伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

伊東港堤防ジギング(2007.07.01)

2007-07-03 | 伊豆の海
 今回の釣行記はホットな内に書き上げようかと仕事中にも関わらず取り組んでいる。
 
先ずは間抜けな話
 日曜日いつもの通り河津川に行こうと、早めの就寝。最近は前乗り川で仮眠のケースが少なく成った。0330目覚ましで起床、外は雨、パソコンに火を入れて「サイポスレーダー」で河津川の水位と降水量を確認、伊東とは違い殆ど降っていない水位も平水より1㎝の上昇程度。寝ぼけ眼でボーっとしていてはたと気付くと0400外は薄明るい。まずい、とばかりに慌てて車に装備を積込む。渓流の仕度、2本のスーパースティンガー、念のためトラウトスティンガー改、エギングロッドでロッド良し、タックルボックスにジギング用のベイト以外が全て入っているのでリール良し、ウエーデングセットが入ったバッカン積んだウエーダー良し、なんか雨かもでウエーディングジャケット良し、帰りがけのエギングでもしもイカが獲れたらの為に氷を詰めたクーラーも積んだ。釣行装備車のMyキャラバンのラゲージハッチを開けて指さし呼称。当然キャップなどは標準装備しているのでOK。その時は気が付かなかったのですが「フィッシングベスト良し」が無かった。
 自宅を出発、R135を南に走りながら「何処に入ろうか」なんて考えながらいつもの通り、八幡野のいつもの自動販売機でいつものダイドーブレンドコーヒー。缶コーヒー飲みながら海を横目に「静かだが少しうねりが有るな。エギングは問題無さそう」「北川の堤防人いっぱい」といつも通りに順調に走る。取り合えず寝はん堂の駐車場に入ると先週も駐車していたがま勝のステッカーワンボックスが同じ場所に、なにげにナンバー見ると関西系ナンバーでビックリ。公衆トイレで川に入る為にお腹の準備を整えてから、一応川の様子を見ると濁り無し、水量いつもと同じで大堰えんていの所に架かる橋の袂、そう、いつもの河童の所に到着が0530。
 なんにも準備してないから先ずはロッドを出して、リールを出して、ワレットにアスリートをチョイスしてとベストのポケット?「あれ、ベストは?」って置き去りにしてきたのね家に。さあ困った、年券もベストの中です。ベストと年券以外は全て有るから、日釣り券買えば釣り出来るななんて考えながらも一応ロッドとリールは仕舞ってボーっと考える。
 そういえば今朝読んだメール。先々週に釣りを教えた親子が釣りに来るとか書いて有ったな。根性で獲ったアオリイカをさし上げた時に「日曜日に釣りするなら連絡よこしな。」なんて俺言ってたな。これは神様が『海にしなさい。』と言っているのかな。私の場合母親の影響で神様と言うとイエス様、そうだきっと今日は『海にしなさい。』とイエス様が言っている。という訳で来た道を戻る。
 途中、なにも考えずに北川港通過、煙草が少ないから途中の山下商店で買ってなんて考えながらR135を北上。八幡野の信号を過ぎた所でふと、北川港の様子が気になりUターンでR135を再び南下で北川港に着くとなんと人いっぱい、車いっぱいで入れない。イエス様が『伊東港にしなさい。』と言っている。またまたR135を北上して、出発から3時間以上かけて結局お膝元の伊東港に到着。

伊東港白堤エギング&堤防ジギング
 伊東港では当然エギングと言うかエギングタックルかライトタックルのいずれかしかないのでエギングです。イカ釣りの釣行報告は師匠のブログ「山梨のイカ釣り師の釣り日記」に欠かさずコメントを寄せているので詳しくはそちらで。最近はよろしくないのでエギンガー少ない。先行のエギンガーさん達の間隔が広い所の間にお声掛けして入らせて頂いてスタート。潮はまったりこの処の状況からして昼間は釣れる気がしない。それでもエギをあれこれ替えてガンバルがなんともお返事が無い。
 そうこうしている中にメタルジグの届きそうな距離で「ゴボッ」が見えた。その後は無いが、釣友からのメールで土曜日に「宇佐美港の沖や伊東港の沖で巨大な鳥山」を思い出し、こういう時の為にエギングバッグに忍ばせて置いたメタルジグ、ブランカ18gグリーンバックをセットでキャスト。凄い飛ぶ、今まで3.5寸のエギを投げていたのでぶっ飛びぶりに驚き。数日前にラインを40mほど失っていたのでスプールの地肌が見え隠れしている。ちょっとヤバイかも、でもキャスとしたので取り合えず着底からハイピッチジャークで巻いてくると中層位の所でゴゴゴンと来た!直ぐはずれてしまったが、また直ぐにゴゴゴゴンと来て、ちょっとのやり取りで又はずれてしまったが、直ぐにゴゴゴゴゴンで今度はしっかりフッキングは良いが、タックルが負けてます。ミディアムヘビーのエギングロッドとは言いながらバットはしっかりしているものの柔らかい。ラインは山豊テグスのソルトウォーターPE0.8号なのでメインラインは安心。しかし、イカ釣りの釣果Upを狙って、リーダーは1.2号フロロハリスでそちらにびびってゴリ巻きが出来ない。ロッドはひん曲がって魚を誘導できないと言うよりも好き勝手に走られっぱなし。左側のエギンガーさん怖そう、ヤバイ左に走ったどうか右に行ってと願うと右に走ってくれた。右のエギンガーさん優しそう、でもまずい事に魚が走っていく方向にキャストしちゃったよ。「すみませーん。ジグ投げて遊んでたら魚掛かっちゃってそちらに走ってるので、巻き上げて下さーい。」で結局その方の足下のテトラに生えたホンダワラに突っ込んで動かなく成った。テトラをはいずりながらその方の所に行き、どいてもらうは、サポートしてもらうはで、謝り、謝り、獲らせて頂いた。40㎝ゴマサバキャッチ。
 リーダーズダボロ、ホンダワラに突っ込んで動けないで既にヒクヒクしているサバを持ち、エギンガーさんに今一度お礼を言って車に戻り〆てクーラーに、1匹だと美人お母さん親子のおみやげには不十分だな。性懲りもなくラインを変えて再び堤防に。先ほどのエギンガーさんにお礼を言って今度は先端に、常連さんが2人ほど他は知らないお方。常連さんのお隣で様子を見ているとそのお方本当は鉛筆カマスを狙いに来たのだが鯖が回ってて全然、で鯖を狙っているとの事。「さっき鯖掛けたけど走られまくってお隣のお方に迷惑掛けまくりだった。」と言ってキャストを躊躇していると。「大丈夫だよ投げなよ。」のお言葉に甘えて周りの様子を見ながらキャスト。今度はメインラインは山豊テグスのソルトウォーターPE1.0号150mバッチリ、リーダーはフロロカーボン5号で鯖相手なら完璧。心配はロッドだけだが何とかなるだろう。数投の内に結果が出た。キャストして着底までカーブホールで落としショートピッチジャークでしゃくり上げてくるとやはり中層でゴゴゴンとヒット今度は一発でフッキング。またもや走られたが何とか迷惑を掛けずに寄せて抜き上げ、さっきのよりほんの少し大きいゴマサバキャッチ。ロッドも折れずに頑張ってくれましたが、次は上手くいくとは限らない。常連さんにバケツを借りてとりあえず血抜きで〆て常連さんにお礼を言ってからまたもや車に戻り、獲物はクーラーに格納で釣りに来る美人お母さんと子供達のお土産確保。
 完全にロッドが負けていたのでロッド交換の為、自宅に戻ることにする。とりあえず鯖が揚がっていることを釣友にメールし、「これから行くよ。」の返信を受け取る。自宅は伊東港から車で10分足らず、もっと強いロッドをって俺持ってねえじゃん。取り合えずブリーデン89Deepと磯竿遠投用「大島」3号改(かなりペナなロッド)を持って伊東港に戻る。89Deepは既に息子に譲ったエギングロッドだが息子の了解も得たし、カリカリにシェイプしたカラマ・プロトより旧型のブリの方が無理が利くのでこれを使う事に、エギングバックに忍ばせたメタルジグだけでは不十分なのでジグバッグからキャスティング用のジグも持った。再びの伊東港白堤先端。先ほどお世話に成った常連さんに「ロッド替えて来ました。」と再び御挨拶して横に入らせて頂いた。早速、キャストで探るが今一つ反応が無い、ちょっと下火に成ったもよう。たまに当たりが出るがフッキングしない、ジグを換え、フックを換えて試行錯誤している処に釣友が到着。挨拶を交わし、状況説明、他に入れる所が無いので常連さんにお願いして、私のやっていた所にで2投目。突然、ゴン、ジィーで何かがヒット。サバ?凄いパワー&ランで彼のプラッキングスペシャルをブチ曲げ、セルテート3000のドラグをうならせている。百戦錬磨の超エキスパートな釣友のやり取り、凄いの一言。魚の動きを見ながらロッドワーク、少し緩めだったドラグの締め込み、周りの状況を把握せず籠サビキ仕掛けを浮かべたままにしている隣のおばちゃんアングラーに「そこ、上げて。」と指示など素晴らしいやり取りでキャッチ。50㎝真サバ。ヒットジグは私と同じブランカ18gグリーンバックを丸飲みでした。私のタックル、腕では到底無理な感じ。釣友も「ちょっと油断してたよドラグ緩かったし、ロッドも厳しかったね。」「これ1本で満足だな。楽しんだよ。」とニコニコしながらさらっと言った。画像は彼が釣ったヤツです。この鯖は頂戴して美人お母さん親子のおみやげに追加です。

第2回釣り教室
 第2回釣り教室の始まり、美人お母さん親子3人+甥っ子(中1)登場。今回は道具、エサの調達からレクチャーで堤防をひとまず離れる。釣友と常連さんにお礼を言ってから釣行装備車のMyキャラバンに全員を乗せて私がいつもお世話に成っているイシグロ伊東店へ、店長に初心者なので色々宜しくと美人お母さんの事をお願いして、「解らない事が有れば店員に聞けば丁寧に教えてくれるよ。」と店内をウロウロ。目的のエサ、水くみバケツ、コマセ柄杓などを調達。どうしても子供達は格好良いお高い物をチョイスするが、この釣りではこれが一番使い易いなんて言いながらリーズナブルなのを購入。クーラーもとの事だがファミリーフィッシングなら多少性能は落ちるがホームセンター辺りのリーズナブルなので十分だよと途中のホームセンターにお立ち寄りで購入。店長ゴメンナサイ。
 伊東港に戻って参りました。釣友、常連さんは未だ頑張っておられた。様子を聞くとあれからは全然との事。
 はやる気持ちの子供達に「今は釣れない時間だから、しっかりお昼を食べて。」とその間に仕掛け作り、結局今回も私の仕事。サビキからスタート。甥っ子さんは釣りの経験が有るらしくトラウトロッドと自分の道具箱を持参していたので自分でエサの仕掛けをセットして始めた。今回は手取り足取りでは無くその後は自分達でやってもらう。まだまだ潮が動かず小鯖がポツポツ。ここは一発子供達に良い所見せようとメタルジグを投げるがデカサバは何処か遠くへの様子。そうこうしている中にアクシデント発生。下の子が飽きてしまってさびきを垂らしたまま放置した竿にサバが掛かってしまい、竿ごと海に。逃げるサバに引かれて竿もどんどん沖に。大騒ぎの子供達、ジグを投げて何とかしようとガンバルが竿の向きが悪く上手く行かない、向きが変わった所で何とか釣り上げ成功で、置き引き野郎のサバを確保、被害物件は無事回収で私は一躍ヒーローに昇格。デカサバキャッチでヒーローを目論んでいたが、まっこれも有りか。
 今度は上の子が、やっぱエサ釣りがいいとか言い出して仕掛け変更。これも私の仕事なのね。潮が動き出し、甥っ子さんの釣りを見ているとロッドが短く苦労している様子。そこでもう一組残っていたサビキ仕掛けを教えながら3本鉤に短縮してセット。「結構むずかしいよ。」なんて言いながらアクションなどを教えて始めるもなかなか掛からないが、黙々とやっている。先端の一角が空いたので彼にそこでやるように教えてまもなく、ニコニコしながら2匹のイワシが付いたサビキをぶら下げて戻って来た。本当に嬉しそう、苦労した末の魚は格別。グッドのサインを送り「やったね!」
その後はそれぞれポツポツながら釣果を伸ばし。コマセも無くなったので1700のチャイムと共に今回は自分達の汚した堤防の清掃など後始末も子供達がやって終了。今回は小鯖、イワシ、ネンブツダイ、鉛筆カマスをお持ち帰り。私と釣友がキャッチしたサバをおみやげにお別れ。

 その後は夕間詰めのエギングとも考えたが、何となく満足なんでそのまま私も終了。で、やめて正解、その後雨が降り始めました。