

少なくとも「店内での事故」を減らすべきだろう。



他の記事で

「せっかく増えた女性客が減った」

というカフェ側のコメントを見たけど

「列車、サンダバード内での暴行事件」や

「ペッパーランチでの暴行事件」のように

衆目のある場所やちゃんとしたレストランチェーンでも

「安心できない」のに

「食い詰めた人が集まって」

「強盗事件が起きる」ようなところに

好き好んで出かける人はいないだろう。



スタッフが定時巡回するとか

非常ボタンがあるとか

防犯カメラの増設とか

いろいろあると思うけど

できることは全てすべきだ。



もう一つは

行政側。



はっきり言って

「ネットカフェ難民を救出しよう」

っていうのは

「近視眼的なハナシ」だ。



記事で

「住所不定、無職」を

「ネットカフェ難民とみている」

というクダリがあるけど

「住所不定、無職」は

「住所不定、無職」でしょう。



わざわざ

言い換える必要はない。



これが

「簡易宿泊所」や

「カプセルホテル」なら

「カプセルホテル難民」とは言わないはずだ。



本当は

「ホームレス」や

「食い詰めてる人」

「生活保護を受けている人」

はいっぱいいる。



公園の美化のために

「路上生活者は追い出し」ておきながら

「ネットカフェ難民」に対しては

「就職と家の確保ができる支援を同時に進めることが必要」(厚労省)

として

「来年度予算概算要求に支援策の事業費を盛り込んだ」そうだ。



所詮

「全国で推計約5400人」だ。



本当に援助を必要としてる人は

遥かに多いのに

「楽なところ」で

実績を上げようってワケだ。



いい例が

「生活保護に対すること」。



この前

「北九州・生活保護打ち切りで餓死」した事件があったけど

地方に投げっぱなしで

「全く動く気配なし」。



コーローショーさん

「就職と家の確保ができる支援を同時に進めることが必要」

というなら

今「衣食住」に困ってる人、全てに対して

対応してください。



四の五の言う前に











まずは「地方格差」をナントカしましょう。
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