糸崎公朗ブログ1・路上ネイチャー協会

写真家・糸崎公朗のブログです。『子供の科学』と『デジカメWatch』で連載をしています。

ネコハグモ

2008年02月29日 | クモ綱

なんというか、写真で表現するのが難しいのですが・・・・
まずは自販機に貼ってあった缶コーヒーの切り抜きです。


その裏に、缶コーヒーの形に添ってネコハグモと思しき巣が張られていたのです。
巣は自販機のアクリルの内側に張られていたのですが、住人は見えませんでした。
ちょっと写真では状況が伝わりにくいし、このネタが面白いかどうかも不明です。


他の自販機では表面に巣を張るネコハグモがいました。
こっちの写真の方が、すっきりしっかりした味わいです。

国分寺市
Caplio R7

シロフフユエダシャク

2008年02月28日 | チョウ目

またしてもシロフフユエダシャク、またしても自宅風呂場の窓です。
しかしこんな季節にこんなガが、頻繁に訪れるくれるのは大変贅沢でありがたいことです。
夜の撮影で雰囲気を生かすため、Caplio R7のストロボスローシンクロモードを使ってます。

ところで、デジカメWatchというカメラニュースサイトで切り貼りデジカメ実験室という記事書きました。

あとはまた例によっていろいろ余計なことを考えたのですが、ぼくは前・・・続きを読む

アオマツムシ

2008年02月27日 | バッタ目・ナナフシ目・ハサミムシ目

「明日のジョー」の最終回のように、真っ白に燃え尽きてます(メスですが)。
と、その背後に・・・


こんな人がっ!!
・・・とは言え、この角度からは誰だかわかりません。


今晩は久しぶりに日立中央研究所のフェンスと壁周りを観察したのですが、ぼくの眼力では他にこのシロフフユエダシャクしか見つかりませんでした。

ちなみに2コマ目の集中線は、集中線メーカープレーン味というフリーソフトを使ってます。


国分寺市
Caplio R7

ハクセキレイ

2008年02月26日 | 脊椎動物門

今年の冬も立川駅前のロータリーにハクセキレイのねぐらがありました。
この場所で確認して3年目です。


最小のシステムで撮影しました。
Caplio R7に、くねくね曲がってどこにも取り付け可能な三脚「ゴリラポッド」を装着。
しかし今年はさらなる新兵器が・・・


一眼レフ用の「巨大ゴリラポッド」登場!
OLYMPUS E-3には40-150mmを装着してます。


当たり前ですが、R7とは段違いに画質がいいです。
しかし巨大ゴリラポッドは少々揺れますね・・・ブレはE-3の手ブレ補正機構で防げますが、問題はピントあわせです。
ライブビューの拡大モードでMFしたのですが、画面の揺れが激しいのです。
「ちゃんとした三脚」を使わない方法を考えてるのですが、ゴリラポッドの有効性はちょっと保留です。

スズメドリ

2008年02月25日 | 脊椎動物門

鳥の撮影は、本当に徐々にではありますが、面白さが分かってきたかもしれません。
とりあえず電柱先に止まるスズメを撮れば、普段注目することのない電柱先のディテールも捉えることが出来ます。
それにこの写真のように、ファインダーでは見えなかったUFOが写ることもあるわけです。

国分寺市
LUMIX FZ18

同じ「自然」でもシゼンとジネンはちがう

2008年02月25日 | 告知
日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』(内山節著/講談社現代新書)という本は、かつての日本の山村で語られていたキツネにだまされたという話を軸に、日本の伝統的な世界観がどのように変化したのかを解説した本です。
その中で、「現代日本語の自然(シゼン)は英語のNatureを訳したものであるが、かつての日本では自然を「ジネン」と発音し、その意味も自然(シゼン)=ネイチャーとは違う」というようなことが書いてあり、たいへんに感銘を受けてしまいました。
この「ジネン」の概念は、このブログのタイトルである「路上ネイチャー」の概念とも深く関係しているように思えました。
そこで、「ジネン」について自分なりに理解した範囲で解説してみようと・・・続きを読む

ツグミ

2008年02月24日 | 脊椎動物門

ヒヨドリだと思って撮った写真を整理してたら、改めて違う鳥であることに気付きました。
調べたらツグミのようです。
ぼくは初めて見たのでよっぽど珍しいのか、もしくは自分の目が節穴だったかのどちらかでしょう。

国分寺市
E-3 45-150mm

ムクドリ

2008年02月24日 | 脊椎動物門

前回と撮影場所は同じですが、今回は通行人を一緒に入れるよう試みてみました。
しかしこれはムクドリがちょっとピンボケ・・・


強風で口を押さえる女性が名演技ですが、ムクドリの動作が中途半端・・・というか、縦位置の方が良かったかも?

国分寺市
OLYMPUS E-3 40-150mm

アブラムシの一種

2008年02月21日 | カメムシ目

ムラサキシキブの枝先にあったアブラムシと思われる卵。
後ろに写ってるのは東京新聞の記者です。
玉川上水沿いをご案内したのですが、気温が暖かな割りに虫がぜんぜん見つかりません。
春が近いだけに、勘違いしないよう虫も警戒してるのでしょうか?


アップで見るとクリオオアブラムシの卵と似てますが、こちらの方がだいぶ小さいです。

小平市
上:GRD2
下:E-3 14-45mmリバース

クモの一種

2008年02月20日 | クモ綱

今日も昼間は出かけられず、深夜の雑木林の観察に。
以前アップしたのと同じクモだと思います。
今夜は比較的冷え込みがゆるいとは言え、コナラの幹を歩いていたのには感心しました。


別の場所に同じ種類のクモを見つけましたが、後で写真を見ると前足二本がありません。
写真を撮ろうとすると、肉眼での観察がおろそかになるのでいけません。
そして、更なる見落としに気付いたのですが・・・


傍らにこんな人が!
キノコムシかケシキスイでしょうか?

国分寺市エックス山
Caplio R7