伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

岩手県の素敵な水系釣行(2007.07.14~07.16) ①

2007-07-18 | 遠征釣行
Fishing club HUSLER毎年恒例の「岩手遠征例会」に参加で岩手県を流れるとても素敵な川に行ってきました。
 去年も参加したのですが、今回も夜走りで着いたその時から釣り、釣り、釣りの日々でした。なにせ2泊3日の遠征釣行、長文に成るのは必至。幾つかに分けてUpする事にしようと思う。

深夜移動
 13日1900、kidと雄登を乗せて伊東を出発。横浜で会長をピックアップ、続いて川崎で鵜殿さんをピックアップで田舎者の私が大の苦手な首都高速を鵜殿さんのナビゲートでクリア、東北道をひた走る。先発隊のインプレッサは朝間詰めに川に入る為に爆走している様だが途中の連絡では50㎞先を走行している様である。伊東出発から8時間運転、岩手県に入った所でドライバー交替、14日0300。会長がハンドルを握り素敵な川を目指すのだが、私は後部座席で寝ていたので知らなかったが、かなり怪しい運転だったらしい。それでも無事にファーストポイントに到着0600。

初日朝の部
 ファーストポイントは源流域、素敵な川の上流で別れた支流に会長と鵜殿さん、その上流の沢にkidと雄登が入り、私は一人で別の沢の出合から他の沢の出合までを釣り上った。水温12度、入ると冷たく感じる。どうも先行者の気配を感じながらの遡行でなかなか渋い。しばし魚の気配が無いままの遡行であったが中間位の所で待望のファーストフィッシュ。サイズは20㎝そこそこだが白い小さな点々がちりばめられた北のイワナである。落ち込みから緩く流れるヒラキ、トラウトチューンの黒金をうねうねと魚体をうねらせて追ってきた、チョイのストップでバイト。嬉しい長距離を走ってきての最初の魚それも伊豆ではお目にかかれない北のイワナである。画像はちょっとピンボケだがファーストイワナです。寝不足なんてなんのその気を良くして引き続き攻めるがそのポイントは終了。直ぐ上の同じ様なシチュエーションのポイントでまたもヒット、今度はヤマメ、これも20㎝チョイのサイズだが実に綺麗で良い魚、河津川のアマゴと比べると魚体に対して随分尾鰭が小さい。後に本流でキャッチしたヤマメも全て尾鰭が小さいかったのでこの素敵な川の特徴の様である。その後はイワナが隠れていそうないかにもな所で2回チェイスが有ったが結局、バイトに持ち込めなかった。約束の時間まではまだ少し余裕が有ったが、寝不足&長距離ドライブで足が怪しいので沢と沢の出合少し上流に掛かる林道の橋でひとまず退渓。
 車に戻り雄登達を待っている間に岩手ナンバーのフライマンにお声掛けされた。こちらの釣果をお話しすると「それだけとは渋いね。」外でもかなり渋かったようで「今日は厳しいよ。」と言い残して奥へ走り去っていった。あの感じからすると普段はもっと沢山釣れる様である。そういえば昨年は鵜殿さん達が入った所から今回私が入った沢の出合までを伊東勢3人で釣り上がって途中私は抜けたが、kidは確か「つ抜け」を達成したのでした。kidと雄登が戻ってきた。渋いながらもまずまずの様子。林道を下りながら会長と鵜殿さんをピックアップ、なんとエキスパートの2人は「ボ」だった様で如何にエキスパートと言えども小さい流れで先行者の直後を釣るのは厳しかった様です。全員乗車で移動で初日昼の部へなだれ込むのである。