泉区生活支援ネットワーク

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気になる子/早期ケア、人手足りない~河北新報:保育の深層-仙台の現場から

2009年08月07日 | 発達障害・自閉症支援情報
(河北新報夕刊特集平成21年8月7日(金)付けから一部引用)

<絶えず注意必要>
 4歳のけんちゃん(仮名)は、みんなと保育所で遊んでいる時、急にかんしゃくを起こして暴れることがある。原因は分からない。何か面白くないことがあったらしい。
 保育士は、けんちゃんを落ち着かせるため、離れた所へ連れて行ってなだめるが、なかなか機嫌は直らない。みんなの所へ戻るまでに1時間ほどかかることもある。
 発達障害が疑われるけんちゃんは以前、仙台市発達相談支援センターで専門家に診てもらった。いまは経過観察中だ。
 注意欠陥多動性障害(ADHD)や自閉症など医師から発達障害と診断された子どもや、障害と診断されないものの発達障害に極めて近い子どもが増えている。保育士が絶えず注意を払わなければいけないため、「気になる子」と呼ばれている。
(中略)

 (宮城教育大学)野口教授は「障害と診断されても早期にきちんとした支援を受ければ、成長しても周囲との大きな不適応は生じない」と説明する。
 その上で、保育所に対しては「マンツーマンで対応するよりも、『気になる子』と周りの子どもとのパイプ役になる保育士の存在が重要になる。周りの力を生かすことも大切だ」とアドバイスする。

※詳細は↓
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1042/20090807_01.htm
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