伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

狩野川釣行(2008.04.01)

2008-04-04 | 狩野川水系
 4月1日は雄登の入学説明会であった。この日はカミさんの休みが取れずで私が会社を休んで行く事に成って、場所は修善寺、説明会の予定は午前中、となれば当然Myキャラバンにタックルを積んで午後は狩野川をとなる訳です。
 学校側からの指示で車での来場は禁止、学校に駐車スペースが在る訳ないから当然です。てな感じで早めに出掛けて大見川が本流に合流する狩野橋の下に駐車して狩野川沿いを歩いて学校へ行き、色々な納入費やら教科書などの購入品を買い等々で1200に終了。また同じコースをトコトコ歩いてMyキャラバンに戻り、着替えです。先ずは腹ごしらえの為にコンビニでおにぎり調達で本日の予定ポイントを目指すのだが、先ずは嵯峨沢橋まで川の様子を見がてら走ってみると誰ーれも居ません、平日の午後なんで当然と言えば当然なんですが人気の有る川ならば平日でも誰かしら居るはずなのですがこれが狩野川の現実かもしれません。もう一つ気になったのは河川工事で平日なので工事が行われているのは確実。もしも濁りが入っていると釣りに成らないので一通り見て回ったが濁りを出している現場は無い感じなので当初の目論見通りに宮田橋から入ることにして橋の袂から河川敷に下りる通路を下り駐車でスタートです。

 前日の雨の影響で若干水位が上がっているが数センチ程度、で水色は笹濁り位な感じで釣りには影響無さそうである。目論見とは狩野川漁協さんが成魚放流をしたのが宮田橋から上流との事なので抜かれずに残っている魚を拾ってとの考えだ。先ずは雄登と二人で橋の直ぐ下流の淵から順にやっていくのだが一つもチェイスが有りません。二人で「どう、魚居た?」「全然駄目」の繰り返しばかり。右岸側を遡行して居たのだが、橋から100m位遡行した処で雄登のアレキサンドラが左岸寄りの石の所に根掛かりで私が上流の渡れそうな所まで行き、左岸に渡り下って無事にアレキサンドラを救出の頃から濁りが段々きつくなり始めたので遡行中止。何処かの工事現場で濁りを出し始めた様である。
 宮田橋を諦めて上流に移動、濁りの根元は柿木川でした。次に入った場所は例会の時に雄登が放流物ながら大きな奴を獲った田沢橋より少し下流の稲田渕から入り遡行であるがここも全くチェイスは有りません。私が穴明渕をじっくりチェックしていると先行していた雄登がキャッチした様である。ポイントは穴明渕に流れ込むガンガン瀬の上で丁度田沢橋の渕からの流れがぶつかるぶっつけ所だった。倒れ込んだ竹の向こうにキャストでUの字ターンしたアレキサンドラのヤマトイワナについて来たものの足下まで来て戻っていったが次のキャストで再びUの字ターンしたアレキサンドラにヒットしたとの事です。トップの画像の魚がその魚である。サイズは19.5㎝とさほどではないが比較的体高がある本流で育ったアマゴの体形をしている。参考までに横から写した画像を次に載せて置くことにする。



 雄登が一つ獲ったことから少しはやる気が出たが、前回良いのが出た宮田橋の渕では相手にしてくれる魚は皆無。橋の上流側にもらしきポイントが幾つも在るのだが全くチェイスが無くやる気が少しは出たのに直ぐに萎え萎えに成ってしまい暗く成るまではまだ少し時間が有ったが諦めて退渓。

 今回の狩野川本流も激シブだった。水温は13度を超えていたたが、魚がアスリートを追う姿を見ることは出来なかったが、雄登が獲った状況からすると水温の影響だけでは片付けられないようだ。