恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

委員決め・席替えトレード

2007年09月04日 | 恐懼とか
2学期に入って改めてクラス役員の改選を行なわなければなりません。
なんちゃら委員とかなんとか係とか。

中でも特に大事になってくるのがクラスの核となるクラス委員。いわゆる学級委員。
一応どの委員も立候補制を敷いているので、だいたいは友達で誘い合わせて、
これやりまーす、みたいな感じで決まっていくんですが、
このクラス委員だけはどういうわけか全然決まらないんです。
1学期の時はそれなりに出来そうな生徒が立ってくれたんですが、
どうもその仕事内容が大変そうだってことで、2学期は誰も出ないわけで。

いやー。困った困った。
担任サイドとしても色々な連絡を伝えてくれるまとめ役のこの委員がいないと、
色々な部分で業務に支障をきたすわけで、何とか決めてしまいたいのです。
たぶんこいつならやってくれるだろうなぁってやつもなんか目を逸らしてるし。

こうなったらしゃあない。切り札的な手段でつり出すしかない。
「いやー、困った。これが決まらないと席替えの時間なくなっちまうなぁ」
と、いってみる。するとこれが効果大。
高校生にとって席替えというのは退屈な毎日の中での数少ないカンフル剤。
席替えをするということに想像以上の熱意を傾けるものです。
それが委員決めが終わらないことが出来ないなんて・・・
こんな感情を逆手に取ったわけですが、これが大的中。
モノで釣るという大人の汚い手ですが、これで生徒も納得している様子だし、
まぁしゃあないのかなと。
こういうときのクラス経営はマキャベリズムでいかなきゃいけませんね。

恐懼謹言。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする