伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

酒匂川水系プチ遠征釣行(2009.05.03)

2009-05-09 | 遠征釣行
 2日の土曜日に現場から事務所に帰って黄金週間の休業日を確認するとカレンダーの赤い日通りとの事でやっと確定です。私の勤務する事業所はとってもアバウトで休暇と言うか休業日は直前に成らないと決定しないのです。先輩諸氏は慣れっこで自分の予定を決めて会社からの提示が有ろうが無かろうが休むとの事ですが、まだ慣れていない私としては黄金週間の予定が組めないでいた。とは言うものの毎年なんの計画も無しにダラダラと過ごすのですがね。で、あっという間に私の短い黄金週間が終わってしまいました。今回の休みは例年と違い精力的に釣りをしたので少しずつUpして行こうと思います。先ずは初日のプチ遠征から。


 2日夕方、事務所に戻ってMyパソコンのメールチェックやらをしていると携帯にOpen6Eさんからのメールが入電。
「明朝ホームの酒匂川水系に行くけどご一緒どう?」
返信は
「何処で待ち合わせますか?」
と言う訳で黄金週間初日の予定が入りました。
釣行計画の詳細は「明日は丹沢に行こうかと思ってます。朝4時入山で徒歩1時間くらい、ヨヅク川の「水の木取水口」から大棚滝までのコースをやって下山、休憩後、丹沢湖下流の河内川(酒匂川)本流コースで一発狙い、15時過ぎに退渓」との事です。
 相棒に黙って行くのも何なので一応kidを誘ってみた処、「1時間位歩いて入渓」に引っかかり最初はあまり乗り気で無かったものの一緒に行くと言うので2200ピックアップです。待ち合わせはR246沿いのサンクスに0130頃ですから余裕到着で仮眠の予定で行ったのですが途中24時間営業の釣具屋に寄ろうという事でカメヤさんを目指します。で、平塚まで足を伸ばした辺りでOpen6Eさんから「相棒のファンタジスタSをピックアップしたのでサンクスに向かいます。到着予定は0130」とメール入電で折り返し電話を入れ
「kidが調達したい物が有るとの事で平塚のカメヤさん到着です。」
「ずいぶん遠回りしているのですね、小田原にもカメヤさん有りますけど。」
「えっ、そうなの。到着時間は同じ位ですね。」(苦笑)
6~7年前には関東方面の現場帰りに小田原のインター線沿いの釣具量販店をアスリートを求めてハシゴしていたのですが最近の状況はさっぱりでした。結局ずいぶん遠回りをして少し遅刻でお誘い頂いたOpen6Eさん一行と合流。そこで朝食、入漁券などを購入で目的地の世附川へ移動で浅瀬ゲート前の駐車スペースに到着したのが0200頃。
 0330からその日に入るエリアをボードに示す「沢割」と言うのを受け付けて入山は0400からという事なので一応0300にアラームセットで仮眠に入ったのだが、あっという間にアラームが鳴って小一時間の仮眠で入渓の仕度をして浅瀬ゲートを越えて世附川・大又沢管理事務所で沢割ボードに入渓エリアをマグネットで表示して0400を待つのですが辺りは未だ真っ暗です。比較的下流に入る予定の私達は釣りそのままのスタイルですが、源流を目指す方々はザックに装備を詰めてまるでトレッキングに行くようなスタイル。0400となり管理人さんの「入って良いよ。」の声と共に皆入渓点を目指すのですが、ヘッドライトの明かりを頼りに林道を登って行く、私は釣りに夢中に成って退渓時に暗く成ってしまった時の為にベストに常備しているミニマグライトの明かりで歩き始めた。Open6Eさんの相棒さんは管理事務所の近くに設定されているC&Rエリアに入るとの事で別行動、管理事務所で明るく成るのを待つとの事。kidも私も地元では駐車即入渓でポイントまで延々と歩く様な釣りをしていないので話には聞いていたのだがいざ歩き始めると入渓点まで遠いこと。小一時間歩いてやっと入渓点の水の木沢取水口入口にたどり着きましてその頃にはすっかり夜が明けて即釣りが出来る明るさなのですが疲れ果て腹が減ったkidと私はベストに入れてきたカロリーメイトで先ず朝食で一休み。

 やっと初西丹沢の渓流のスタートです。水は透き通り、透明感の有る感じで伊豆の水とは随分違います。渓相はトップ画像の通り良い感じで今回は私達がゲストと言う事でkidがトップで私がその後をな感じでやらせてもらったのだが魚がチェイスしてくる姿は見えるもののトラウトチューンの後ろをけっこう離れて付いてきて途中で引き返すかなりやる気の無いチェイスで日頃そうとうプレッシャーが掛かり随分お利口と言うのか臆病と言うのかいつもうぶな魚に遊んでもらっている私には掛ける事ができません。それでも流れの中でフッキングしたのも居たのですが、反応出来ずバラシ。終始スレきった魚に翻弄されながら途中から大棚沢に入り退渓予定の大棚滝で朝の部終了。結果はkidがちびを1キャッチ、バラシ数匹。私は20位のを1バラシ。Open6Eさんは大棚沢出合から少し上流のエン堤落ち込みをやりに行ってたしか4キャッチと流石ホームな結果。
退渓して林道をゲート迄帰るのですが入渓までの道程+遡行距離とこれまた大変でしたが下り坂で少しは楽かなてな感じです。途中別行動のファンタジスタSさんがC&Rエリアを遡行しエリアの少し上流にいるのを発見で合流、なんと8キャッチの直後でした。
 初めての西丹沢世附川でしたが、入渓点まで遠いのが厄介ですが河川勾配も比較的緩く途中の堰堤高巻きがほんの少し大変な位で楽に遡行出来良い感じ。渓谷を遡行するのですから伊豆の川とは違い民家など当然無く渓流らしい渓流で魚はけっこう居るのですが、都会に近い渓流だけあってハイプレッシャーでナーバスな魚が多くスレた魚を捕れるほどの腕を持ち合わせていない私には獲る事が出来ませんでした。また、今回入ったエリアにもイワナが居るとの事でらしきポイントを探ってみたものの姿を見る事は出来ませんでしたが、久々に渓流らしい渓流を楽しむ事が出来ました。

 世附川を後にして一旦朝のコンビニまで戻り昼食を調達で当初の予定通り酒匂川の本流らしい所をやろうとの事でファンタジスタSさんが管理人さんから仕入れた情報を元に酒匂川の上流域、丹沢湖下に位置する河川名が酒匂川から川内川に変わっていますが管理人さんの自己レコードを獲ったエリアに入る事にして再び丹沢湖方向に車を走らせ川内川です。
 ダム湖からの流れ出しだけあって水質は私の好みとしない感じ、魚の気配も薄い様ですがkidが対岸際の竿抜けらしき所で25㎝をキャッチ。少し上流からその光景を見た直後に今度は私のトラウトチューン55に20㎝位のがヒットできっちり足元まで寄せたものの足元でポロリでバラシ。その一部始終をOpen6Eさんが見ていまして、彼の方を見たら苦笑してました。この日「ボ」なのは私だけだったので皆さんの先を遡行させてもらったのですが25クラスの良い感じのチェイスが1回あったが結局獲れぬまま退川。その後はOpen6Eさんが以前良く行っていたという別の支流に案内して頂き、私達Myキャラバン組はイブニングまで仮眠。Open6Eさん達は帰宅との事でお別れと成りました。

 1時間ちょっとの仮眠で若者のkidは元気に川へ入って行ったが私は疲れ果てていて仮眠の続きでそのまま納竿と成り、結局プチ遠征は「ボ」のまま終了と成りました。今回同行のkidが自身のブログで「2009遠征釣行(丹沢水系)【5月3日釣行】」と題して釣行記を書いているのでこちらもお楽しみ下さい。

 今回の釣行は釣友Open6Eさんにホームリバーにご招待頂き、色々とお世話に成り、伊豆の川とは違い渓流らしい渓流ルアーフィッシングを楽しませて頂きました。
お世話に成りましたとありがとうございました。