グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

レゴブロックの鉄道(続)

2006年05月11日 | 模型・車両
関山鉄道さんから、素敵なコメントをいただきましたので転載します。是非写真をご覧になってください。フルドームカーが素晴らしいです。

Quote
GNがお好きなそうですが、レゴにはBNSFのディーゼル機関車(GP38)という製品が存在します。
http://guide.lugnet.com/set/10133
(レゴの鉄道シリーズは伝統的に独逸型が多いのですが、最近はアメリカ型も増えています)

日本での一般販売はされていませんが、現行製品なので個人輸入などで入手することは可能です。ご興味ありましたら入手方法など問い合わせください。

なお、拙作のほうは完全に自由形のお遊びです。本当に恥ずかしいやらなんと言いますやら。それにしてもディーゼルや蒸機より電機が好きな私としては、GNやミルウォーキーの山岳電化区間は興味が尽きません。電機牽引時代の「エンパイアビルダー」は何時かはレゴで作ってみたい題材ですね(Y-1辺り、格好いいですよねぇ……惚れ惚れします)。

ちなみに背景に写っている客車はサンタフェ鉄道のフルドームカーの再現です。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=83092
内装も作りこんでいます。内装を作り、フィギアを載せることが出来るのはレゴのメリットといったところでしょうか(笑)。
 これも何時かは、GNのフルドームに発展させたいと思う由です。

なお、
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=81363
他、自由形や欧州型のモデルを造っておりますので、宜しければご覧下さい。

レゴブロックの鉄道

2006年05月10日 | 模型・車両
 レゴブロックで鉄道を楽しんでいらっしゃる方のページを見つけました。
http://legotrain.bblog.jp/entry/284442/
この中に、グレートノーザンの電気機関車が生き残ってアムトラックになったらという設定の機関車をレゴブロックで作成されているのを発見しました。抜粋すると、

設定としては上記事情を加味し、
「グレートノーザンorミルウォーキーの電化廃止はなかった」
「アムトラックが、その線区で旅客列車を運行している」
「1980年代に、老朽化した関節式電機の足回りを流用して車体・機器は新造した」
という風に固めてみました。

とのことです。写真を載せさせていただきます。

横浜の模型屋さん

2006年05月09日 | 一般
 連休中に横浜に行く機会がありましたので、模型屋さん巡りをしてきました。今回は、フォムラスと篠原模型店に行ってきました。
 フォムラスは、いつもながらに外国型がたくさん並んでいます。窓側のショーウィンドーが空っぽになっているのは、よく売れているということでしょうか。最近は、Yahoo!オークションにもよく出品されています。GNは少なかったのですが、TIMKENの1111(フォーエーシズ)を見られたのが収穫でした。思ったより、深いけれども透明感のあるグリーンで、黒色以外の蒸気機関車好きの小生としては、ぐっとくる色合いでした。なお、TIMKENはローラーベアリングのメーカーです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Timken_1111
 篠原模型店は、昔ながらの何が出てくるか分からない型の模型屋さんで、米国型も結構ありますし、ハンダの跡も生々しい真鍮組み立て品が並んでいたりと、掘り出し物が見つかる気がする模型屋さんです。奥のレイアウトも少しずつ建設が進んでいて、バラストも撒かれ始めています。半田鏝の置き台にビールの缶が使われているのも良い感じです。

グレートノーザン鉄道のフルドームカー

2006年05月08日 | 実物・車両
(昨日のF‘Trackさんのコメントへの回答です)
F’Trackさん、私もフルドームカー、大好きです(でも模型ではまだ手に入れてません)。GNのフルドームカーは、結構生き残っておりまして、有名なものは、American Orient Expressに生き残っています(写真)。これは、元「Mountain View No.1392」と「River View No.1395」の2両です。
http://www.americanorientexpress.com/html/train/Fine_Dining.html
No.1391 Ocean Viewは、AMTRAKに買い取られて、今もEmpire Builderの1両となっています。また、No.1391 Glacier Viewは、BNSF のInspection Carとなっています。詳細は、Great Northern Empire (ホームページ→Rolling Stock→Passenger Car→Preserved→Dome cars)をご覧ください。
http://www.greatnorthernempire.net/
 模型(HO)では、まもなくWalthersが製品化してくれる(はず)予定ですので、それを楽しみにしております。今回のKato製品(N)では、1951年バージョン(と思われる)のため、フルドームは製品予定に入っておらず、通常のドームカーのみとなっています(フルドームは1955年バージョンのエンパイアビルダーから含まれます)。

KATOがNゲージでEmpire Builderを!

2006年05月07日 | 模型・車両
 KATOがNゲージで、グレートノーザン鉄道のF7A+B、スムースサイド客車の発売を予告しています。これで、いわゆるエンパイアビルダー塗装(オレンジとグリーンに黄色のストライプ)のEmpire Builderを実現することができそうです。湘南電車の色にインスピレーションを与えた列車ということになります。
 値段は、機関車1両85ドル、客車は4両セットで100ドルとのことです。すでにKATO USAに写真入りで予告が出ています。また、GNGOATのModeler’s Pageでも話題になっていますので、発売は確実のものと思います。発売予定時期は、2006年5月(今月)となっております。
http://www.katousa.com/

グレートノーザン鉄道と湘南電車

2006年05月06日 | 実物・歴史
 閉館まであと1週間となった交通博物館のHPでグレートノーザン鉄道の名前を見つけました。「よくある質問」の中の「湘南電車はみかん色?」です。
http://www.kouhaku.or.jp/faq/color_a03.html
 湘南電車がグレートノーザン鉄道のエンパイアビルダー塗装を参考にしたとの話は聞いていましたが、交通博物館のページでしっかり確認できたのは幸いでした。更に、『「沿線の名物"みかん"の実と葉を象徴した色」というのは、後の宣伝用キャッチフレーズらしい。』との文書もあるのには驚きでした。以下全文を転載します。

Q3 湘南電車は"みかん"色?
A3.湘南電車――1950年(昭和25)、湘南地区を含む、東京~沼津間の客車列車を電車化するために新しく製造、投入された電車の愛称だ。オレンジ色と緑色に塗り分けられた斬新なカラーリングは、どんな経緯で採用されたのだろう。この配色については、開発にたずさわった故 黒岩保美氏(元 国鉄車両設計事務所勤務)の残したエピソードが面白い。参考になったのは、当時のアメリカのグレート・ノーザン鉄道(現BNSF:バーリントン・ノーザン・サンタ・フェ鉄道)の特急エンパイヤビルダーだという。この客車の色をヒントにして誕生した最初の湘南電車の配色は赤味が強く、ぶどう色1色だったそれまでの電車に比べ、とてもどぎつく感じられたようだ。そのため、二次車からは黄色味の強いオレンジに変更し、以後、この配色が湘南形をはじめとする多くの長距離形電車の標準色となり、現在に至っている。「沿線の名物"みかん"の実と葉を象徴した色」というのは、後の宣伝用キャッチフレーズらしい。


(ちょっと脱線)京浜急行

2006年05月05日 | ちょっと脱線
今日は横浜に行く用事があったので、京浜急行に乗りました。松本亭さんのページで見ると2100系のようです。泉岳寺から三崎口行きの特快で、全席クロスシート、テレビまでついてます。いつも、ロングシート(しかも地下鉄)しか乗ってないので、品川から外に出たら、鉄ちゃんハイ状態になってしまいました。しかも抜群の加速感。線路と沿線の家が近いこともあって、高速感もたっぷりです。天気も良くて、短いながらもすっかりはまってしまいました。あっという間に横浜についてしまい、ちょっと降りるのがもったいなく思えたほどです。模型もいいですが、時には実物にも乗らないといけませんね。

ヴァンダービルト・テンダー

2006年05月04日 | 実物・歴史
(昨日のF‘Trackさんのコメントへの回答です)
 グレートノーザン鉄道で数多く利用されている、円筒形の水タンクを特徴とするのが、ヴァンダービルト・テンダーです。円筒形タンクの優位性は、①普通の四角いテンダーに比べると、少ない鋼材で同じ体積の水を収容できる、②四角い箱より円筒形の方が強度が高い、③したがって四角いテンダーより軽量等があります。以上は、以下のHPからの受け売りです。(このHPは、ワークスKさんのBBSの2005年5月8日に紹介されています。)また、円筒形の方が、積んでいる水が安定するとの情報もあります(GNGOATより)
http://www.steamlocomotive.com/tenders/#vanderbilt
http://homepage2.nifty.com/kk_works/bbs_new/BBS_bk18.htm#[1799]
なお、なぜグレートノーザン鉄道が数多くヴァンダービルト・テンダーを採用したかは、GNGOATでも「不明」とされており、謎となっています。この謎の回答のひとつになりそうなのが、「ヴァンダービルト家」です。ヴァンダービルト家は、後に「提督」と呼ばれる初代コーネリアス・ヴァンダービルトによって一代で築きあげられた大財閥です。この4代目(ニーリー)がこのテンダーの特許を1901年に取得しています。他方、初代(提督はNYCの創業者で、アメリカ鉄道界でホリエモンも真っ青な買収・乗っ取りを繰り返しております。以下は、ワークスKさんの「アメリカ型鉄道模型ブログ版」2005年11月26日版「NYC創業者の伝記」からの抜粋です。
http://works-k.cocolog-nifty.com/page1/cat4287560/index.html
「ところで、本書を読むもう一つの興味は、ヴァンダービルト・テンダーの特許を1901年に取得した人物についてです。「提督の孫」という認識だったのですが、どうも4代目、曾孫のコーニリアス・ヴァンダービルト3世(愛称はニーリー、1871-1942)の様です。直接的な記述はないものの、p218に「ニーリーは(ニューヘブンのエール大学機械工学)修士課程を終えて、ニューヨーク・セントラル鉄道の仕事に励み、新しい機関室を開発し、列車の故障を解消した。彼の発明は成功を収め、ヴァンダービルト鉄道のほとんどの機関車に設置され、おかげで、ニューヨーク・セントラルは何十万ドルもの修理費を節約することが出来る。ニーリーは機関車工学の天才とうたわれた」とあります。一族の中で技術に言及されているのはこの人物だけですから、間違いないと思います。また、鉄道模型大辞典に書いていただいた内容によればヴァンダービルド火室なるものがあるとのことです。
http://hpcgi2.nifty.com/kk_works/usdb.cgi?pp=26」
ヴァンダービルト家については、下記のHPが要約を書いており、分かりやすいです。
http://plaza.rakuten.co.jp/HEAT666/diary/200410210000

なお、最後に、小生もいくつかヴァンダービルト・テンダー(HO)を持っています。グレートノーザン鉄道の蒸気機関車としては、S-1(4-8-4), Q-1(2-10-2), M-3(2-6-8-0), N-3(2-8-8-0)の4両です。写真はM-3です。

GゲージのGN蒸気機関車P-2

2006年05月03日 | 一般
 Gゲージで製作されたグレートノーザン鉄道の蒸気機関車P-2です。gngoatで話題になったものです。
 この機関車の製作記は写真入りで、詳細に下記の掲示板(英文)に掲載されています。感動ものです。是非ご覧ください。(ページ数は結構多いです)
http://www.mylargescale.com/forum/topic.asp?TOPIC_ID=36707&whichpage=10
 この機関車は、the East Coast Large Scale Train Showで、キットバッシング部門で優勝、ショー全体で第2位を獲得したすばらしい作品です。ちなみに、アリストクラフトのパシフィック2両を繋ぎ合わせて作られたそうです。

On30 Skelton Log Car

2006年05月02日 | On30
 シェイに牽かせるために買ったものです。バックマンのプラスチック製ですが、木製台枠の質感といい、ボルトの表現といい、結構手が込んでいます。載せている材木がやけに重いのが気になるところです(On30関係の掲示板では100円ショップで売っているすだれに積み替える話等が話題になっています)。3両1セットです。