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伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

大見川釣行(2008.05.04)

2008-05-06 | 狩野川水系
 前日の釣行の疲れが残っていたので早起きが出来ずで、遅く起きた上にうだうだと河津川の釣行記などを書きながら過ごしていたが、釣行記もなかなか進まずで相変わらずのうだうだ状態で、午後に突入しても未だうだうだ。このまま夜を迎えるのはシャクなので年券購入のkidを誘って狩野川水系の支流でもと1430に成って出撃である。
 予定としては伊東から一番近い冷川で先週のイブニングにkidが入ったエリアでkidは続きをで私は先週kidがバラシまくったエリアをやろうと言う事で伊豆スカイラインの冷川料金所の近くへ、先ずはkidが仕度を始めた処でピンクのキャップを被った女性フライフィッシャーを発見で予定エリアを断念。予定の場所へ行く前に一通り冷川を車で見て歩いた処、釣り師らしき車が数台在った事もあり冷川を諦めて前日激流、ニゴニゴの時に一応チェックした大見川の地蔵堂に入る橋の辺りに入ることにしたのです。
 同行のkidは護床ブロック上流の落差工から釣り上がり。私は少し歩いて冷川出合付近からと下流を目指して行ったが、エサ釣りのお方が2名川に入っていたので結局橋の所から入渓と成った。水量も落ち着き、濁りもかなり取れて良い感じだが私のアスリート7SPにアタックしてくるアマゴは現れず。護床ブロックのエグレの部分は特に念入りにチェックしたがダメでした。

 kidも戻ってきて様子を聞くと大見川から菅引川に入り、落差工を2つ越えた辺りまでやったが、1バラシとの事で、下流の私にはノーチェイス。イブニングの一時、良い時間のはずだが相変わらず厳しい狩野川水系である。最後の最後に直ぐ目の前で大きなライズ音が・・・。残念ながら目はアスリートを追っていたので自分の目では確認出来なかったのが残念。しかし、何のライズだったのでしょうかね。

大見川釣行(2008.05.03)

2008-05-06 | 狩野川水系
 河津川から帰還してからMyキャラバンの座敷童子ことkidがお小遣いが入ったので狩野川の年券を買うとの事なのでどうせなら狩野川の様子を見がてら修善寺橋の所まで行って来ました。昨晩の雨は相当の量が降った様で冷川峠を越えて先ず見えるのは徳永川で濁りが入り水量が多い。冷川も同じくで、当然これらの支流が集まる大見川は激流濁り川です。本流も同様な状態でした。kidの年券購入完了で大見川を遡る様に引き返し、地蔵堂の方に入り、冷川出合より少し上流に架かる橋よりほんの少し上流の護床ブロック際が掘れて水深が有るシチュエーションのエリアをピンポイントでチェックしてみました。
 流れは激流ながら護床ブロックに被る程の水量では無いのでフェルトスパイクのニーブーツで護床ブロックからチェックするのだ。まっ、ウエーダーを履いても激流でとても川には入れるわけ無かったのですがね。濁りが酷く透明度は30㎝有るか無いか位でとても釣りには成らないだろうと思ったが、激流を避けてブロック下の流れが緩い所に逃げ込んで居るで有ろう魚を狙って、ブロック際をトラウトチューンを沈めてドリフトで流したり、ダウンクロスにキャストしてドリフトさせてブロックの下に送り込んでみたり逆引きでブロック下でアピールさせたりあれこれ30分ほどやってみましたが全く相手をしてくれる魚は現れませんでした。増水、濁りも程々でないと駄目ですね。
 

大見川釣行(2008.04.27)

2008-04-29 | 狩野川水系
 本流アマゴが釣りたいとばかり狩野川水系の太い流れに拘って釣行した反省文の大見川偏です。

 前のエントリーの通り狩野川釣行午前の部で本流の月ヶ瀬地区に入るもノーな感じて「ボ」。先行者とバッティングで退渓したが、支流に入って行った鵜殿さんとkidの分隊との合流予定時間までは間があるので、さてどうするかと考えるに下流へ行こう、大仁橋に行こうと思いつき、Myキャラバンを下流に向けて走らせる。修善寺橋近辺が混んでいる事も考え右岸側の道を下り、大見川を渡る鮎見橋で信号待ちの時にふと気が変わった。そういえば鮎見橋から見える大きな渕から橋にかけての流れが去年から気に成っていたのでそこに入る事にして、狩野橋の下へMyキャラバンを駐車。
 大見川に降り立つと川が濁っている。今日は日曜日で河川工事をやっている所は無いはずなのに何故?ちょっと考えて気がつきました。この近辺の農家は殆どが兼業農家で勤め先が休みの日が農作業の日で、おりしもゴールデンウィークは田植えの時期である。各田んぼでは一斉に田植えをするのである。狩野川本流沿いの田んぼでもトラクターや耕耘機や田植機が動いていた。耕耘、水張り、代掻き、田植えと田んぼから濁りが出るのは当たり前の話し。狩野川本流に比べ大見川の水系は支流の奥の方まで田んぼが広がっているので濁り方がきついのは当然と言えば当然です。その上、田植えに備えて畦の草刈りも一斉に始めている。時々刈られた草が流下してきてラインやルアーに引っかかりちょっと釣り辛い。まっ、少し濁りが入った位が人間の姿が魚に見えにくいし、田んぼの虫が流れてきて良いかななんて思った私の考えは浅はかでした、濁り方は笹濁りを越えていました。
 今回は本流に合流する手前の狩野橋下の渕はやらずに瀬からスタートで、瀬の中のらしきエリアを雄登と二人細かくチェックで、天気が良く成り、日が差していたので対岸の木が被って日陰に成った所は特に注意してチェックするも反応無し。渕下の蕩々と流れるエリアでは果敢に日陰の対岸ギリにアスリートを落としドリフトで探るも無反応でした。
 大きな渕には支流なのか農業用水の流末なのかは解らないが滝の流れ込みもあり、滝の落ち込みにもトラウトチューンヘビーウエイト(私のはピンテール6)を濁りがある事を意識で、ホロRHをチョイスで探るも無反応。雄登もハスルアーの7gを投げ込んで底まで沈めているがこちらも反応無しでした。
 大きな渕をかわしての遡行が出来無いのと待ち合わせの時間にそこそこ良い時間に成ったので私達親子の午前の部は「ボ」で終了として、吉奈川偵察隊のピックアップに向かったのです。

 前のエントリーの通り、午前の部終了でひとまず帰宅したものの、kidは先週の冷川リベンジが気に成るとしきりに言う。私も結果に釈然とせずで2人で今一度狩野川水系に戻るという釣バカぶりを発揮です。午前の部で終了の2人を降ろして再び狩野川水系へ戻り、kidは高校生に成って携帯電話を持たせてもらえて、連絡が取れる様に成ったので、彼を冷川のポイントに降ろして、私は大見川の気に成っているポイントへ向かったのです。

 トップ画像のポイントです。中伊豆温泉病院の近く、瀬、渕、瀬、落差工、渕には護岸沿いに護床ブロックが入っていてブロックの際が深く掘れていて、流速もそこそこありのいかにも大物が潜んで居そうな感じ。
 駐車スペースを探しながら少し上流の様子を見に行くとこれも如何にもな護床ブロックの在る落差工からの渕に一人のルアーマンがおられ、丁寧にポイントを探っている様子。其所よりもほんの少し下流で駐車スペースを見つけ、仕度をしている処に、先ほどのルアーマンが護岸沿いの道を歩いてこられたのですかさずお声掛け。
「どうですか?」「・・・」
「私、ここから下りたいのですがよろしいですか?」「僕はずっと下に行くから。」
「狩野川厳しいですよね。」「・・・・・」
随分お疲れのご様子でした。

 流石にあれだけ丁寧に先行者が探っていた渕は諦めて渕尻から入渓。いつもは同行者とアップで川を上るのだが、ここは「Troutist Dream」本流の西村雅裕氏よろしく、ダウンで探りながら少しずつ川を下る事にするのだが、午前中よりも幾分濁りがましている感じだ。チョイスしたミノーはアスリート7SPのホロヤマメ、ホロアユ、ゴーストアユ、赤金などだがゴーストアユでは今一つ視認性に欠ける位の濁り。比較的対岸の方がプレッシャーが低いのではと思い、川の中程まで入り左岸側を中心に丁寧に探るがここでも反応がえられない。入渓点から少し下った所で低い落差工があり構造的には魚道ともとれる様な形状なので「魚道上下5m禁漁」のレギュレーションが頭をよぎりパスして落差工の下へで、落差工から橋上の急瀬まではここでも左岸側を中心に探るが無反応。落差工の魚道の縁に1羽のカラス、落差工下の石にもう1羽が舞い降りたので見ていると、石の上のカラスはクチバシを水中に入れたかと思えば10㎝弱の魚を咥えたのである。あのカラス私よりも魚獲りが上手い!負けました。
 さて、橋の真下の急瀬尻から本命ポイント、左岸側に敷かれた護床ブロックの隙間一つ一つへアスリートを落とす位の丁寧さでじっくり探りながら少しずつ下るが全くの無反応。渕尻を渡り対岸の護岸際を逆引きでチェックしようかとも考えたが、時間も良い時間だし、渡るの厳しそうなので大見川午後の部も「ボ」な結果で終了。

 さて、冷川に落としたkidを拾って帰らねば成らない。携帯で連絡を取り現在位置を聞くと既に伊豆スカイラインのゲートの所まで遡行していた。古い橋で降ろして約3時間、相変わらずの遡行スピード速です。で、結果を聞くと十数㎝のを1キャッチでナイスサイズや魚の数は多くかなりの数をヒットさせたがことごとくバラシとの事で彼曰く「冷川は相性悪いのかな?、好きな渓相なんだけどな。」としきりに首をかしてげて居たのが何とも言えずでした。彼の苦手は本流、冷川、女郎蜘蛛かな。


 黄金週間の最中、狩野川水系流域の田んぼでは田植えが最盛期を迎えている今日の祭日に狩野川水系に入っておられるトラウトマン諸氏も多い事と思うし、後半の連休に予定されている方々も多いかと思うが、田植えの濁りに悩まされる事が有るかもしれません。

狩野川釣行(2008.04.27)

2008-04-28 | 狩野川水系
 本流アマゴが釣りたいとばかり狩野川水系の太い流れに拘って釣行した反省文の本流偏です。

 メンバーは伊東戦隊のいつものメンバー鵜殿さん、kidと私にこの処忙しく一緒に釣りしていなかった雄登も半ば強制に近い状態で「たまには行こうぜ。」で参加である。夜明けが随分早く成ってきたので気合いを入れて伊東出発は0400ですが、出鼻を挫く雨模様です。天気予報、気象庁の雨雲の予想など確認すると朝早いうちだけの様で天気が回復し良い天気での釣行が楽しめそうなので、期待を持って先ずは朝食及びkid、雄登の日釣券を調達の為にセブンお立ち寄り。ここで前日に狩野川釣行のメールを頂いていたまこ@釣庵さんに連絡を入れると、沼津近辺との事で近くに来たら今一度連絡を取り合い合流しましょうと約束をして、私達は狩野川本流へ向けMyキャラバンを走らせる。未だ雨が降っていたので大見川沿いを走り修善寺から本流を見ながら上り、猫越川を見て、再び本流右岸沿いの道路を下り、月ヶ瀬温泉真向かいの丁度災害復旧工事をしていた向辺りで道路脇が広く駐車可能な所にMyキャラバンを駐めて「どうせなら雨が上がってからはじめよう。」と、じきに到着するであろうまこ@釣庵さんを待ちながらしばしの待機。
 ほどなくして待ち人到着です。彼の書かれているブログを拝見すると釣行はいつもご夫婦仲睦まじく行かれているラブラブ釣行でこの日もお二人で登場。伊東戦隊の面々を紹介しご挨拶をさせて頂き、しばしお話。かねてよりお渡ししたいと約束をしていた狩野川水系と河津川水系のA1版地形図を渡す事が出来、私は満足。お土産を頂いてしまい、実に申し訳ない次第で、ありがとうございました。良く行かれる水系の地形図もお作りますので是非に教えて下さい。もしかすると地形図を見ながら伊東戦隊が荒らしに行くかもしれませんけどね。
 そうこうしているうちに雨が上がり、まこ@おしどり夫婦は当初より予定していた嵯峨沢橋近辺に飛び立って行き、私達は仕度して月ヶ瀬温泉と慶応大リハビリセンターの中間辺りに入渓してスタート。雄登は修善寺の高校に通っていて毎日の通学で狩野川本流を見ているので聞くと、先週川が濁っていたとの事なのでもしかするとこのエリアの工事現場が濁りの発生源かもと思い遡行する。とりあず渕下のらしき所は丹念にチェックしたが魚の姿は見えず。あまり大きな流れを好みとしないkidがらしきポイントだけささっとチェックして先行。その後を雄登が丹念にチェックしながら続き、その後ろを私で、鵜殿さんは私達の動きを見ながら更に丹念にチェックしてといつもの感じでの遡行です。月ヶ瀬温泉前の大きな渕、元々大きな渕は好みでない私はさっとチェックして工事の為に瀬替えがされていたエリアに移動。どうせいじって間もない川だから魚なんか付いて居ないだろうと、たかをくくって油断していたら、尺に近い魚体がトラウトチューンのオリーブバックにゆるゆると付いてくるのが見えたのでしつこく探ったがその後は姿を見せずでした。
 建設機械でいじった川は動かした石が安定していないので注意が必要なのだ、事実先行した雄登に追いついた時に「腰痛てー。」と言っていたので、どうしたのか聞くと大きな石に乗ったらそいつがぐらっと動いたので、落ちない様に無理に腰をひねってバランスを取ったとの事、若いからこの程度だが、もしも私だったらそのまま転倒か、上手い事落ちなくてもぎっくり腰でそのまま動けずな処だ。
 ふと後ろを振り返るとしんがりの鵜殿さんが大渕でキャッチした様です。写真撮影に手こずっている様子でなかなか動かないのでもしや大物で上手い事撮影出来ないのかとサポートをしようと戻り掛けたらリリースしているのが見えたので再び遡行開始したのですが、追いついた鵜殿さんに様子を聞くと23㎝位の銀毛したアマゴとの事。鵜殿さん曰く「大物だったら即、ヘルプ呼ぶよ。」ですって。

 先を見ると先行したkidは吉奈川の出会いから動かずにいる。もしや本流を好みとしない彼は吉奈川に入りたくて、私達を待っているのかと思いながら彼の所まで行くとやはりである。今回の本流は「太い流れをやりたい。」との私のわがままでお付き合いしてもらったが、元々kidは細い川指向、鵜殿さんも魚が居る気配が薄い本流よりもと言っていたので、ここで2手に分かれる事にして、1200落ち合う事を約束して支流と本流にである。雄登は私に付き合って本流遡行を続ける事に0730頃である。
 雄登と私は共に比較的丹念にポイントをチェックする方なので時間を掛けてらしきポイントや少しらしきポイントまでチェックしながら、遅い遡行スピードで登るが、一向に魚の姿を見る事が出来ずに「民宿わらじ」の辺りにさしかかった処で、雄登が一つ上の渕にルアーマンを発見、少し様子を見ていたが丹念に渕を攻めている様なので、頭ハネする訳もいかずで、これ以上の遡行を諦めてひとまず退渓する事にした。丁度その時にまこ@釣庵さんからメールが入電「釣れました。27㎝」「おめでとうございます。」と「ひとまず退渓」を返信してから、Myキャラバンにもどり雄登と次は何処へ移動しようかと相談している処へ、まこ@おしどり夫婦が川から上がり移動の途中で通りかかり、少しお話しでお互いの様子を報告し合い情報交換。まこ@釣庵さんは入ったエリアで魚を見たのは獲った1匹だけで奥様はノーフィッシュ。あまりの渋さに嫌気がさして、来る時に見たが未だ開いていなかった朝市も気に成るので朝市に寄りつつ、何処か支流にでも入ろうかとの事でしたので、船原川か持越川をお勧めし、持越川ならば川沿いに駐車スペースが何ヶ所も在る事を教え、遠くから来られているので私達と違い貴重な時間なので「では、そろそろと。」とまたの再開をお約束してそれぞれのポイントへ車を走らせたのでした。
 Myキャラバンは下流に向けて走り、始めは大仁橋上流にと考えていたが、通りがかりに渡った大見川の鮎見橋で気が変わり大見川に入る事にしたのですが、これは別エントリー書く事にする。

 吉奈川に入った2人はと言うと、出会いからすぐの国道の橋を過ぎた辺りから魚のチェイスが急に多くなり、2人共に6キャッチしたとの事。サイズ的には20㎝前後との事で全てのポイントに魚が居た訳では無くボサが被った所などの釣りづらい所が良かった様です。
 1200少し前に2人をピックアップでこの後の相談。鵜殿さんは本流狙いの為いつものショートロッドより長いロッドを使いルアー投げまくりで右の肘が痛むとの事。雄登は日頃の早朝登校などの疲れもありで午後の部は欠場希望な事も有り狩野川を撤退する事に成り帰宅と成ったのです。

 私は3月2日に27.5㎝アマゴを獲った時には解禁当初の事もありこのサイズでこの魚体、やっぱり本流は違うと意気込んだがそれ以降は全くのノーフィッシュ。狙って獲れるほど腕がある訳ではない私にバリバリ本流アマゴか掛かるのは交通事故に遭う様なものなのかもしれない。釣れる人には釣れるのだろうが、あちこちで狩野川は釣れねえとの評判を聞くが、来週、そう次の日曜日は黄金週間後半の4連休真っ直中で私は釣友と河津川の約束があるので、狩野川水系の太い流れがクローズする20日までに釣行出来るのは残る11日、18日の2日位だが本流を諦めて支流に入るか、それとも他の川へとか気持ちがぐらついてしまうのです。

「ボ」な結果の反省文なんで添付する画像はありません。と言うかいつもの如くデジカメ持っていながら何も写しませんでした。

冷川釣行(2008.04.20)

2008-04-21 | 狩野川水系
 松川漁協の仕事が終わり、鵜殿さんも帰り、残ったと言うか地元のkidと私の釣バカ2人はそのまま素直に帰るはずもなく、チョイと一山越えて狩野川水系に行ったのでした。最近は雄登と釣に行くよりkidとの方が多い(笑)

 雨後の増水傾向の川で大物が運良く掛かればなどと淡い期待を抱いて、先ずは大見川の様子を見て見るが水量が多すぎて遡行は厳しい感じです。大物狙い専門のアングラーの様に車で移動しつつピンポイントを攻めるスタイルは私達には向かないスタイルなので、川に下りられるだろうと目星を付けて入った路地は見事に当たりだったが囮屋さんが使用しているスペースの様でご主人らしき人が鮎釣りの解禁に備えて整備していたのでダメもとで聞いてみたら邪魔に成らない所ならと言うことで駐めさせて頂いて、大物が潜んで居そうな大淵とその上下を少しだけやったがそう簡単に釣れる訳もなく直ぐに終了。

 水量が多く、上流の方も見てみたが大見川は川通しの遡行が厳しそうなので、大見川支流の冷川それもkidと2人で昨年の狩野川ラスト釣行冷川釣行(2007.09.23)の時と全く同じエリアそれもその時と同じイブニングに入る事に成ったのです。

 水量が多く少し濁りが入っている。昨年秋にチェイスが有った所など探っていくが水の量や季節の違いなのか私にはなかなか魚の姿を見ることが出来ないが、kidには幾つか見えている様です。
 今シーズンの冷川でのファーストフィッシュはヤマメ?(朱点無し、目の横の黒点無し)20㎝でした。うっかりしてフィッシングベストにデジカメ-オバQを入れ忘れてしまい携帯のカメラで撮影のピンぼけで見にくい画像で申し訳ないですが一応掲載します。オバQのオートマクロに慣れてしまっているとマクロの切り替えを忘れてしまってのピンぼけ写真です。

 こんな魚が、
 こんな所で掛かりました。

 嬉しかったことにトラウトチューンの個人的には好きなカラーのオレンジ金で初めてのキャッチです。好きな色だけにちょくちょく使っていたのですがなかなか結果が出ずでやっぱこのカラーはなんて思いかけていた処でしたから嬉しく、このカラーでも大丈夫な事がわかりホッとした感じ。

 新しい橋の所に在る落差工の辺りに差し掛かった所で電話です。午前中に松川漁協の仕事を一緒にやっていた釣友の山本さんからで「この後はどうする?」と聞くと「最近忙しくて釣に行ってないけど疲れてるからどうするか解らない。」と言っていたが、冷川上流の徳永川に入っているとの連絡でこちらの居る所を告げるとしばらくしてから新しい橋の下に姿を見せた。状況を報告し合ってから私達は遡行を続行、彼はしばらく見ていたが、ふと見ると彼の姿は無く橋の上など見渡したがやはり姿は見えずで帰宅したようです。徳永川には稚魚が沢山居たとの事で先が楽しみな情報。なるべく多くが生き残って大きく育ってくれる事を祈りたいです。

 さて、遡行の続きですが新しい橋から古い橋の間はトロトロなトロ場でらしき所が1、2在るが反応無し。旧橋の下は深く掘れたトロ場で護床ブロックも入っていたりピアーに流木が引っかかっていたりと考え方によっては好ポイントなのですが橋廻りでは出ませんでしたが、橋少し上流の帯工の直ぐ下流で22㎝のアマゴがヒット。

 こんな所で
 こんな魚が獲れました。

 ヒットルアーはトラウトチューン オリーブバックです。
このポイントkidは左岸側の芦を藪こぎで上り私は右岸を沈んでいる護床ブロックを歩いての遡行だったが下流から彼を見ていると、どうも先のポイントが気になる様でさほどやっていない感じだった。キャッチした場所が魚の写真を撮るのにあまり良くない場所だったが浮いている枯芦にネットを置いての撮影で手間取ってしまった上に結局ピンぼけに近い画像で、残念。


 先へ行ったkidはと言うと前回と同じポイントから動かずにいる。さては前回立て続けに2バラシの尺クラスが未だ残っているのかと思い追いついてkidに話を聞くとまたもや2匹の大物が立て続けにチェイスしてきて今回は食いそこねらしく何回もチェイスしてくるらしく粘っていたが結局ヒットまでは持ち込めずで近々のリベンジをしきりに言っていました。

 kidがそのポイントに諦めが着いた所でこれ以上上ると退渓するポイントも解らないし良い時間にも成ったので前回kidが退渓した所から退渓でMyキャラバンに戻る途中で護岸の上から餌つりしている地元の老人がおりまして、ポイントは私が20㎝を獲ったポイント。バケツの中を覗かせてもらうと15㎝位のハヤが数匹と10㎝に満たないアマゴの稚魚が今にも息絶えそうにヨロヨロとバケツの中で泳いで居たのがちょっと悲しい。道路脇の農業用水路を見ながら「こんな中に結構魚入っているんだよね。」などと話している矢先に魚影発見。正体ははっきりしなかったがやはり魚は入っていました。
 この処難しい狩野川水系で苦しい戦いが続いていたが、支流は少しは優しく、2匹獲らせて頂きました。

狩野川釣行(2008.04.01)

2008-04-04 | 狩野川水系
 4月1日は雄登の入学説明会であった。この日はカミさんの休みが取れずで私が会社を休んで行く事に成って、場所は修善寺、説明会の予定は午前中、となれば当然Myキャラバンにタックルを積んで午後は狩野川をとなる訳です。
 学校側からの指示で車での来場は禁止、学校に駐車スペースが在る訳ないから当然です。てな感じで早めに出掛けて大見川が本流に合流する狩野橋の下に駐車して狩野川沿いを歩いて学校へ行き、色々な納入費やら教科書などの購入品を買い等々で1200に終了。また同じコースをトコトコ歩いてMyキャラバンに戻り、着替えです。先ずは腹ごしらえの為にコンビニでおにぎり調達で本日の予定ポイントを目指すのだが、先ずは嵯峨沢橋まで川の様子を見がてら走ってみると誰ーれも居ません、平日の午後なんで当然と言えば当然なんですが人気の有る川ならば平日でも誰かしら居るはずなのですがこれが狩野川の現実かもしれません。もう一つ気になったのは河川工事で平日なので工事が行われているのは確実。もしも濁りが入っていると釣りに成らないので一通り見て回ったが濁りを出している現場は無い感じなので当初の目論見通りに宮田橋から入ることにして橋の袂から河川敷に下りる通路を下り駐車でスタートです。

 前日の雨の影響で若干水位が上がっているが数センチ程度、で水色は笹濁り位な感じで釣りには影響無さそうである。目論見とは狩野川漁協さんが成魚放流をしたのが宮田橋から上流との事なので抜かれずに残っている魚を拾ってとの考えだ。先ずは雄登と二人で橋の直ぐ下流の淵から順にやっていくのだが一つもチェイスが有りません。二人で「どう、魚居た?」「全然駄目」の繰り返しばかり。右岸側を遡行して居たのだが、橋から100m位遡行した処で雄登のアレキサンドラが左岸寄りの石の所に根掛かりで私が上流の渡れそうな所まで行き、左岸に渡り下って無事にアレキサンドラを救出の頃から濁りが段々きつくなり始めたので遡行中止。何処かの工事現場で濁りを出し始めた様である。
 宮田橋を諦めて上流に移動、濁りの根元は柿木川でした。次に入った場所は例会の時に雄登が放流物ながら大きな奴を獲った田沢橋より少し下流の稲田渕から入り遡行であるがここも全くチェイスは有りません。私が穴明渕をじっくりチェックしていると先行していた雄登がキャッチした様である。ポイントは穴明渕に流れ込むガンガン瀬の上で丁度田沢橋の渕からの流れがぶつかるぶっつけ所だった。倒れ込んだ竹の向こうにキャストでUの字ターンしたアレキサンドラのヤマトイワナについて来たものの足下まで来て戻っていったが次のキャストで再びUの字ターンしたアレキサンドラにヒットしたとの事です。トップの画像の魚がその魚である。サイズは19.5㎝とさほどではないが比較的体高がある本流で育ったアマゴの体形をしている。参考までに横から写した画像を次に載せて置くことにする。



 雄登が一つ獲ったことから少しはやる気が出たが、前回良いのが出た宮田橋の渕では相手にしてくれる魚は皆無。橋の上流側にもらしきポイントが幾つも在るのだが全くチェイスが無くやる気が少しは出たのに直ぐに萎え萎えに成ってしまい暗く成るまではまだ少し時間が有ったが諦めて退渓。

 今回の狩野川本流も激シブだった。水温は13度を超えていたたが、魚がアスリートを追う姿を見ることは出来なかったが、雄登が獲った状況からすると水温の影響だけでは片付けられないようだ。

狩野川釣行(2008.03.23)

2008-03-24 | 狩野川水系
 真面目に仕事にと言うかやらねば成らずてな感じで日曜、夜、昼関係無しに仕事に勤しんでいたので先週は川に行けなかったが、担当現場の完成検査も無事終わり、ゆっくり川を楽しむ時間が出来たので早速行ってきました。狩野川、河津川をダブルで楽しんだ中で先ずは狩野川の釣行報告です。

 予定では釣友の鵜殿さんが来る予定だったが、春の嵐の後のぽかぽか好天の土曜日、花粉が大量に飛び交い、酷くやられてダウン。彼の場合、春の渓流は花粉症との戦いでマスク、キャップ、偏光グラスと顔が殆ど解らない姿でそのままコンビニに入れば店員がカラーボールを握りしめる様な感じなのだがどうも都会の花粉の方がタチが悪いらしく、都会で仕事の最中に症状が悪化した様でキャンセルの連絡をもらった時の電話の向こうの彼は辛そうであった。

 Fishing club HUSLERでWeb上では「伊東戦隊」と呼ばれている鵜殿さん(川崎在住ながら何故か)とkid、雄登と私部隊長の4人で0500に前線基地を出発予定であったが、鵜殿さん欠場で私が目を覚ましたのが0502で雄登を叩き起こし、慌てて仕度をして装備は前夜に積み込み済みだったので基地を出たのが0515で途中ピックアップのkidを少し待たせたものの何とか3名で中伊豆バイパスが無料の0600前に料金所を通過。途中いつものごとく八幡のコンビニで朝食を調達で食べながら狩野川本流へ向かうのだが事前に鵜殿さんとの打ち合わせでは長野川出会いから上に入りたいとの事でそこは次回にと考えながら本流筋の駐車スペースを探しながらここぞと思う路地へMyキャラバンを突っ込んでみたものの良い所がなかなか見つからない。その上kidは狩野川なのに小河川や源流で使う様なショートロッドしか持ってきていないので何処かの支流の出会いを考慮に入れなければ成らず苦慮して、結局2往復したものの条件に合う良い駐車スペースが見つからず仕方なく長野川出会いの所にMyキャラバンを駐車で雄登と私が本流に入りkidが単独で長野川を遡行する事にしたのです。入渓ポイントに迷い、駐車スペースを探したりで結局川に入ったのは0700を廻ってしまいました。

 雄登と私は本流を遡行するのだがいつものごとくゆっくり仕度して長野川出会いの所に在る急な長い階段を下りて先ずは合流点の右岸を少しやるも全く反応無し。そのまま右岸の護岸伝いに下流へ下り合流点の渕尻で左岸に渡ってここからが遡行本番である。先ずは水温測定で10.3度と相変わらず低めで、先行きが心配。雄登と私の遡行はらしきポイントを隈無く探るスタイルなので遡行距離は短く時間がかかるのだが今回入ったエリアはらしきポイントだらけで隈無く探っているのだが全く反応が得られない。長野川出会いから少し上った所でふと下流を見ると本流竿を振っている餌師の姿が嵯峨沢橋の所に見えたが上流に上ってくる気配は無いのでそのまま遡行を続けるが相変わらず全く駄目ダメの状態で雄登と二人「何で何も起こらないの腕が悪いの?」と顔を見合わせて「いくら下手でも普通チェイスの一つや二つはあるだろうに不思議だ。」「この絶好のポイントで何も無しはおかしいだろう。」とか狐につままれた状態。そうこうしている処へ右岸側に監視員である。状況を聞かれたので「全然ダメ。」と答えると猫越川合流でルアーで釣れているとか言って帰って行ったが、釣れている状況を言いたいのは解るが極々一部で釣れているのを言われてもこの状況では何とも人間の活性が上がらない。
 狩野川漁協さん発行の狩野川全図に書かれている「東流の渕」だと思うが、えらく水深が有る渕であれやこれややっている時に一度だけやる気が全くない20㎝チョイ位のがアスリートの後を付いてきた。「おおっ!狩野川本流でやっと2匹目の魚を見れた!」と声を上げてしまいました。その後は再び沈黙。
 「東流の渕」の直ぐ上の小渕のでは丁度良い感じの所に倒木の枝が在ったので渕尻にアスリートを落としチェイスを見ながら目で追うがチェイスは無い。落とし所を変えて2投目、同じように目でアスリートを追うが渕尻から流れに入った所、丁度立ち位置の横位の所でアスリートを一瞬見失った時にコンと当たりが出てフッキングしたが油断していた上に食いが浅くちょっとの遣り取りでネットに手をかけた処でバレてしまいました。サイズは20㎝有るか無いか位。東流の渕への流れ込みが2つに分かれていたので反対側を上ってきた雄登に「バラシちゃつたよ。」と告げて時間を見ると1000少し前でkidと約束したMyキャラバンに戻る時間まではもう少し有ったが、丁度川から上がり易い監視員が下りてきた所で先を見ると吊り橋が架かっていてこの先は上がるのに困難ではと考え、またあまりの反応の無さに萎え萎えでバラシたのは悔しいもののこの日の狩野川は諦めて川から上がる事にしたのでした。
 Myキャラバンに戻ったがkidが戻ってくるであろう時間まではもう少し有ったので長野川に今一度下りて前回鵜殿さんがバラシた落差工落ち込みとその上のらしき所を少しやってみたが全くのノーチェイスで完全に諦めがつき、移動に備えてウェーダーを脱ぎタックルチェンジをしてから花粉症で喘いでいる鵜殿さんに「ボ」のメールを発信して、kidを待っていると約束の時間丁度に息を切らして走ってkidが戻ってきた。
 kidに長野川の様子を聞くとなんと彼はルアーで狙えるギリギリの川幅の所まで遡行して頭22㎝を含め8匹キャッチしたとの事。しかし遡行距離は地形図上でざっと測って2.5~3㎞位で、途中先行者に出くわし大きく高巻きもした様だが約3㎞で8匹は多いのか少ないのか微妙な感じだ。それにしても約3時間ちょっとでその距離を遡行し帰りは走っても30分かかったとは恐れ入りました。

 結局、午前の部の狩野川は相変わらずの激渋。今回、二人で500m足らずの距離でらしきポイントは数多く有る所を時間をかけてチェックしたにも関わらずやる気無い1チェイスと1バラシのみとはいくら腕がとは言うものの何かおかしい。水温の関係で超低活性で魚が出て来ないのか、考えたくは無いが魚が居ないのか全くもって不思議である。鳴り物入りで今年からルアー・フライに解放された狩野川本流だが釣り人が少ないのは激渋に参っているのは私達だけでは無いからなのではないのだろうか。

狩野川釣行(2008.03.09)

2008-03-10 | 狩野川水系
Fishing club HUSLER の3月例会で狩野川に行ってきました。
狩野川例会の報告は参加者の皆さんが撮影した画像が私の手元に届き次第改めてUpする事にしてここでは私の釣行の状況と我が息子の雄登がビックなやつをキャッチしたのでその辺りを釣行報告として書き留める事にする。

 約束の集合時間0600に大仁のセブンには参加者全員が集合、入漁券が必要な人はここで購入で直ぐ隣の公園の駐車場に移動して改めて挨拶を交わしフライ部隊はフライに適したポイントを目指して移動。残るルアー部隊は公園駐車場で仕度だが、地元組や年券購入済みの鵜殿さんは何時でも来れられる的な感覚で寒い朝一はで今一乗り切らない感じで朝食など摂りながらゆっくりしているが、都会から来ているosadaさんには貴重な時間なので先週私と鵜殿さんが入ったエリアだが公園の前に先に入ってもらった。鵜殿さん、kidとが少し遅れて続き、私達親子は相変わらず遅い仕度で最後に一応川に入るが、前回獲れた所より少し上流で数投した処で本来の予定通りの行程にとのコールが入る。ここで私のアスリートが根掛かりでレスキューにもたつきまたもや皆さんを待たせる事に成ってしまった。

 本来の予定通り、参加者のルアー部隊をMyキャラバンに乗せて上流まで狩野川本流の視察。さて何処に入ろうかと思案しながら嵯峨沢橋まで見に行き戻りながら入川ポイントを田沢橋に決めosadaさん、鵜殿さん、kid、雄登を降ろし私は駐車ポイントを探して県道を上流に向い変電所の近くに駐車でそこから川に入る。途中月ヶ瀬旅館の辺りで大々的に川を瀬替えして左岸の護岸工事をやっていた。川が小さく右へ左へ蛇行して淵が2つ連なるシチュエーションで先ずは上の淵からスタート。かなり丁寧に攻めたつもりだが全くのノーチェイス。下の淵も同じくで攻め終わった後に淵をのぞき込んでも小魚の姿すら見えない状況でした。田沢橋に降ろした4人と合流すべくダウン主体で川を下るのだが、瀬のここぞという所は丁寧に探りながらゆっくりの遡行でおとり屋さんの前の淵を攻めている処で下流組の雄登から電話で田沢橋の所のたるみを攻めている空きに先週私と鵜殿さんに悪さしたのと別のテンガロンのカップルに上流に入られてしまったので上流への遡行が困難に成ったのでピックアップ要請である。今回の例会幹事である私はホストに専念で直ぐに川から上がってMyキャラバンに戻り、雄登に電話。「今から下るよ。」「でかいの獲った!」丁度ランディング直後だったようでかなり興奮気味。
 田沢橋までMyキャラバンを走らせたが駐車可能なスペースがなく残念ながら川に降りれなかったが、雄登がヒットでファイト中にそれよりもでかい2匹がスイッチオンで後をついてきたようで皆必死にキャストしたていたがその後は獲れず。魚は池を作って生かせて有るというので橋の真下まで雄登に持ってこさせ37.5㎝アマゴを横に置いて記念写真をパチリ。トップの画像である。そのアマゴはその場でリリースした処、十字ブロックの所に戻っていきました。 
 雄登は余裕、外の全員は必死だが流石に諦めがついて上がってきたので状況を聞くと橋の下流左岸に十字ブロックが2列並べられていてブロックのエッジが深く成っている。そのエッジの深みに魚が付いているようで外にも40オーバー位のが数匹居るとの事です。丁度狩野川漁協の監視員が廻って来たので放流状況などを聞くと宮田橋より上流数カ所に2日で合計500キロ位成魚を放流したとの事でかなりでかいのを入れたようです。
 雄登の快挙の裏には幾つかのミラクルが重なったようで先ずは頭はねのテンガロンカップル出現で移動出来なかった事。2つには私がもたもたしていてピックアップが遅く成った事。3つにはヒットルアーのアレキサンドラはヒットの少し前にルアーチェンジ直ぐにミスキャストで対岸の枝に巻き付いて到底取れそうもない状況に成ってしまったがロッドを小刻みに煽っていると幸運にも巻き付いたラインが上手い事ほどけて無事救出出来た事。そのアレキサンドラだが、前日私がルアーショップに向かっている途中に電話して「雄登、ラピッドの在庫は大丈夫?」「シンキングが無い。」で受験に頑張った雄登にラッピドの一つでもと思い見たがシンキングが無いので直ぐ横に並んでいたアレキサンドラに目が止まってOpen6Eさんお得意で有り、ラピッドと同じアンレーズのだしという事で購入で雄登にプレゼントした事等々。いずれにしても素晴らしい。この時点で誰一人釣れていない中で唯一キャッチ、それも特大である。

 鵜殿さんから頂いた画像です。雄登が獲った37.5㎝アマゴ

 ルアー部隊全員がMyキャラバンに乗車したので次なるポイントへ移動である。一度公園の駐車場に全員集合で情報交換。フライ部隊は全く駄目でアマゴに相手にしてもらえなかった様子。ルアー部隊も雄登以外全滅。フライ部隊は次なる支流の戦場につり専用車を走らせ、私達ルアー部隊は大見川出会いを目指して市役所の駐車場に駐車でkid、雄登小隊が桂川に入って行き。osadaさん、鵜殿さん小隊は大見川出会いの淵を左岸側でしばしやってから本流を上って行った。私は渕尻を回り込んで右岸側に行き、一通り淵の右岸を攻め、大見川を上る。全くのノーチェイスで狩野橋の下でフライマンの方が仕度をしていたのでお声掛けしてお話をするとここから上流をやるとの事、色々お話をさせいて頂いた。話をしている処に雄登が来た。どうも入った桂川は水質が悪く早々に諦めてkidはosadaさん小隊に合流した様です。私と雄登は大見川を狩野橋で渡り回り込んで、本流遡行のosadaさん小隊と合流したものの皆さん諦めムードでそのまま川から上がり遊歩道を歩いてMyキャラバンの所まで戻り、再び公園の駐車場まで戻りフライ部隊と合流。この時点で釣果は雄登のアマゴのみ。終了予定の1400を少し廻っていたが、このままでは終われずで、エキスパート山本氏は終了で帰り、雄登は前日もkidと共に松川を一日やっていたのでここでウエーダーを脱ぐ事にした。残るボーズ組は何とか「ボ」は避けたいとの事でkidがしきりに狭い川と言うので、本流を諦めてosadaさんとkidを比較的魚が多い支流の船原川に降ろして残りの鵜殿さん、ハーデーサガさん、私は長野川の橋から直ぐ上の所にから本流出会いまでをやったが私は既に終了モードでフライの後をフォローでついて行く程度、鵜殿さんもそんな感じ。私には全くだったが、ハーディーサガさんが流すパラシュートに一度出てきたが残念ながら銜えず、鵜殿さんは落差工の落ち込みで20㎝位のをヒットさせたが残念ながらバラシてしまったとの事。で良い時間に成ったので終了としました。osadaさん達をピックアップで様子を聞くとosadaさんが1キャッチ、kidはバラシとのこと。

 狩野川解禁から2週続けての釣行だが朝の水温が0630大仁橋少し上で7゜C、私が最初に入った変電所の辺り0900頃で9.5゜C、昼を過ぎて1430長野川下流で11.5゜Cとまだまだ水温が低い、大見川でお話をさせていただいたフライマンも言っていたが例年よりも水温が低いので魚がベタ底から動かないとの事で虫はハッチしているが午後に成ってもあまりライズが見られない。もう少し後に成って水が温む頃が良い感じだ。ルアーマン特にミノーイングを主とする私はアマゴが鮎を追うように成ってからが本番の様な気がする。
 それにしても雄登には参りました。以前にもこんな事が有ったが参加者が誰一人釣れていない中、唯一雄登だけがキャッチとは恐るべし。彼の獲った魚の画像は私がその場に居合わせずで手元には無いので頂け次第追加アップしようと思います。


 

狩野川釣行(2008.03.02)

2008-03-03 | 狩野川水系
2008年渓流解禁!!
 仕事がめっちゃ溜まっているのに行ってきちゃいました。今シーズン初釣行。場所は当然、今シーズンからルアー釣が出来る様に成った狩野川本流です。
 数日前から釣友の鵜殿さんとメールのやりとりで私は「行くとしても午後に様子を見に行く位で・・・」なんて生返事をしていましたが、鵜殿さんの都合が着いて朝来るという事で早春の渓流な事もあり私が起きられないであろう事もありで0700に私の自宅を出発予定で計画。結局私がもたもたしていて0720にMyキャラバンで鵜殿さんを乗せて出発。
 中伊豆パイパスを走り、徳永川、冷川を見ながら走り、途中八幡のミニストップで朝食のパンを調達で目指すは本流。大見川を見ながら修善寺橋から来週のFishing club HUSLERの例会での駐車スペースの事も考えて一気に狩野川公園の駐車場まで行くと満車だろうと思っていたら案外空いていました。駐車場の確認も出来た処でさてどうするかという訳で、川の様子も解らない、釣り人の様子も解らない、駐車スペースも全く解らないので先ずは車で上流まで見に行こうという事で雲金橋辺りまで見に行ったが釣り人が意外にも少ないのに二人共にびっくりでした。
 さて何処に入るかという事で、私が気になっている大仁橋の所から入る事にして生コン工場の辺りまで下ってきて工場の前にある公園の駐車場にMyキャラバンを駐車。そこには昨日の解禁から狩野川入りされているフライマンがお二人おられて様子など伺い、釣り人が少ない事などお話しすると昨日の解禁の時は入れ替わり立ち替わりだったようです。

 さて、前置きが長くなりましたが本題の釣行記です。仕度をして狩野川サイクリングロードを歩いてトップ画像の赤く塗られた鋼橋の大仁橋に行くとそこにはライズ待ちのフライマンがお一人大きな石の上でたたずんでおられた。この時点で気になっていた橋からほんの少し上流の消波ブロックの所は諦めましたが、一応狙う予定のポイントなどを伺ってからフライマンのポイントを避けて橋下辺りで水温測定8.5゜Cでそこをを少しやってから上流に向かって歩き始めると「淵への流れ込みはやって良いよ。」とフライマンから声をかけて頂いたのでお言葉に甘えて鵜殿さんと二人でキャストを始めると右岸を歩いてきたルアーマン2人の姿が目に入ったのでどうするだろうと思ったら私達が狙っている右岸消波ブロックの所に入ってきて有無も言わさずキャストし始めるではないですか、これにはびっくり。先行してやっている私達の前にです。一人はテンガロンハット、もう一人はキャップ、ひげを蓄えて風体は由緒正しきルアーマンな感じながらやっている事は最低です。折角フライマンが気を遣って譲ってくれたポイントなのに鵜殿さんも私も殆ど攻めず仕舞で気分が悪くなり、その場を離れて上流に向かったのでした。
 このエリアは川が左カーブな所で流れが右岸に寄っていて左岸側から攻めづらい感じです。それでも二人で滑る石に足を取られながらも頑張って遡行するもチェイスしてくる魚の姿も全くない感じで魚が少ないのか、解禁の昨日に叩き尽くされたのかそれとも腕か。私はダウン主体でやっていたので鵜殿さんに先行をお願いして私は後から付いていく。ダウンクロスにキャストしてアスリートを流れをドリフトさせて狙うのだが、らしきポイントは随所に有るものの右岸側に寄った所が多く今一つ届いていない感じだ。大仁橋から2~300m位上流の辺りで私のアスリート7SPが根掛かり、流れの中央辺りです。こんな感じの景色の所

何とか行けそうなのでレスキューに行き何とか無事に助け出した。気になる感じのポイントで何度もキャストしていたが思う所まで届いていなかったので折角流れの中央部まで出てきたので気になっていた右岸寄りを攻めてから戻る事に決め、右岸芦際へダウンクロスでキャスト、トウィッチを入れながらドリフトで誘う。数回トウィッチを入れた処でゴンと来ました。ドラグが緩めだった為、少し出されたがドラグを直ぐに締めて遣り取りで久々のトラウトでドキドキ、ローリングでフックを外そうと必死で抵抗されたが寄せてネットインにもたつきながらも何とかキャッチ。27㎝のアマゴで体高があり本流らしい素晴らしい魚体で嬉しい。転ばない様に必死で岸際に戻って愛用のオバQに納めた画像です。
  2008年のトラウト初釣果です。
鵜殿さんが体高の判る画像を撮ってくれていたので頂けたら追ってアップしようと思います。
  鵜殿さんから頂いた画像です。

 その後は良さ気な感じの所が何ヶ所も在ったがノーチェイスでした。修善寺橋まで釣上がって終了としたのですが、私は魚の姿を見たのはキャッチしたアマゴと足元から逃げて行ったハヤのような魚1匹だけでした。鵜殿さんは全く魚を見なかったと悔しがりつつ不思議がっていました。

 帰りがけにちょっと冷川の様子を見に入りましたが、ここも全くのノーチェイスでした。もう少し暖かく成ってからが本番と思うが、釣友の狩野川流域出身で東京暮らしのフライマンに報告がてら彼のブログにコメントを入れた処、解禁日に「狩野川釣果ブログ見てましたがバケツに40匹も持ち帰る人など載ってました。」とか、何処で獲ったのだろうかこのエリアの状況からすると私にはとても想像が付かない感じです。

タックルデーター
ロッド :ウエダ スーパースティンガー SSS-72Si
リール :エアリティー2506
ライン :ヤマトヨ ファメルトラウト4Lb
ヒットルアー:アスリート7SPホロヤマメ

2007狩野川水系ラスト釣行(2007.09.30)

2007-09-30 | 狩野川水系
 2007年9月30日、今日の釣行を最後で来春までこの水系には入れない。そう、明日から狩野川水系のアマゴ漁が禁漁期間に入る。
 本年最後の狩野川水系、何処に入ろうかと思案している処にFisherman’s Club SALARのOsada氏が狩野川に釣行するとの連絡が入り、追っかけで釣友の鵜殿さんからも連絡が入った。Osada氏は大見川の下流部が気になると言う、鵜殿さんは「狩野川だと記事に出来ないな、禁漁に入っちゃうし。」で朝から午前中狩野川水系に入り、山越えして午後は土肥山川に入り夕方土肥のサーフでメッキ、堤防でアオリイカの釣行計画でお二人にはイカ用のタックルも持ってくるようにお願いしたのだが、夜に鵜殿さんからのメールが入っていました。「娘と約束が有った、行けない。」である。彼は子供との約束を反故にしてまでつりする様な人で無しではないので欠場。で、困った問題が1つ、天気予報では朝から小雨だが鵜殿さんが来るからきっと曇りだろうと思っていたがチョイと狂いが生じた。

 日曜の朝、Osada氏との待ち合わせが0530伊東港なので0430に目覚ましで何とか起床、既にタックルはMyキャラバンに積んで在るので身仕度をして、来春受験を控え大事な時期にも関わらず本日も同行のkidをピックアップして伊東港でOsada氏と合流でいつものセブンで朝食&入漁券購入で旧鮎見橋下に向かうことでそれぞれの車で移動。移動の最中「鵜殿さん来ないのはヤバイね、雨止まないね。」とkidと話したのだが案の定で、伊東は小雨なのに冷川峠を越えて狩野川水系に入るや本降りに成ってしまった。晴れ男が居なくちゃダメなのよ鵜殿さ~ん。

 前置きが長くなったが本題の釣行報告である。大見川下流のポイントに到着で目の前の川、昨日からの雨で増水し、少し濁りが入っている様子を見て、もともと本流を苦手と言うか好まないkidは「このポイントは車で待機して様子見ます。」となえなえ状態。私もゆっくり仕度を決め込む。Osada氏はやる気満々でササッと仕度してお先にとばかり川に入っていった。
 現地に到着の時には既にエサ釣り師の先行者が入っていて出合手前の淵で竿を出していて、上流に移動して行った。Osada氏はエサ釣り師の後追いで淵からスタート。私はOsada氏が釣りをする姿を見ながら車でタバコをつけてからゆるゆると仕度をしていると先行していたエサ釣り師が戻って来たので御挨拶して様子を伺うと「全然ダメよ、諦めた方が良いよ。」でした。そのお方30年来狩野川に来ていると言っておられ、エキスパートの本流釣師のお言葉、実際にその通りな結果に成るのでした。
 さて、ゆっくりとした仕度が終わり、本日のタックルSSS-72Siにエアリティー2506セットでラインはヤマトヨテグスのファメルトラウト4Lbで付けたルアーはアスリート7SP赤金と濁りを意識した本流タックル。で先ずはエサ師、Osada氏がチェックした淵からである。プレッシャーが掛かっているであろうが、質の違うルアーで上手いことバイトを誘発するピンポイントにアスリートが通れば可能性も有るので丁寧にチェックする。対岸の岩盤エグレ際、続いて瀬からの淵へ流れ込み、着水ポイントを替え、リトリーブコースを替えで丁寧に攻めるも全く反応が返ってこない。瀬を渡り対岸で岩盤際をダウンでアスリートを通したかったが15㎝ほど増水していたので瀬を渡れずで叶わなかった。そこでピンテール6をチョイスでカウントダウンで深い所に送り込むもダメ。岩盤際をアクション付けドリフトさせながら沈めるもこれもダメ。
 この辺で淵を諦めて瀬に上る頃にはkidの姿が釣りバカの性ですね、やっぱり待機などしておれず出てきました。そこからはkidと二人で瀬の中のらしき所をバルサミノーの彼が手前を、本流タックルの私が中程から対岸近くをチェックしたが姿を見せてくれるアマゴの姿は無し。狩野川水系に通い始めて暑い盛りでも瀬からの反応が少ない気がするのだがやっぱりである。
 水温は16度だがこの処の陽気からして恐らく雨の前には18度台は有ったであろうが前日からの冷たい雨で急に下がったに違いない。魚にとって2度の急変はかなり厳しい事が想像出来る。そんな事を考えながらなえなえに成りつつも細かいチェックをするが一向に魚の姿が見えない。そうこうしている内に先行していたOsada氏が戻ってきたので様子を聞くと1バラシのみで魚の姿を見たのはそれだけとの事で大見川を諦めて移動する事に。

 増水の上、濁りが入っている状況で次は何処にしようか悩み、初めてのポイントで駐車スペースなど解らずに動き回るのも辛いので、台風後の増水時に良い思いが出来た持越川の中流域に決め。前回Osada氏が来られた時にやったエリアより少し上流、台風後に入ったエリアより下の丁度中間辺りに決める。車を停め川を見るとさほど濁りはきつくなくやれそうである。
 kidは遡行スピードが速いので、私達に気を使って一人下流へ歩き下から入り私達を追いかけると言い、下へ向かって歩いて行った。私達は路肩の駐車スペースから直ぐの所に入渓。着いた時にはさほどでもなかった濁りが入渓の時には少しきつく成った感じだ。私達が入渓してさほど経たないうちにkidが追いついて来て結局いつもの2トップ交替、私がシンガリのパターン。2人の攻めたポイントやコースを見ながら自分の釣りを組み立てるのだが、上手い2人がお互いを確認しながら攻めている後を攻めるのはとても厳しいと言うか打てる場所が残っていない。それでも竿抜けの更に竿抜けをチェックしつついかにもな所は再度といった具合でやるのだが先行2人のスピードに着いて行くにはかなり端折らなければならない。わたしのアスリートに反応してくれたアマゴはただ一匹、それはトップ2人が両岸に分かれて交互に攻めている所に追いた河床ブロックが敷き詰められているのであろうスリット状の溝が何本か見える小淵なポイントでの事。ハスルアーとハンドメイドのバルサルアーがクロスに行き交う間隙を縫ってトラウトチューンのワカサギカラーをスリットの溝を通す様に白泡から淵尻まで引いて来たのだ。クロームメッキのボディーがヒラを打ちでキラキラとして以外にアスリート位置が判る。1投目で魚の追いが見えたが触らず、次は直ぐ隣のスリットを通すのだがそこまでテクニックがないのであくまでも感じである。魚が追って来た何回もトラウトチューンに20数㎝の魚がチェイスするが触らないで渕尻間際、この処上手くいっているチョイポーズでヒットしたが寄せる途中のローリング数回でフックアウト。眼前で繰り広げられるバイト劇をつぶさに見ていながらバシッと合わせが入れられない反射神経の無さが悔やまれるバラシ。
 バラシの後300m程釣り上がった位で持越川を諦めて退渓。Osada氏、kidそれぞれに数回のバラシでノーフィッシュ。私は1バラシのみでここでも食いが浅い、水温の変化が影響しているのかそれとも狩野川水系の魚の特徴なのだろうか。

 これまでに支流2箇所を釣り歩いたが未だにノーフィッシュ、そこで未だ入った事が無い魚の実績情報が在る船原川を選んだ。ここはさるAPCが週間「つりニュース」に釣行記事を掲載しており、尺クラスのキャッチや数もなかなかの結果だった。きっと魚は居るだろうと言う事で選んだが駐車スペースなどが解らないので2台の車で動くのも無駄なのでOsada氏には途中で待機して頂き、Myキャラバンで上流の採石場辺りまで川の状況を見ながら駐車スペース探索で結局待機してもらった近くに在る橋の脇道に駐車で入渓する事にしたのだがOsada氏は夜走りの疲れが出た様で川には入らず仮眠を取るとの事で私とkidの2人で船原川を釣ることに成った。
 例によってkidに先に行く様に促し、私は川の規模をみてここでタックルチェンジでSSS-60SiにTD-ito2506セット、ラインはヤマトヨファメルトラウト3Lbにアスリート5.5S、トラウトチューンをセットする。ゆるり左岸側護岸に立ったのだが護岸が高く降りる場所が無い。上へ行ったり来たりでウロウロして入渓ポイントを探すが、降りられそうも無いのだ。kidは既に右岸側を遡行している。「どうやって降りた?」と聞くと「橋下のブロック積み護岸を滑り降りました。」と笑っていたが、あの急勾配であの高さを滑り降りる様な芸当は私にはとっても出来ないので橋を渡り右岸側の護岸が低い所まで回り込もうかと諦めかけた処で何とか降りられそうな所をやっと見つけて入渓出来た。そこはkidがいつもより丁寧にチェックしている様な大場所で何匹かチェィスが有ったようだ。私も丁寧にチェックしたが1チェイスのみだった。
 直ぐ上の小段の落差からヒラキなポイント、当然kidがチェックしていたが余りしつこくやっていなかったので1投目で小さい影がチェイス、次ではトラウトチューンに小気味よくチェイスしてくる魚が見えた。ターンの所でバイトで小さい魚なので難なくキャッチ。やっとファーストフィッシュだが12㎝と稚魚クラスのアマゴでした。
 川は他と同じく10~15㎝の増水、水色は笹濁りと言うにはちょっとな位に濁りが入っているが川を渡る時に何とか河床の状態が確認できる程度である。濁りに対応でアピールカラーをチョイスしたりもしたがキャッチしたルアーはトラウトチューン・ワカサギカラーでクロームメッキのボディーにブラウンバックの塗装で濁りの中では視認性が悪そうだが、アクションによる平打ちの時にメッキボディーがキラキラとして意外にルアーの在る場所が解るのです。
 この川に入ったのが1130を回った頃なので1時間ちょっとを目処に退渓するつもりで遡行を続ける。その後は各所でチェイスは有るもののなかなかフッキングまでは行かない状態でkidが2匹キャッチだがいずれも稚魚クラス、私も1匹追加したがこれも稚魚、kidが稚魚クラスを獲ったポイントで私のトラウトチューンにゴンときてこれはやったかと思いきやフッキング後のローリングが無いでやっぱり20㎝を超えるウグイでした。kidのロッドワークをを見ていると何か違うことをやっているのでよく見るとラインの先にはパンサーマーチンが付いている。彼はここの魚の追い方等から判断してのチェンジだがこれが見事に正解で20㎝上のアマゴをキャッチした。私のようにミノーに拘りその上にアスリート固執している私と違い、状況に応じて色々と繰り出す彼ならではの勝利である。
 農業用の取水用の落差工と言うか小さい堰きの所までに幾つかのチェイスを確認しつつも獲れずでしたが丁度頃良い時間なので退渓。

 車に戻りOsada氏とこの後どうするか相談。取り合えず直ぐ近くのセブンで昼食にして改めて相談で帰り道の途中になる大見川の中流をやろうか、それともそこそこに魚が居ることが確認できたここ船原川の続きに入るか等と話しているとOsada氏が地蔵堂川はどんなとの事、朝合ったエサ師に聞いたようだ。kidはこの続きをやりたそうだで「いい場所だと教えられて行くと真逆だったり」等と冗談を言っていたが、Osada氏の希望を汲んで地蔵堂川に移動。
 地蔵堂川の滝上、何故かイワナポイントへ案内したがどうも氏の好みでは無さそうなので下り中流域に入ることにする。昔から在るお寺の近くに在る古い橋から200m程下流から入渓、で水は他の川と違いクリアで両護岸ともに整備されているが河床の感じは良い雰囲気だが、水色が緑ががり、ちょっと臭う。少し上流に在る養魚場からの排水の臭いだ。Osada氏に先行して頂き私が後追い、2人で隈無くチェックするも全く魚の姿が見えない。死の川?って位に影も形も全くです。いくら下手でもいくらハイプレッシャーなナーバスアマゴを相手でもチェイスの一つや二つは見られるのにです。結局お寺の裏辺りで断念して退渓。
 kidはと言うと私達に気を使って一人上流に歩き入るとの事で行ったが、私達が車に戻り片付けをして2007年の狩野川ラストを釈然としないまま終わらせ、まったりとしばし話をし、「kidは?」「彼奴の事だから薄暗く成ったら戻って来るだろう」なんて話しをして、なかなか返って来ないkidを待ちきれずに帰り道が遠いOsada氏とお別れしたのです。
 kidはOsada氏が帰ってから少しして戻ってきたので様子を聞くと、私達が上がったお寺の裏から入り養魚場からの排水が流入する所の少し上までやったとのこと。入ってからしばらくは私達と全く同じ状況で養魚場の排水までは唯一他からの流れ込みの所にだけ魚が居てイワナをバラシたとの事で他には虹鱒を3つほど獲ったようで、排水を過ぎた所からチェイスは有ったが獲れなかったとの事だった。
 以前、釣友のエキスパート山本氏に狩野川水系のポイントを聞いた時に、養魚場の有る所を幾つか上げて、そこから下は水が悪いからなとしきりに言っていたがこれなのだと改めて認識した感じです。以前鵜殿氏と入ったときには少しは魚が居たのに今回は雨増水なのに全くとは不可解であり、魚を育てている水が流れ込んでいる川に魚か居ないとはこれも不可解。

 2007年狩野川ラストを有終の美を飾りつつ終わらせたかったが、「お前らまだまだだな、修行をし直してから出直して来な。」と言われた様な釣行結果で1日中降り続いた雨の中で釣り続け、添付できる画像も無いまま、釣行報告を綴り、2007の狩野川水系の終わりである。

 

冷川釣行(2007.09.23)

2007-09-24 | 狩野川水系
Fishing club HUSLER8月例会からつまり8月から毎週狩野川の各支流に通い詰めているが、そろそろくたびれてきたので朝はのんびりしていたが、後1週間で禁漁に入る。しがないサラリーマン、サンデーアングラーが故に、この23日を逃すと30日(日)しかないという訳でイブニングの狩野川水系へと考えていた。
 土曜の晩に練馬の釣友が来るのでお付き合いでエギングの予定が入っていたので朝は無いよとkidに連絡しておいた。その時に「川へ行くとしたら午後からイブニング狙いだね。」とも言っておいた。結局、釣友は仕事が終わらずに遅くなったとのことでキャンセルで、早起きもせずにまったりと朝から過ごしていると1300をまわった頃にkidから電話が来ました。1430ピックアップで狩野川水系に行く事にしたのです。

 選んだ川は週間「つりニュース」のさるAPCさんが好釣果をあげて記事にしていた『冷川』である。現地に着いたのは1500、どうせ午後からの様子見の様なチョイとのつもり、先ずは下流から車で川の様子を見ながら中流域まで走ってみる良い感じである。流石にエキスパートAPCさんが「つぬけ」をやったのは川を見て理解が出来た。川を見ながら駐車スペースも確認で県道の橋から少し上流側に入った所に駐車。いつも仕度が遅い私で恐らく待ちきれないであろうkidに下流から入って釣り上がり駐車した所で落ち合う約束で先にkidがスタート。
 私はゆっくり仕度をしていざ川へ、丁度kidが上って来たところで様子を聞くと余りよろしく無い感じである。私は少し上流の小さな落差工から入渓、何人もの釣り人が降りたのであろう跡がクッキリ。kidが落差工からの落ち込み左岸の護岸際がえぐれた所でキャッチ、さほどの大きさではないとアマゴを見せてくれた。続いて落差工の上は左岸側が深く掘れて、護岸上から檜が2本、流れ込みからの丁度良い辺りに倒れ込んでいて釣りにくいが、木ギリの護岸スレにキャストしてトウィッチで引いてくるとなかなかのサイズがチェイス、だが後ろから付いて来るだけの感じで、リーリングスピードを少し遅くしたところでバイトしてきたが空振りでフックには触らず。その直後に今度はkidのハンドメイドミノーにも同じようにチェイスしてきたがこれもヒットまではいかずでした。
 木の上流側の流れ込みや、その上はなかなか良い感じである。私は丁寧に攻めるがアップクロスで投げれば芦の根っこに根掛かり、ダウンで引けばこちらもバラが水中にに伸びていてこれもがっちりフッキングで外すのに一苦労。見た目より流れの押しが強い。kidは倒木の淵でチェイスの直後に私の上に回り込み、倒れ込んだ倒木の間をサッとチェックした後、流れ込みのチェックもそこそこに上って行くのが見えたが、おそらくスイッチが入ったのであろう、私が根掛かりなどでもたもたしている間に見えなくなってしまっていた。どうせ里の1本川、暗くなれば車に戻ってくるだろうと私は自分のペースで釣り上がる事にする。

 先行者有りの単独釣行な感じに成り、ポイントを一つずつ丁寧にチェックしていくがチェイスが殆ど見えない、渓相的には良い感じなんのだが、やはりプレッシャーなのか、ここならばきっとと思う所もノー感じなのだ。

 ほぼ等間隔に現れるさぼど落差の無い落差工、落差工では流れが川いっぱいに広がるが、中間は芦がびっしり生えていて川の蛇行に随い流れが左右どちらかの護岸際に寄って流れ掘れて淵を成している。チェイスが有った倒れ込んだ倒木の所とは逆の今度は右岸側の護岸に寄った流れ、水深が有る淵を形成しているポイント、淵尻から順にチェックするもチェイスが無い。残るは流れ込みの白泡だ、流れ込む水流が白く波立たない位の上流側にキャストで泡の中を通すのである。チョイスはアスリート5.5S(シンキング)だがシングルフックチューンの為、サスペンドとフローティングの中間位の浮力に成っているが比較的潜行深度が有る。カラーは夕間詰めなので気分的に夕焼けカラーの赤金をチョイスした。流れ込みの白泡から出てきたアスリートに魚がチェイスしてきた。1回目のバイトはミスバイトしたがまだチェイスしてくる、リーリングスピードを落としアスリートが一瞬止まる感じの処でバイトで見事にフッキングしました。ローリングで抵抗するが素速く巻き一度ネットインをしくじったものの何とか無事にネットインでキャッチ。やり取りの最中に見えた魚の感じではやけに体側が赤かったのでもしかすると虹鱒?かとも思ったが、どうも婚姻色?が出ているようで体側に赤い帯がの立派なアマゴでした。獲った魚は次の画像でこれ一つで十分満足である。

 以前、誰かのブログへコメントを寄せたか、それともメールなのかは忘れてしまったが、水温からすれば河津川が9月末で狩野川は10月末の禁漁が本来ではなどと言ったがこの魚を見てしまうとなんとも微妙である。
 その後も、良さ気なポイントが幾つか現れるが魚は姿を現してはくれなかった。丁度新しく出来た橋の下辺りから古い橋の少し上流位まで瀞場が続く、時間も良い時間なので新しい橋の所で退渓した。

 kidを捜して上流に歩き、古い橋から上流を見るとはるか先にkidの姿、でトップの画像がその時の様子。珍しく一所から動かないので近くまでいき様子を聞くとなんと尺クラスのアマゴが2匹見え、先ず1匹がバイトしたが惜しくもバラシで、その次にはなんともう一つがバイトしてきたがこれもバラシてしまったらしい。車を取ってくる間もう少しやっている様に告げて私は車を取りにで、kidをピックアップしたのが1800で既にライトが必要な位の明るさに成っていた。
 kidに釣果を聞いたが小さいのを2匹とのことでやはりプレッシャーなのか難しい。kidとこの川なら平日のプレッシャーが低い時に長い距離を釣り上がれば「つぬけ」も可能だねと話した位に魚はそこそこ居るようなので出来ることならばウイークデイに釣行してみたいものだ。 

吉奈川釣行(2007.09.16)

2007-09-18 | 狩野川水系
 持越川で苦しい戦いを強いられた4戦士は癒しを求めて林道の峠を少し走ったお隣の吉奈川に移動。
 吉奈川は台風前に私が単独で入り結構満足できた川で流れが小さく河床勾配も緩いので、都会人のOsada氏がそろそろ足がやばそうと言っていたので丁度良いかとの選択もあり、移動距離が少なくて済む事も選択した理由のひとつ。小さい川なので2組に分かれて入渓で前回私が辿ったコースにOsada氏と鵜殿さんを退渓点を教え、そこにMyキャラバンを駐車する段取りで、合い鍵を渡して下流の入渓点に二人を降ろしてから約束の所でMyキャラバン駐車で私が前回退渓したエン堤からkidと2人で入渓。

 入渓点はエン堤上な事もあり、河床勾配が緩い。先ずはブッツケの小さい淵からだが反応無し、前回も反応が無かったので魚が付かない何かが有るのではないだろうか。先ずはkidがキャッチでチャラ瀬で彼の自作ミノーで出した。サイズ的にはさほどでもないが下で獲ったのと同じ体側のピンクの帯が鮮やかなアマゴだ。チャラ瀬の上に小さな淵と呼べるかどうかの所、私のトラウトチューンにもチェイスは有ったが掛からず。kidが獲った所よりほんの少し上流の竹が倒れている所でもkidのミノーにチェイスが有ったようだ。
 入渓してから最初の大場所、かなり水深が有るブッツケの淵で中程に木が倒れ込んでいる。流れ込みからアスリートを引きたい処だが出来ない。先ずは淵の尻で小さいのをキャッチ。1匹獲ったので油断して何気なく倒れ込んだ木の所ギリにキャストでそのまま沈め、ワントウィッチ、トゥトウィッチでギラッと大きな魚が翻ったがフックには触らずでその後は出て来ない。淵の流れ込みをチェックしたが反応無しで上流からトラウトチューンのパールホワイトを倒れ込んでいる木の下に送り込み小刻みなトウィッチをかけ逆引きでヒット。トップの画像の魚、これも体側のピンクが鮮やかである。

 川が小さく蛇行しているようで瀬と淵が交互に現れる。各淵ではほぼ必ずチェイスが有り、kidが20位のを追加。瀬の中でもここはと言う所には魚がいる。嬉しいのは狩野川水系の他とは違い小さいのから大きいのまで満遍なく居るのが嬉しい。車で下る時に見た何とかの滝の所まで上ってきた。最後に滝壺をやって退渓する事に、滝壺には大物が潜んでいるハズ。先ずは1匹キャッチしたがさほど大きくない。丁度真ん中辺りに太いツルが垂れ下がって居るが水中にはあまり入っていない様なので果敢に攻めていると、流されたラインがツルに掛かっていたのかトラウトチューンのメッキヤマメがツルにガッチリフッキングでロスト。kidもハスルアーをロスト。でよく見ると何とか立ち込んで届きそうな感じなんで約束の時間までは少し有ったのでkidと協力して何とかトラウトチューンは救助。しかしハスルアーは既に行方不明に成っていまして残念。崩れかけた遊歩道を登り退渓。

 吉奈川は台風で増水の跡は随所に見られたが大きく川の形が変わった様な所も無さそうで魚も結構居たのが確認出来た。トラウトチューンの様に河床を這う様な誘いよりもフローティングで水面直下の誘いの方が良かったみたいです。

 車に戻るとOsada氏と鵜殿さんが既に戻っていて話を聞くと私の説明が悪かったようで予定していた退渓ポイントの下にもう一つエン堤が有りそこから退渓でかなり苦労したとの事で魚は全ぜんで鵜殿さんが1バラシのみとの事で重ね重ね申し訳ない。

1230で狩野川水系の釣行終了。

持越川釣行(2007.09.16)

2007-09-17 | 狩野川水系
待ちに待った日曜日、またまた渓流、それも狩野川水系に行ってきました。
 今回は私が所属するFishing club HUSLERと兄弟クラブにあたるFisherman’s Club SALARのOsada氏が東京から仕事が忙しい合間をぬって来られるので出来る事ならば良い釣りをしてもらいたいと、鵜殿さん、kid、と私の総勢4名で先週好調だった持越川の下流に入る事にしたが、思いとはうらはらに厳しい結果に成ってしまいました。
 松川漁協の事務所の所でOsada氏と合流、約1年ぶりにお会いした氏は健康の為、シェイプされていてちょっとビックリしたものの取り合えず挨拶もそこそこに現地へ向けて出発。
 コースはいつもの通り、中伊豆バイバスを走り、徳永川を見ながら下り、今度は冷川を横目に走り八幡のセブンで入漁券と朝飯を購入で大見川を横目に鮎見橋まで下り、今度は狩野川本流を見ながら上流へ向かう。旧天城湯ヶ島町から猫越川を上流へ丁度、持越川出合の所の橋を渡った三叉路正面に駐車です。いそいそと仕度をしている間に何台かの渓流釣り師おぼしき車が通り過ぎ、中には私達総勢4人のパーティーを見て猫越の林道へ行ったり、戻ったりでした。

 私達、先ずは猫越川の持越川出合より少し下流の道路脇直線部分から入渓。以前通った時に長竿を持って大石の上でのんびり釣りをしているおっさんの姿を見かけたので、きっと護岸に梯子か何か有るだろうと注意深く見ながら下流へ向けて歩くと、護岸に生える草にまぎれて鉄の梯子が設置されていました。そこから入渓。
 今回の釣行、2人ずつで分かれて上下で川に入るか、それとも4人で入り交替でやるか迷ったが、川が比較的大きいので全員一緒に入る事にして、Osada氏とkidが2トップで先行、後追い上等のエキスパート鵜殿がミッド、私は前回好調だったダウンを意識してシンガリを務める。
 持越川攻略の私のタックルは前回同じくロッドはufmウエダのSSS-72Si、リールはダイワのエアリティー2506、ラインはヤマトヨのファメルトラウト4Lbでワレットには3区画有る内の2区画にアスリート7cmのサスペンドとフローティングに加え既に廃盤に成っているアスリート7Sと同型ちょっと太目の7cmサスペンドまでチョイス、大物期待で臨んだのだ。

 入渓早々にOsada氏がキャッチ、20cmそこそこだが体高があるなかなか良い魚体のアマゴ。これは幸先良い期待通りかと皆やる気が出る。私はダウン主体のスタイルで臨んでいるので皆さんが上って行くまで少し下流へ下る、大石の下流少し河床勾配がきつく成っていて何段かの段差が有り落ち込みにはそこそこの水深が有る。落ち込みからの開き尻対岸にキャストでドリフトで流れを横切り手前側流れ脇をアクション付けながら逆引きなメソッドで落ち込み近くへアスリートが差し掛かった所でコンと当たりが出るが、私が反応仕切れずフッキングには至らない。その下の段差でも同じように当たったがこれまたフッキング出来ないない。上流を見ると先行の皆さんがそこそこ上って行ったので後追いで上るが一向に当たりが出ない。時折チェイスは有るもののいつもの事ながら良く見えていないのでなんともなのだが、鵜殿さんに追い付いたので様子を聞くと、「チェイスは沢山有るけど食わね。」でした。そんなことを話しているときに上流から息絶え絶えのアマゴが流れてきて二人で眉をひそめたのです。
 猫越川を進み持越川出合にエサ釣師が一人、私達が駐車した橋の所から入ったのでしょう。合流部の淵はヒラキ尻だけやってエサ釣り師をやり過ごし持越川へ入るが、橋の上から見た淵は全くのノーチェイス。少し進と堰堤下のプールに長い竿が見え、少なくとも2人は居そうという訳でもう少し上流に移動しましょうとここで退渓としました。車に戻ると駐車車両が2台増えて居ました。

 上流に向けて車を走らせる。仕度している時に何台も上流に向かって通り過ぎて行ったので朝早い時間だからきっと釣り人だろうと、一度かなり上流まで様子を見に登ったがそれらしき駐車車両無し、川にも人の姿は無しで前回の帰りにここ良さ気だねと感じた、中流に再度入渓する事に。駐車した所の直ぐ下流に水利用のスロープが有りそこから入渓。
 今回も当然の如くOsada氏先行、何せいつでも来られる私達とは違いますからね。で、入渓早々にキャッチ、私は気付かなかったのですがその直ぐ後にもう一つ追加したようです。鵜殿さんとkidは一向に川に入ってこない、どうも入渓ポイントに転がっていた栗をいたずらしていたようです。私は先ずは下流側の様子を見るが、ここは河床勾配がきつく思うようにいかない。栗をいじるのに飽きた両名、鵜殿さんは私とOsada氏の位置を確認してゆるゆると入渓。kidはOsada氏が先行しているので下流側の私に了解を取る仕草をして、私がうなずくと入渓点正面の右岸側に入りその頃からスイッチが入ったと見えて右岸をどんどん上って行き、随分離れたところで一度、Osada氏の所まで持ってきて先行の了解を得たのであろう、再び登り始め、ついには姿が見えなく成ってしまった。

 鵜殿さんはいつもの如く、Osada氏の後を追いながらじっくりとやっている。私は鵜殿さんにつかず離れずダウンやサイドでらしき所をやりながらだが、たまにチェイスが見える程度、目が良ければもっとチェイスが見えるのかもしれないが、私にはたまにしか確認出来なかった。
 鵜殿さんがあるヒラキで何度もミノーを通している。そこに私が追いついて見ていると、「そこに3匹、流れに定位してるんだけどルアーがほんの10cm位の所を通らないと反応しない。やっとそこを通る流れを見つけたんでやってるんだけど。」と何度もチャレンジしている。私は返事をしたものの1匹しか見えなかったが、よく見ていると鵜殿さんの操るミノーがあるスポットを通った処でギラッとチェイスが見えた。それから2投目で遂にフッキングに持ち込んだが残念ながらネットイン迄は出来ずにバレてしまった。「食いが浅いね、直ぐにバレていまう。」ってもしかすると横の私が邪魔で思うようにロッドワークが出来なかったのかも?一応ゴメンナサイ。2人共に食いが渋い、食っても浅いが共に感じたこと。鵜殿さんには沢山魚が見えているようで「今日の魚は何かビクビクしてるみたいだな。」と言っていたが、私も前の週の魚と違い流れからピュッと出てくる事は無く、何か違うと感じていた。これはメジャーポイントの魚だからお利口さんで前の週は増水で少し和らいだが、今回は前日の土曜に既に叩かれて魚が再びナーバスに成ってしまったのだろうかいずれにしても難しい。

 先行のOsada氏が遡行出来ずに留まっている。そこに追いついた私達、話を聞くとどうも遡行が困難な状況のようある。釣果を聞くと最初の2匹の他はダメとの事、どうも都会暮らしで久々の本格渓流で結構足に来ているとの事で川を替える事にして高い擁壁の端を見ると登れそうな真竹の林が有り擁壁伝いに登れば道路の石積みにステップが付いているのを発見でそこから退渓で持越川を諦める事にしたのです。
 どんどん先行して姿が見えなくなったkidを捜して鵜殿さんには上流に向かい歩いてもらい、Osadaしと私は車を取りに下ったのです。二人をピックアップは湯ヶ島倶楽部の橋の所、どうも鵜殿さんのお好みのマンメイドストラクチャーな景色のポイントで一人様子を見に入ったが、やはり川遊びが出来るように何処からでも入れる様に整備された何段もの小段落差工で魚は出ません。

正に川に入ろうとする親子連れを見て「これじゃ釣れるわけねえな。」の鵜殿さんの一言で持越川終了。


 結局、猫越川と持越川での釣果はOsada氏が3、kidが確か3、鵜殿さんは根性で獲った1で皆それぞれにバラシ多数。私はと言うとバラシらしいバラシが僅かに3回でまるっとボーズな結果で、またもや難しい狩野川水系を思い知らされたので有ります。

鵜殿さんが根性で獲った持越川のアマゴ、幅広の良い姿でちょっと色白

 最後に同行のkidが書いているブログに釣行記がUpされているのでトラックバックを張らせてもらう事に。いつも後から後悔するのだが今回も川の画像が無いので同行者の皆さんから調達でき次第、Upする事にして、ひとまずは一人ガンバル鵜殿さんの雄姿をトップに貼り付ける事にする。で、鵜殿さんから画像を頂いたのでちょっと手直し。

地蔵堂川釣行(2007.09.09)

2007-09-13 | 狩野川水系
 雨上がりの地蔵堂川は幻想的な雰囲気、この画像は鵜殿さんに頂いた。

 鵜殿さんに地蔵堂川のイワナに会って貰いたい。鵜殿さんも是非とも会いたいと言う事で地蔵堂川を一寸やる事にして移動してきました。移動の最中は土砂降りの雨だったが、日頃の行いのたまものかポイント到着の時には雨は上がり良い感じ。
 水量は平水よりもかなり多くイワナのポイントとしては対岸の壁際位で壁際にタイトに落としドリフトで流し沈んでいる石の所でターンてな感じ。鵜殿さんにはチェイスしてくる魚が見えているようだが私にはよく見えていない。
 鵜殿さんがこの川のイワナに会いに来ると邪魔が入る。前回は子供達、今回は台風の増水と受難続きだ。このエリアで一番の大場所、落ち込みのプールだが水量が大過ぎで渦を巻いていてルアーがコントロール出来ない。ドォーッと水が落ち込む向こう側にトラウトチューンを落としプールの縁をなめるように引いて来ると魚が付いては来るが食いきれない。滝壺用のピンテール6投入も私には獲れなかったが、鵜殿さんがやってくれました。右岸側に渦を巻く反転流の奥からエッジ際を引いてきたルアーに何度もチェイスしてきたイワナが遂に鵜殿さんが操るルアーにヒットしたのだ。

 現場で見たときにはオレンジの斑点が見えなかったのと尾鰭の端がオレンジ色な事など不思議がいっぱいの魚だったが、頂いた画像ではオレンジ色の斑点がうっすらと見えている。地蔵堂のイワナについては別の機会に考察する事にして、鵜殿さんが地蔵堂川の初イワナをキャッチできたので、終了1330。

持越川釣行(2007.09.09)

2007-09-12 | 狩野川水系

 
 朝、宇佐美で青物を満喫してから今度は渓流釣行と贅沢な日曜日、これも伊豆ならではの成せる技。

 台風9号の雨は持越で降り始めから752mmもの雨量を記録、当然ものすごい増水でトップの画像が持越の雨量計と持越川~猫越川~狩野川で一番近い嵯峨沢橋の水位計のデーターだがピークで氾濫注意水位まで達している。サイポスレーダー(静岡県土木総合防災情報)で順調に下がる水位を確認しながら日曜朝の水位を予想したが、どうも平水より10~20cm高い感じである。実際に行ってみてやれる所でやろうと言う訳だ。実際に川を見ると10㎝高は川に入るには結構厳しい感じです。

 0800に海から上がり、kidを送り、同行の鵜殿さんの車を私の自宅に駐車、Myキャラバンにて移動で0930には狩野川水系の様子を見ながら走っていたのです。先ずは腹ごしらえで伊豆市八幡のコンビニにお立ち寄り、食事を摂りながら鵜殿さんと相談で大見川の様子を見ながら当初予定していた持越川の様子を見て入れなさそうならば何処かやれそうな源流に入ろうと言うことで移動開始。大見川を渡る、白波が立っている鮎師は居ないと言うか入れない状態。本流沿いに南下でピンポイント的にはやれそうな所も在るが本流は禁漁。さて、予定の持越川にさしかかり下流はやっぱり水が多い、旅館街の辺りでエサ釣り師2人が汗だくで歩いているのを見かけお声掛け。「おはようございます。どうですか?」「全然ダメ。よりも釣りにならない。」とご立腹のお答えが帰ってきました。ダメかなと考えつつも先週に川を見た感じでもう少し上流ならば何とか成るかもと川沿いの道路を上流に向かうとやれそうなエリアが幾つか在りました。釣り人の姿も無いので一応上流まで様子を見に走ると、日曜なのに大型ダンプが何台も走っている。もしかしたら災害復旧?でやっぱりそうでした。風早峠に登る道路の何処かで土砂崩れが発生した模様で鉱山の所で通行止めでした。

 Uターンでやれそうな所で良さ気な所をチョイスで道路脇の駐車スペースに車を停めて、先ずは橋の上から川の様子を見たりで余裕もあり、魚が居るとすれば「あそこだね。」とか鵜殿さんと話ながらゆるゆると仕度です。
 私のタックルはロッドはウエダのSSS-72Si、リールはダイワのエアリティー2506、ラインはヤマトヨのファメルトラウト4Lbで本流やダウンを意識したタックルで挑む。今回は持越川、大見川などの比較的大きな流れのある所を意識して持ってきた。ワレットの中身も7㎝のアスリートをワンスペース入れてきた。
 さあ、渓流スタート1010。鵜殿さんと一緒に川に入ったが、カメラを忘れた事に気付いた私は一端車に戻って、鵜殿さんと話していたポイントに向かって鵜殿さんの方を見ると既に写真撮影している。話を聞くと橋の上からポイントを見て話していた通りの場所で話の通りの通し方で出たとの事で形さほどでもないが、幸先の良いスタートです。水温も16度台でこちらも良い感じ。
 私も遅れてスタートで下流側の良さ気な所をダウンでチェックでチェイスが多数で良い感じ。鵜殿さんに「今日はダウン主体で行きたいから先行お願い。」と告げて後追いで釣り上がる。鵜殿さんが獲ったポイントでは引き続きチェイスは有るもののヒットには持ち込めず。直ぐ上のポイントは2人共にチェイスは多数だが獲れずでしたが、大物が潜んで居そうな雰囲気ムンムンなんで上流に換わり、落ち込みから護岸際水深が有る淵を形成している淵尻にキャストでトウィッチをかけながらゆっくりと引いて白泡にトラウトチューン金ヤマメが入るか入らないかの所でガツッときました。翻った魚体のギラがデカイ。「イターッ!」でドラグがジリッと出るが、次のグリン、グリンのローリング2発でフックアウト。鈍くさい私故にヒットしてからの合わせが出来ていませんでした。いつも見ている釣りビジョンのufmウエダ・チーフデザイナーである西村氏が出演している『Troutist Dream』の様に時には小刻みに時にはゆっくりと西村氏独特のロッドをうねらす様なトウィッチからビシッとロッドを起こすフッキング。これが出来ればもっと獲れるのでしょうが反射神経が、運動神経が足りません。残念です。
 
 水量が多く流石に急瀬では釣りにならないが、そこそこの流れからは魚がチェイスしてくるので良い感じで先ほどのバラシから気を取り直して鵜殿さんに追い付くと遡行を続けるにはどうしても川を横断しなければ成らない場面、何処で渡る?で川を見渡すと50m位の間隔でコンクリートの帯工が在るのでそこならば渡れそうと判断で少し上流の帯工で横断する事で直ぐ下流に良さ気な感じの所が在り2人で攻めたがチェイスは多いが獲れずで帯工を渡り対岸に。で鵜殿さんはどうしても帯工下が気になると見えてあの手この手で攻めいて一向に上ってこない。一通り帯工からほんの少し上流の落差工下をチェクしてから私も帯工周りが気になっていたので先ずは帯工上をダウンでチェック、で今帯工を2人でジャブジャブと渡ってきたのにチェイスが有ります。しかし、掛けれません。で、気になる帯工下、丁度鵜殿さんがルアーチェンジかライントラブルで動きが止まっているのを良いことに渡ってきた側の左岸端へダウンクロスにキャストでトウィッチを掛けながらドリフトで流れを横切るように誘うと帯工によって均一な流れの様に見える中でも太い流れの脇に差し掛かった所でヒット。鵜殿さんの目の前でのヒットで「鵜殿さんゴメンナサイ。」で獲れた魚はこれ。サイズは22㎝ながら体工ありで太っていて素晴らしい魚です。

 ヒットルアーはアスリート7F・ゴーストアユでバラシの後、ふと思い「アユ食べて上ってきたアマゴにはアユカラーでしょう。」でフックもワンサイズ大きいヴィトム8号装置しているが正解でした。鵜殿さん曰く「ダウンにはワンサイズ大きいルアーを使うのが良いのよ。」で私のルアーセレクトは間違っていないみたいです。

 落差工を登り、上の段。流れが広がり随所にポイントが点在するも小ポイントでチェイスは多いがどうも掛けれない。上流を見るといかにもな感じの大場所が在る。そこを最後にして移動しようと決めて釣り上る途中で小さな流れ込みにアマゴが入っているのを見つけた。本流の水位が下がり河原に成っているがクレソンなどが生えているところを見ると水が涸れることは無い様だがあまりにも小さい流れ、増水の時に緩い流れに逃げて護岸際に来たのだが、クレソンの陰に身を潜めているうちに水位下が下がってしまい本流に帰れなく成ってしまったのだろう。その細い流れに2匹入っていた。際には何かに驚いて水から飛び出してしまって戻れなくなったであろう息絶えたアマゴの骸が2つ、いずれも12~3㎝位のアマゴでした。

 この川最後のポイントと決めた大場所である。下流の私が大物をバラシたポイントより2周り位大きい感じで落差工で落ち込みを形成、流れが右岸側に偏り、護岸沿いに淵と言うよりもプールを形成している。先ずは鵜殿さんがキャッチ、20㎝そこそこだが綺麗なアマゴ。私も続けとばかりにトラウトチューンをチョイスでアップで攻めるがチェイスはしてくるがフッキングまではいかない。そこで本日調子の良いダウンでやろうと鵜殿さんに了解を取り上へ回り込み攻めるが落差が大きく流れが強くて水が暴れているので上手いことアスリートが沈まず苦戦。ダウンを諦めて鵜殿さんと交替で私は再び下流側に戻る。
 さてどうしようかと考える。今一度トラウトチューンかそれとも滝壺用にチョイスしてきたピンテール6を使うか迷う。結局、アスリート7SP改ゴースト・アユをチョイス。これはリップの後ろにウエイトを埋め込みウエイトをチューンしたものでどういう訳か元もとタイトウォブリングのアスリートがチューンによって超タイトウォブリングに成ってしまい、ウエイトをかませることによって超バランスなアスリートに化けていまい微妙なバランスでトウィッチで小気味よくダートするのが売りのアスリートの特徴を殺してしまった失敗作のチューンだが、頭が重たいので垂直に近い状態で沈み、超バランスで流れが乱れた所でも体制を崩さず引けるので何処かで出番が在るだろうと7㎝をチョイスの時には必ず一緒に持って来ていた。1投目、落ち込みにダイレクトに放り込む、トウィッチを掛けて引くがどうも上手くない。2投目はただ巻きで引いてみると小刻みにプルプルとちゃんとリップが水を噛み泳いでいる。そこで3投目はアクションをジャークに変えかなり派手なジャークを意識して落ち込みへ沈めて、ストップ&ゴーに近い様なジャーク3発目でゴンと来ました。少しドラグが出たが、難なくキャッチで23.5㎝のこれも体高あり、太った良いアマゴです。下の画像がそれで一緒に写っているのがやっと良い仕事をしたアスリート7SP改です。


 この後、「絶対良いのが居る」と言っていた鵜殿さんは私がキャッチしたアマゴの写真を撮影している間に尺クラスを見事に掛けたが残念ながらバラシてしまった様です。これを最後に持越川を退渓する事に。
 相変わらずネチネチ攻める2人、結局遡行距離は500mもない位だがそれぞれが2キャッチ、2バラシ、多数のチェイスで大満足。水量が落ち着いた頃合いにもっと下流からじっくり釣りたいと思うのでありました。