泉区生活支援ネットワーク

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被災の障害者施設「仙台つどいの家」 宮城野区に移転

2013年01月27日 | 施設情報
(「河北新報」平成25年1月27日(日)付け記事より引用)
 東日本大震災で被災した仙台市泉区南光台東の障害者通所更生施設「仙台つどいの家」が、宮城野区幸町の市有地に移転する。6月末にも新施設が完成する見通し。仙台つどいの家は「災害時に地域に生活する障害者が避難所として使える施設にしたい」と準備を進めている。

 仙台つどいの家は1993年4月、泉区南光台東の市有地を無償で借りて開設。地域の障害者が日中に活動する拠点だった。震災では地盤が崩れ、建物は基礎から壊れた。利用者は近くのプレハブや運営法人の別施設に移った。

 市と仙台つどいの家が移転先を協議し、市ガス局の関連会社が駐車場として使っていた宮城野区幸町の市有地約1900平方メートルへの移転が決まった。昨年12月下旬に起工式があり、6月末に工事が完了、7月には利用を開始する見込みだ。

 新施設は約40人が利用する予定で、パン工房を併設する。地域に暮らす障害者の避難所として利用できるように、備蓄を強化するほか太陽光発電設備を整える。

 建設費や移転費は総額3億5000万円。建設費は最大で6分の5が助成される国の制度を利用するが、残りは借金や寄付で賄うという。

 下郡山和子施設長は「ようやくここまでたどり着いた。地域の住民とつながり、一緒に地域づくりができる施設にしたい」と話している。
 寄付などに関する連絡先は、社会福祉法人つどいの家022(781)1571。
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