沖縄・台湾友の会

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「この裁判はバイデン一味のペテンだ」とトランプ有罪に控訴を訴える    左翼の拡大悪用、軽犯罪を重罪にすり替える穢い司法戦術

2024-06-01 16:36:17 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024)6月2日(日曜日)
      通巻第8274号  <前日発行>
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 「この裁判はバイデン一味のペテンだ」とトランプ有罪に控訴を訴える
   左翼の拡大悪用、軽犯罪を重罪にすり替える穢い司法戦術
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5月30日、ニューヨーク州裁判所で、NYタイムズの読者が大半の陪審員たちはトランプ前大統領の口止め料問題で34項におよぶ財務処理改竄疑惑を「有罪」と結審した。本来なら軽犯罪扱いだが、左翼裁判は軽犯罪どころか重罪に、ロジックをすり替えた。

トランプ前大統領は記者会見をひらき、「すべてはバイデンとその仲間のやったペテン裁判であり、もちろん控訴する」と述べた。
 メディアの報道ではトランプ支持の一部の有権者を引き離す可能性が高まっているとしたが、逆にトランプへの政治献金はたちまちにして54億円を越えた。

そもそも、このへんてこりんな裁判は選挙妨害の最たる悪例である。トランプ前大統領が有罪となり、懲役刑を宣告される可能性は十分にある。司法制度を左翼は巧妙に活用し、政治武器としたからである。

トランプは大統領になって恩赦を発動するだろう。
けれども米国憲法第二条第二項は軍の最高指揮官として弾劾に関する恩赦を認めても、州法には適用されない。大穴はこれだ。
NY州裁判で恩赦を命令できるのは大統領ではなくNY州知事である。NY州知事は赤い左翼、NY市長も救いのない左翼。結局、最高裁での逆転を待つしかない。

ほかに三つの裁判をかかえ、弁護士費用だけでもトランプ陣営の資金が枯渇しかけている。これがバイデン選対本部の狙いである。

機密文書の持ち出しは ヒラリー・クリントン、ジョー・バイデン、マイク・ペンスも同様に機密文書所持が発覚したが、起訴されたのはトランプだけ、不公正きわまりない。

ヒラリーが機密を持ち出し、証拠隠滅のためにスマホを金槌で壊したが、裁判では「軽弾みだが、犯罪性は認められない」とのけぞるような結審だった。

2020年の大統領選挙は不正が発覚し、トランプは結果を否定した。2016年の結果に関してはヒラリー・クリントンとジョー・バイデンが否定した。

トランプの汚職疑惑が徹底的に捜査される一方で、ジョー・バイデンの外国との関わり(ハンター氏を通じて)は露骨なまでに隠蔽されている。ハンター・バイデンのラップトップ事件はFBIが一年前から証拠物件として保有しており、検証するのは簡単だった。
にもかかわらず、FBIはフェイスブックやツイッターにフェイクニュースと伝え、ニューヨーク・ポストの記事の共有を禁止するよう勧告した。
いったいFBIは誰の味方か?


 ▼魔女狩り、検察官は狂人だ、とトランプ

メリック・ガーランド司法長官は、「公明正大に、かつ緊急性をもって、この事案を完了させるために正しい選択」だなどといって特別検査簡易スミス検事を任じたが、トランプ前大統領はスミス検事を「狂人」と呼び、自分に対する「政治的魔女狩り」を率いているとしている。

スミス特別検察官はトランプ前大統領を2回起訴した。2020年大統領選の結果を覆そうとしたという言いがかりと、機密資料を不正に取り扱った事件である。
スミスは以前、バージニア州知事を汚職容疑で有罪にしたが、最高裁は全員一致で覆した。要するにスミスは陪審員を欺いたのだ。

ジョージア州選挙干渉では地方検事のファニ・ウィリスがトランプを起訴するために彼女が選んだ外部弁護士が、嘗て恋愛関係にあったネイサン・ウェイドだったことが判明した。

民事判決では3億5000万ドル以上の支払いを命じられた。
銀行はすでに利子付きで全額返済されていた。トランプはマール・ア・ラーゴの価値は4億2650万ドルから6億1200万ドルであると主張したが、エンゴロン判事がマール・ア・ラーゴの価値は1800万ドルから2760万ドルであると主張しトランプ氏の評価額と市場価格を比べて、リンゴとオレンジを比較しようとした。
 いずれの裁判も魔女狩りに近い。
キャロルという女性が、20 年以上前の 1990 年代後半にドナルド トランプから性的暴行を受けたと告白した。この事件の時効は過ぎていたが、ニューヨーク州は前例のない行動を取り、キャロルがトランプを告発した時点まで遡って、性的虐待の申し立てを 1 年間行えるようにした。
最終的に陪審はトランプがキャロルをレイプしていないと判断した。

これらはすべてトランプの印象を悪くするための情報操作の一環であり、伝統的に左翼がもっとも得意とする戦術である。
あまりに不公平で偏向した裁判の連続は、かえってトランプ支持者が岩盤を強固なものにしている。

 「わたしは犯罪者の味方です。アメリカが破壊される? それがなにか?」 犯罪者を勇気づけ、警官の牙を抜くのがボストン市長だ。

2024-06-01 16:35:14 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024)6月1日(土曜日)
        通巻第8273号  
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 「わたしは犯罪者の味方です。アメリカが破壊される? それがなにか?」
犯罪者を勇気づけ、警官の牙を抜くのがボストン市長だ。
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ボストン市長はミシェル・ウー。39歳の女性。赤い思想の持ち主でアメリカの破壊が望みらしい。
ウー市長は犯罪都市として悪名高いサンフランシスコ、フィラデルフィア、シアトル、デンバー、ニューヨークなどリベラル派拠点の誤った方向へ市制の舵取りを切った。リベラルな都市では窃盗や自動車窃盗などの財産犯罪が急増している。

 ボストン市長ミシェル・ウーは、特定の犯罪を非犯罪化したい、万引きや治安妨害などの犯罪を起訴から除外し、住居不法侵入、故意による悪意のある器物損壊、250ドル以下の窃盗、不法侵入といった「軽犯罪」を起訴対象外とする。

 とくにボストン警察のギャングデータベースの閉鎖を支持し、一方で、抗議活動に関与したボストン警察の職員を解雇することも支持している。

警察のギャングデータベースは、ボストンの住宅団地で何年も活動していた暴力的なストリートギャングなど40人の個人を連邦政府が摘発する上で、特に重要な役割を果たした。

警察予算を市の他の優先事項に再配分することを約束しており、催涙ガス、ゴム弾、警察犬の使用をなくすことで法執行機関の「非軍事化」を信条とする。 
要するに犯罪者を勇気づけ、警官の牙を抜くのだ。