新製品の発表会に行ってきました。
GX100の後継機のGX200ですが、カラクリ式の自動開閉式レンズキャップがスゴイです。
ぼくが提案したこのレンズキャップがイメージの元になったそうですが、本当でしょうか(笑)
調子に乗って、セミ魚眼付きR7も提案して来ましたが、果たして・・・?
*書き忘れたので追記です。
リコーさんはGX100の改良点の要望を、いろいろな方面のユーザーから聞き取り調査したようで、GX200にはそれらがバランスよく盛り込まれているようです。
昆虫写真方面では特に「飛翔写真」の撮影を考慮していただいたようで、そのため内臓フラッシュに「マニュアル調光」と「後幕シンクロ」の機能が追加されてます。
オートストロボは時として意図せずにオーバーやアンダーになりますが、マニュアル調光は1/2段刻みで選択し固定できるので非常に便利です。
また、オートストロボはプリ発光のためのタイムラグがありますが、マニュアル調光にはそれがないので意図したタイミングでシャッターが切れます。
後幕シンクロも「飛翔写真」には必要な機能で、これがないと例えば飛んでいるチョウが進行方向の逆向きに飛んでるような、不自然な写真になってしまいます。
自動開閉式レンズキャップも付きましたので、虫を見つけたらすばやく飛翔写真が撮れるでしょう。
もちろんその他の機能もいろいろ改良され、スナップや建築写真など全方位にわたってマニアックなカメラに仕上がってるんじゃないかと思います。
だとしたら、ちゃんと上まで跳ね上がってディフューザーになるべきです。(笑)
まぁ、どうしても欲しい人は自分で改造してね、ということでしょうか?
レンズキャップは主にスナップ派からの要望が多かったそうですが、これをカラクリで実現したところが素晴らしいですね。
ハイテクというのは、技術者にとってはともかく、ユーザーにとってはどうしてそれが実現するのか分からず、つまりは「魔法」と同じです。
魔法に頼ってばかりだと人間はバカになりますが、カラクリは違います。
カラクリは「どうしてそれが実現しているか」という「理」が目に見えますから、それを愛でることがノーミソへの刺激になるのです。
まぁ、カラクリだけでは写真は撮れませんから、魔法とカラクリの混合技術くらいでちょうどいいんじゃないでしょうかw