2週に渡りビールを造りました。ここでは、Myビール造りをした時の経過を紹介します。PANGAEAツアーでビール造りの経過を紹介しておられるBlogはこちらです。私はPANGAEAのツアーではペールエールチームで造りました。
Myビールのコンセプトは、「大手メーカーのビールを飲んでいる人でも気軽に飲むことができる、グレープフルーツ風味のホワイトビール」です。
そのグレープフルーツは、前日に近くの西友で買いました。当初は3,4個でいいかなと思っていたのですが、担当の方とのメールのやり取りの中で、3,4個では香りがほとんどつかず、10個くらいが適当と知ったので、西友で10個買って、持って行きました。
ここで少し、ビール造りについて書きます。
・スタッフの方と相談
どういうビールを造りたいかをスタッフのN女史にお伝えして、麦芽の種類や量を決めます。私は上記のコンセプトを伝え、ネストビールのホワイトエールで使う小麦ではなく、別の麦を使いました。
・麦芽の計量
打ち合わせで決めた麦芽を計ります。
・麦芽の破砕
計った麦芽をミルで破砕します。
・糖化
破砕した麦芽を入れて煮沸します。ここで温度を測りながら、65℃まで上げます。釜の中で温度にムラが発生しないようによく攪拌して、煮沸釜の下からジョッキで麦汁を取り出して、煮沸釜に戻す作業を行ないました。
糖化の終了は、ヨウ素テストで行ないます。
・グレープフルーツの準備
作業と作業の間には10分から40分の時間があるので、その時にグレープフルーツの準備をします。
・ろ過
ここで加熱して、ジョッキで静かに麦汁を下から上に注いでいると、次第に麦汁がクリアーされます。
・麦汁の移動とスパージング
ジョッキで麦汁を移動させます。また同時に麦芽に新しくお湯をかけて麦汁を洗い流します。スパージする時はじょうろを使います。
移動させる釜には、量の目安になる白い線まで入れます。
スパージが終わった後の麦芽です。スパージ後なので、麦汁が透き通ってます。
・麦芽粕の取り出し
釜から麦芽粕を取り出します。
・煮沸とホップの投入
煮沸させている中にグレープフルーツの果汁や皮を入れました。また、苦味や香りをつけるためにポップを入れます。私はチヌークを入れました。
沸騰中
・麦芽冷却
雑菌が入らないようにパックされたバケツに移動させます。
・ラベル
作業の合間に、ビンに張るラベルを決めます。いくつかテンプレートがあり、そこから縦型、横型や写真の幅、ビールのタイトルなどを決めました。私は写真を持ち込み、取り込んでもらいました。
ここで、当日の作業は終了です。3週間後にできあがります。
途中、味見をしたのですが、酸味と苦味がある微妙な感じでした・・・・この後の変化が楽しみです。
15L造ったので、330mlで45本のビンができます。2週連続で行った理由の1つに、家に届いた後の保存の仕方や飲むペースがあります。当然ながら冷蔵庫には全部入る訳もないので、常温状態で置いておきますが、暑くなってくると中身が悪くなりそうな気がしました。よって、熱くなる前に飲めるだけの期間を取りため早めに行くことにしたら、結果的に2週連続となりました。
いい物ができれば45本は楽しみですが、変な物ができれば45本は苦行以外何物でもないですね。
いい物ができますように。
美味しいビールが出来ることを期待してます。
でも僕も1度木内でうちで作った経験から言って、あんまり期待しすぎないことも大事なことです。なんて。
考えてはいけないですよね。
苦味と酸味のあるビールなんてできたら・・
((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル