糸崎公朗ブログ1・路上ネイチャー協会

写真家・糸崎公朗のブログです。『子供の科学』と『デジカメWatch』で連載をしています。

本日のGX200(テレコンTC-1付き)

2008年06月29日 | カメラ網

GX200と共に発売された、テレコンTC-1を装着してみましたが、アンバランスな感じがなかなかカッコいいです。
合成焦点距離は135mm相当で、中途半端なマニアックさがリコーらしいです。
実は、200mm相当のテレコンも検討したそうですが、性能を維持しようとするとかなりデカクなってしまうそうです。


付属品を増やすとさらにカッコよくなります。
電子ビューファインダーVF-1と、オリンパスの銀塩Lシリーズ用のクローズアップレンズf=13cmを装着。
ディフューザーはクローズアップレンズの付属品です。

TC-1を装着したGX200は、マクロモードで被写体にレンズ直前まで接近できます。
しかし近づき過ぎると被写体がレンズの陰になるし、拡大率もそれほど高くありません。
ごく小さな虫を撮るには、テレコン無しのほうが適してます。

オリンパスのクローズアップレンズf=13cmを付けると、13cmくらいのワーキングディスタンスで、ライカ判等倍くらいの撮影が出来るので、なかなか実用的です。
しかし倍率が固定されてしまうのが欠点で、応用範囲が狭いです。
TC-1はGX200のレンズを望遠に固定して使うのが前提で、ズーム操作で撮影倍率を変えることができないのです。

まぁ、クローズアップレンズを装着して望遠マクロを楽しむなら、パナソニックFZ18みたいな高倍率ズームコンパクトのほうが便利でしょう。
しかし、カメラというのは趣味の道具でもあるので、実用を超えたカッコ良さも時には重要だったりします(笑)

こちらのブログもたまに更新してます・・・

本日のGX200

2008年06月28日 | カメラ網

新製品のRIDOH GX200入手しました。
で、とりあえず内臓フラッシュにディフューザーとしてコピー用紙を貼ってみました。
至近距離ではやっぱりレンズの影が出てしまいますが、何もしないときより多少影は柔らかくなります。

GX200はカスタム設定の項目が格段に増えて、何をどう設定するのかすごく迷います。
これは「複雑で使いづらい」と言う意味では無く、「ユーザーの選択肢の自由度が高い」と言うことです。
たくさんある設定項目をうまく組み合わせれば、GX200を「自分だけの好みのカメラ」に仕上げることが出来るのです。
言ってみれば、メーカーはこのカメラ設計の「最後の仕上げ」を放棄し、それをユーザーに委ねたわけです。
まぁ、ポストモダン時代のデジカメは大体こういう傾向にありますが、GX200はそれを意識的にコンセプトに据えたカメラではないかと思います。
一日使ったくらいでは「自分のGX200」にはならず、日々使いながら徐々に設定項目を絞り込んでいく・・・と言うのが楽しみなカメラです。

カノコガ

2008年06月28日 | チョウ目

ササグモにつかまったカノコガ。
GX200の70mm相当の望遠マクロです。

こちらは24mm相当の広角マクロ、まさに自由自在です。
ストロボは「マニュアル調光」使いましたが、自分の思い通りになるので楽チンです。
さらに「マニュアル調光」に「調光補正」を組み合わせることも可能で、さらに微調整が出来て便利です。
もちろん、プリ発光のタイムラグもありません。

国分寺市


ニジュヤボシテントウ

2008年06月28日 | 甲虫目

市民農園のジャガイモにこんなにたくさん・・・
GX200で、露出もフラッシュもマニュアルで設定しています。
フラッシュを使った接写に関しては、間違うことのあるオートより、自分の意のままに設定できるマニュアルの方が格段に楽です。
内臓フラッシュのマニュアル調光は一眼レフでも出来ない機種が多いので、GX200はエライです(笑)


望遠マクロの最大でこんな倍率です。


こちら、試験運用中のスーパーマクロR7。
毛むくじゃらなテントウムシもなかなか可愛いです。

国分寺市

ヒラタクワガタ

2008年06月25日 | 甲虫目

超ヒラタクワガタ、スーパーフラットです・・・


悲惨な状態。


木戸の前に落ちてました。
人気のクワガタも、気づかれなければ踏み潰される運命にあります。

国分寺市
GRD2

*投稿時コクワガタにしていたのを、コメント欄で訂正していただきました。

RICOH GX200

2008年06月24日 | カメラ網

新製品の発表会に行ってきました。


GX100の後継機のGX200ですが、カラクリ式の自動開閉式レンズキャップがスゴイです。
ぼくが提案したこのレンズキャップがイメージの元になったそうですが、本当でしょうか(笑)
調子に乗って、セミ魚眼付きR7も提案して来ましたが、果たして・・・?

*書き忘れたので追記です。
リコーさんはGX100の改良点の要望を、いろいろな方面のユーザーから聞き取り調査したようで、GX200にはそれらがバランスよく盛り込まれているようです。
昆虫写真方面では特に「飛翔写真」の撮影を考慮していただいたようで、そのため内臓フラッシュに「マニュアル調光」と「後幕シンクロ」の機能が追加されてます。
オートストロボは時として意図せずにオーバーやアンダーになりますが、マニュアル調光は1/2段刻みで選択し固定できるので非常に便利です。
また、オートストロボはプリ発光のためのタイムラグがありますが、マニュアル調光にはそれがないので意図したタイミングでシャッターが切れます。
後幕シンクロも「飛翔写真」には必要な機能で、これがないと例えば飛んでいるチョウが進行方向の逆向きに飛んでるような、不自然な写真になってしまいます。
自動開閉式レンズキャップも付きましたので、虫を見つけたらすばやく飛翔写真が撮れるでしょう。
もちろんその他の機能もいろいろ改良され、スナップや建築写真など全方位にわたってマニアックなカメラに仕上がってるんじゃないかと思います。

ニクバエの一種

2008年06月24日 | ハエ目

空き地に生えているのはセイタカアワダチソウでしょうか?


ハエがたくさん・・・アブラムシの甘露を舐めに来ているようです。


交尾してるのもいました。
胸部に3本筋のあるのはニクバエの一種だそうです。


これは近くの別の空き地。
ヒメジョオンの蜜を舐めてます。

港区新橋
セミ魚眼R7