また、コロナが蔓延してきた。
年寄りは静かに暮らすしかない。どこへも行けない。
2015年4月に「フイリッピンの棚田巡り」を行った。その報告です。
ヌエヴァ・エシハ州の「バレテ峠」に来ました。 日本の慰霊碑群です。
ここバレテを巡る山野は1945年1月から半年に亘り、日本軍と米比軍が壮絶な死闘を続け阿修羅の鮮血で染められた天地慟哭の戦跡である。
この決戦は北部ルソンの命運をかけ祖国のため1万7100名の両軍の戦士が砲火の中に散った。
ここにその遺烈を偲び鎮魂の祈りを捧げ人類永遠の平和を願ってこの碑を建てました。
手前に見えるのが日本の慰霊碑群。
正面の山を中心に第10師団(鉄兵団)主力が防禦陣地を構築して、
昭和20年2月から5月まで血みどろの死闘を演じましたが、
5月23日に米軍に突破されてしまいました。
眼を北部に移すと、山々です。
この山には今でも遺骨が残っています。
静かに眠って下さい。
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