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ホルマリンのマンネリ感

北海道在住、ホルマリンです。旅行、怪しい珍スポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、昭和レトロなどなど…。

札幌ミステリー調査局 第1回

2014-06-03 11:36:02 | 好きです札幌
6月の新企画、いきま~す。
札幌市内にはびこる不思議情報、謎・ミステリー物件などを管理人・ホルマリンが調査していこうというものです。
なにやらグダグダ企画になりそうな予感がしますが・・・第1回どうぞ。


南区滝野で、例の宇宙人が増殖しているらしい。


「滝野の宇宙人」といえば、かつて当ブログでもチラッと紹介したことがあります。

これは2008年に遭遇し、撮影していたものです。
何の説明もなしに、なぜか山奥の一本道にポツンと一枚、胸にはQRコードという謎過ぎる看板でした。
この時はコードの読み取りはしなかったので謎のまま終了。
後にこの場所を通りかかったときには、すでに跡形も無く消滅していて、結局その正体は分からないまま迷宮入りしてしまっていたんですね。

たま~に思い出しては「あれは一体なんだったんだ・・・?」とモヤモヤしつつ、早6年。
今回の情報が舞い込んできたというわけです。

場所は「南区滝野」というオオザッパな情報のみ。やはり滝野か・・・前回の場所と近いのか?
しかも聞くところによると、今回は3体も出現しているらしい。


・・・増殖している・・・。


やはり気になっている札幌市民もそれなりに居るようで、ネット掲示板で「あれは何?」とボヤいている人も。
うん、僕も気になるぞ!当ブログが喜んで解明してあげようじゃないか!!
6年越しの謎は解けるのでしょうか!?


5月某日。


この日は大学の授業開始時間が遅いので、空き時間を利用して滝野方面に向かう(もちろん愛用のチャリで)。
気温29度。暑すぎ!!
最近の北海道の真夏日連続は話題になっているようですが、この時からそうでした。
まだ5月だよ!どうなってんの?

巨大涅槃大仏のある珍スポット「仏願寺」を横目に見ながら、猛暑の真駒内通りをひたすら南へ。「芸術の森」を過ぎるといきなり山道になっていきます。

今回の探索、肝心の宇宙人看板については場所が全く不明。
目撃談が書き込まれていた掲示板で詳しく聞いてみればよかったかな~?なんて後悔しながら、支笏湖方面に向かう分かれ道に入って少し捜索。
しばらく道を進んでみましたが、無さそうだったので戻りました。

やはり、前回と場所は同じか・・・?

ということで、分かれ道のもう一つ、「滝野霊園」へと向かう山道へ。
数回チャリで通った事がありますが、結構アップダウンが激しく疲れます・・・。
こんな猛暑の日に勘弁してよ~!」なんて心の中でボヤきながら進みます(笑)。


札幌のマニアには有名なバスの廃車、現存でした♪ 山道の入口にあります。

道はどんどん山の中へ。
この山中に存在するミステリー物件の謎を、これから解明するのか・・・と少し興奮してきましたが。
かなり進んでも見当たりません(汗)。

「ここまで来て見つからなかったらムダ足にも程があるな~・・・」なんて散々心配したところで、

ついに・・・。


!!!

あ、あったぁー!!

これか。最近話題になっているヤツは。
確かに・・・3体も連なっている・・・。


6年越しの再会です。
相変わらず、な~んにも無い山道に何の説明も無くポツンと・・・。この不可思議さは尋常じゃありません。
1枚1枚手作りらしく、よく見ると目の位置や形が若干異なっていますね。糊のハミ出した跡もちょっと見えたりしています(笑)。


それにしてもこの看板、写真のようにトンデモナイ場所にあるので写真を撮るのがとても大変!
車が来ないのを確認しながらダッシュで1枚!さっさと戻る!
ダンプとかも頻繁に通り、交通量も激しいので危険極まりないです。


さぁ!さっそく正体を暴くぞ!

当初は「周辺住民に聞き込み調査」な~んて考えていましたが、やはり山の中なので通行人が全くいません(泣)。
仕方ない。

じゃーん!
手っ取り早く読み取っちゃいます!

こんなに得体の知れない看板なので、どんな場所にアクセスされるのか凄く不安。
まだ買って3カ月のスマホがぶっ壊れたらたまったもんじゃない。
まさに捨て身の調査です!


しかし・・・こんな道路の端っこで「バーコード読み取り」っていうのも無茶な話だよな・・・。
なかなか読み取れず、その間にも車がドンドン通過。みなさん僕を避けながら恐る恐る通って行きます(笑)。
皆さんすいません!しかも恥ずかしい!!
もし5月某日にこの場所を通りかかって、道端にたたずむ黒いシャツの男が居たなら、それ僕です。


そして苦労する事数分。


ピロリ~ン!
おぉ!出来た!

ついに6年越しの謎が!
どれどれ・・・。





「管理地600坪 売り地 貸地
問合せ 090-●●●●・・・」






・・・・・・。(^_^;)
そういう事だったのか・・・。


結論:
ただの売地・貸地のお知らせ看板でした(笑)。


完。


※札幌の謎&ミステリー情報を募集しています!
「こんなのを見た!」「こんな場所を知っている!」などありましたらコメント欄に是非!
僕の興味を惹くものがあれば、当コーナーのネタにさせていただきます。
コメント (7)
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札幌穴場スポット 第7回 おもしろ遊便館

2014-03-29 11:22:05 | 好きです札幌
おもしろ遊便館(札幌市南区常盤2条1丁目5-3)





 PCの容量が限界になったので取り込んだ写真を整理していたら、こんなネタが出てきました。最近は車ネタばっかりでしたので、久々のこのコーナーです。
 今回紹介するのは「おもしろ遊便館」という、公民館みたいな建物の2階に個人で展開されている私設の博物館です。取材は2008年となっているので、当時中学3年生(!!)ですね。確か「滝野霊園」に行く途中で偶然発見し、館長の奥さんにお話を聞きながらの取材、記事もきちんと書いたのですが結局ホームページで公開しないままお蔵入りのネタとなってしまいました。今回、せっかくなので当時の取材記事と共に載せようと思ったんですが、残念ながらメモ用紙は紛失していました・・・。という事でネット検索と当時を思い出しながらのうろ覚えの解説です。
 青い建物に掲げられた「日本初の展示館」の巨大文字が誇らしげなこの施設。館長の渡辺さんが趣味で収集した「おもしろ遊便」がギッチリ展示されています。なんでも、縦・横・高さの合計が90センチ以内の物であれば切手を貼って郵便物として送ることが出来るのだそうだ(生き物や危険物などは除く)。館長がこういった珍郵便を集めているのを知った知り合いの皆さんが、実際に館長宛てに送った実物が展示されているというわけ。写真を見てもらえれば分かると思いますが、館内を回ると実に様々なジャンルの物があって驚いてしまいます。思わず「こんなモノまで!!」と笑ってしまう郵便も数多く、非常に楽しい。
おもしろ遊便は、普通の手紙には無いユーモアを送り主に届ける事が出来る。そこが魅力です♪」と語る館長の奥さんの言葉が印象に残っています。

 あいにく館長には会う事が出来ませんでしたが、後日、ポストに僕宛ての手紙が入っていました。見たことも無い雪の結晶の形をしたハガキ(札幌市章をかたどったもの)で、すぐに館長・渡辺さんからのおもしろ遊便だと分かりました。丁寧な字で、来館のお礼を綴ってくれています。『またどうぞいらして下さい!』。人との関わりを大事にする館長だからこそ、これほどの量のおもしろ遊便を集める事が出来たんだなぁ、としみじみ思いました。館長からのハガキは、もちろん現在も引き出しの中に大事に保存しています。
 手書きの郵便の温かさを再認識することが出来る素敵な施設、みなさん、ぜひ訪問してみて下さい。


↑ ここだけ見ると何のコレクションなのか分からない・・・。洗剤の容器、化粧品の瓶、うちわ、長靴、缶詰、帽子、冷凍ピザの袋(!!)、貯金箱、お菓子の空き箱、トレイ、絵馬、スポンジ、段ボール、発泡スチロール製のマネキンの頭(ポストに入ってたら心臓に悪い!)・・・どんなものでもある。
もちろん手作りの絵ハガキや、心のこもった達筆の手紙など素敵な物もそろっている。




(左)・・・圧巻の展示物。人柄の良さそうな館長だからこそ、これだけの量を集める事が出来たのだろう。
(右)・・・鉄道マニアには垂涎の品?「するめーる」や「かにめーる」等の珍ハガキもあった。



(左)・・・驚きの生菓子!!賞味期限は大丈夫?(右)・・・サンゴ?文字を書くのはさぞ大変だったであろう(笑)。


ごく平凡な建物の2階に、こんな素敵なコレクションが展開されている。確か「ナニコレ珍百景」でも紹介され、杉村太蔵氏が訪問していた。



     ↓


個人的に最も魅かれたのはこのトイレ用スリッパ(笑)。裏側にきちんと用件が書かれている。巨大なプラスチック製トレイや、歌舞伎の記念切手が貼られたトイレットペーパーもいい味。






     ↓

こんなのがポストに入ってたらギョッとしてしまうだろう。最後に「追伸・このプレートは事故車の物ではありません」と添えられているのには笑った。

(おもしろ遊便館・・・2008年6月訪問)
コメント (2)
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札幌穴場スポット 第6回 北海道農業研究センター

2013-06-16 00:19:53 | 好きです札幌
 札幌市豊平区に存在する農業技術研究機関。羊ヶ丘展望台、札幌ドームに隣接して非常に広大な敷地を持つ。北海道での水田作、畑作、酪農など新たな生産システムの開発、低温環境下での農業方法などの研究を行っている。普段は一般市民は立ち入ることが出来ないが、年1回の一般公開日には無料開放され、研究者による講義、施設内バスツアーなどに参加することができる。普段は見られない大都会札幌の田園風景に圧倒される。


札幌ドームに面した国道36号線からゲートをくぐり、羊ヶ丘通りをまたぐ1本道をしばらく進むと辿り着く。


札幌ドームを背に広がる田園風景。普段では見られない光景である。


羊ヶ丘展望台・クラーク像から見える広大な景色は、この研究センターの所有地である。


展示されたトラクターと札幌ドーム。ヤ○マーのCMみたいな写真になりました(笑)。


農業機械の試作機も展示されていた。ちなみに7月の晴れた日ということもあって、爽やかな風がとても気持ち良かった。


バスに乗って施設内をぐるり一周するツアーに参加。施設関係者が研究内容、育成作物など解説してくれるのがうれしい。
(バスのガラスのせいで青みがかった写真になってしまっています)


こちらはセンターが力を入れて育てている“超強力小麦”「ゆめちから」。パンなどに最適なのだそう。露店コーナーでもオリジナルのパンが販売されていた。


札幌市豊平区とは思えない風景の中をバスは進む。






草原の中にポツンとサイロの残骸が!施設設立時の遺構らしい。
・・・ちなみに、バスの車窓からサイロを眺めていると、草むらから一匹の動物が。・・・キツネだ!!こんな市のド真ん中でキツネが見られるとは知らなかった!!




注:大都会札幌市内です(笑)。

36号線の向こうにこんな風景が隠されていたとは!!
もはや完全に空知地方。ちなみに向こうに見える町並みは清田区平岡地区だと思われる。


水田センター。こちらは36号線に面していて、道路からも見る事ができる。
ちなみに、ここにエゾシカが迷い込んで騒動になったことがあるそうだ。平岡の森林からやってきたのだろうか。豊平区にシカが出没するというのも知らなかった。
(2011年7月取材)

・・・興味のある方は、現在でも毎年7月に一般公開日があるので、是非ご参加を。面白いですよ!!

ホームページもヨロシクお願いします!
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札幌穴場スポット・第5回 山口運河

2013-06-05 22:35:25 | 好きです札幌
海の無い街・札幌の運河!!


↑運河といっても、ウチの近くを流れる小川ほどの広さしかなくこぢんまりしている。石狩側はあまり整備がされていないのか水は濁っていて、ゴミも投棄されていたりと無残な状態。


↑「運河2号橋」。といっても水路をまたぐただの小さな橋。「運河」とは名ばかりである。


 明治30(1897)年、海のない街・札幌に運河が整備された。石狩市花畔と小樽・銭函を結んでいた「花畔・銭函運河」の一部、手稲山口地区を通る「山口運河」がそれであった。
 山口地区の排水目的と、地元住民の交通路、石狩湾から札幌方面への物資輸送路の用途などに活躍し、往時は舟運も栄えたそうだが、鉄道輸送の発達により完成後わずか7、8年で廃止となり、使われなくなってしまったようだ。知られざる札幌の歴史といえよう。
 「花畔・銭函運河」は大半が埋め立てられてしまったが、山口運河は現在も残っており、小樽方面の数キロは散策路として整備されている。一見ごく普通の小川だが、市内で唯一「運河」の名が残る貴重な開拓遺産であり、同じ山口地区に残る「バッタ塚」と合わせて重要なスポットとなっている。かなり地味だけど。






↑キレイに整備された小樽市方面。新琴似の「安春川」を思い出すが、かつては立派な運河だったのである。この時はなぜか水が止められており、運河感が益々乏しかったのが残念。
ちなみに、「山口」の地名の由来は、明治15年に移住した農民が山口県出身だったことに由来する。


現在、毎年9月には地域主催で「山口運河まつり」なるものが開催されているそうだ。調べてみると、実際に米俵を積んだ船を運航し、当時の雰囲気を再現するなど力が入っており、地元住民には大人気の様子。画像を調べてみるとなかなか雰囲気満点だ。
面白そうなので、機会があれば是非行ってみたい。


山口運河・・・手稲区山口


(2013年5月取材)


・・・久しぶりの「札幌穴場スポット」コーナーは、つい先日に取材した「山口運河」でした。どうですか皆さん?このコーナー、地味に人気あるんですよ。アクセスランキングに結構頻繁にランクインしてるんです。たまには、このようなジジ臭い取材記事も悪くないでしょ!?

もし興味があればホームページもヨロシクお願いします。



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蔵出し写真館!!面白いけど使い道が全くない写真たち大放出。

2013-05-10 23:53:39 | 好きです札幌
お久しぶりです。

今回は、久しぶりに蔵出しコーナー!!ちょっといつもと趣向を変えて、僕が今まで適当に撮ってきた札幌市内の小ネタおもしろ物件の秘蔵写真を放出したいと思います。どのネタも使う機会が無くてPC内に眠ったままだったものです。

作品№1 究極の「よろず屋」さん

・・・スゴイでしょ!?
白石区某所に存在していたお店です。たまたま通りかかってあまりの外観に衝撃を受けてパシャリと。
店の外にまで溢れまくっている商品(?)たち。もはや何があるのか全くわかりません。店の内部もこんな感じで、一歩間違えばゴミ屋s・・・(以下自粛)。

写真端に写っているのがたぶん店のご主人らしき方で、店の前にパイプ椅子を置いて、売り物が盗まれないように番人のごとく見張っておりました。(盗む人いないだろうけど。)

※残念ながらこのお店、長らく信号待ちの通行人の注目の的となっておりましたが、最近閉店してしまったようで、店の前もキレイさっぱり、看板も外されてしまいました。


作品№2 山奥にポツンと怪しい看板

・・・縛りつけられた宇宙人!?
南区滝野の某所にて。何もない山奥の1本の木に、何の説明もなくポツンと1枚・・・。不気味すぎます。
・・・そしてなぜか胸元にQRコードが。この時はアクセスしなかったけど、今となってはどんなサイトへ飛ぶのかモノスゴク気になります(なんとなく風俗系の予感がしますが)。

※残念ながら数年後に通りかかった時には無くなっておりました。


作品№3 温泉自販機!!
  



東区苗穂にある「蔵の湯」に存在します。「世にも珍しい温泉の自販機がある」という情報をネットで見つけて見に行きました。
お金さえ入れれば、後はもう自由に汲んで家に持ち帰ることが出来るそうです。なんとも太っ腹。


作品№4 美しき廃車

東区某所で見つけたもの。今どき都会では珍しいバスの廃車体です。
なんか、廃車って大好きです。理由を聞かれると困りますが、もともと古い車や廃なモノが大好きなので。街中で見つけると必ず写真を撮ってしまいます。(PC内にも結構な数の廃車写真が・・・)

最近は自動車リサイクル法がうるさくなり、街中では廃車は全く見なくなってしまったのが残念です・・・(数年前は結構あったのに)。
・・・ちなみに、このバスはまだ現存しています。多分。


作品№5 美しき廃車 パート2


お気に入り廃車をもういっちょ。こちらは南区某所に存在していたものです。激レア初代ハイエース、しかもパネルバン!!荷台の文字がいい味出しています。
撮影当時、僕はおバカ中学生だったため、家の敷地内、畑のど真ん中に何も考えずズカズカ侵入して撮影。持ち主の方、あのときは本当にすいません(汗)。

※残念ながら、こちらは既に撤去されてしまった模様。


作品№5 札幌市電の廃車!!





最後も廃車ネタです。こちらは白石区某所。
「古い市電の廃車がある」という情報をネットで見つけ、わざわざ見に行きました(←ホントに気持ち悪い人間だ)。確かに、見たこともない型の車体です。

なんとこの電車、会社の休憩所として活躍しております。車内をのぞいてみると、座席などすべて撤去されており、スッカラカンの状態だったのが残念。塗装も塗り替えられたのか、オリジナルとは異なります。
・・・現存しているかは不明です。



・・・・・・いかがだったでしょうか!?毎度の事マニアックな写真満載でお届けしましたが、楽しんでいただけたなら幸いです。(←そんな奴いないだろ。)

完。
コメント (2)
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