糸崎公朗ブログ1・路上ネイチャー協会

写真家・糸崎公朗のブログです。『子供の科学』と『デジカメWatch』で連載をしています。

シコルスキーSH60J

2014年04月24日 | その他生物



空飛ぶ生物も進化するとヘリコプターになります。
行ってみれば、人間の脳と手を介して、生物は新しく進化するわけです。
シコルスキーSH60Jは海上自衛隊の対潜哨戒機で、いってみれば潜水艦を狩るカリュウドバチみたいなものです。

藤沢市
OLYMPUS SP100EE 


ロッキードP-3C

2014年04月24日 | その他生物

1200mm相当までの50倍ズームを装備したOLYMPUS STYLUS SP-100EEを持っていたので、飛行機を撮ってみました。
調べると、海上自衛隊の対潜哨戒機でした。
飛行機は生物なのか?というと、そういう見方もできるんじゃないかと思います(笑)

藤沢市 


ムラサキトビムシ

2013年03月09日 | その他生物

近所の谷戸の小川ですが・・・


ムラサキトビムシが浮いてます。
SIGMA DP3 Merrillの最短撮影距離にて。


上記画像のピクセル等倍切り出しですが、相変わらずスゴイ解像度です。


そしてこちら、改造したSIGMA DP3 Merrill Itozakiの最大倍率にて撮影。


さらに上記画像のピクセル等倍切り出しですが、別の世界が見えてきます・・・

藤沢市

月食

2011年12月10日 | その他生物

今日は深夜バスで朝6時に名古屋に到着し、そのあと新幹線で神戸に行き、ワークショップの会場で打ち合わせをして、そのあと7時過ぎに三宮のホテルで寝てしまいました。
が、どういうわけか0時直前にパッチリ目覚めてしまい、せっかくなので月食を撮影することに。
望遠付きのカメラはRICOH CX6しか持ってなかったですが、とりあえずこんな感じには撮影できました。
三脚は使ってないですが、止めてあった自転車のサドルにカメラを押さえつけながら撮影してます。


ウニの一種

2010年03月05日 | その他生物

ウニもいましたが、これも自然状態でははじめてみました。
バフンウニでしょうか?


こんな大きさです。
こちらは裏側で、中央に口が見えます。
とげは、ゆっくりと動きます。


路上ネイチャー協会では基本的に殺生は推奨しませんが、好奇心に駆られて解剖してみました。
硬いので、手近な石で割っただけですが・・・その結果、(個人的には)驚くべき事実が判明しました。
オレンジの部分は卵巣でしょうか?味見をするとほんのりと、いわゆるウニの味がします。
茶色い部分はどろりとして苦く、排泄物なのか、食物として取り入れたドロなのか・・・とにかく食べられません。
それで何が驚くべきことなのかというと、からの内容物はこの二つだけで、いわゆる「内臓」が存在しないことです。


オレンジと茶色の内臓物を取り去ると、こんな感じの殻だけになります。
中央の「口」も「部品」という感じで独立しています。
そしてこの状態で、表面のトゲがゆっくり動いたりしています。
つまり、ウニは「棘皮動物」なのですが、その意味は「棘の皮のある動物」なのではなく、「棘皮」がウニの本体であって、殻の中身はまさに仏教の言うところの「空(くう)」なのです。
仏教によると「空」とは「無」ではなく、「無」も「有」も超越したのが「空」であるそうで、それがこのウニにもあらわれてるわけです。


殻の断面のアップですが、この写真からだけでは何が「本体」なのかはよくわかりません。
おそらく多細胞生物でありながら、各細胞が独立した「群体」のような状態で、その意味で「個体」のような「中心となる個」は存在しないのだろうと思われます。

新潟市
GXR A10

2010年02月28日 | その他生物

リコーCX3で月を撮りたいと思ってたのですが、どうしてもこんなふうになってしまいます。
プログラムモードしかないので、どうしても月が露出オーバーで白飛びしてしまうのです。
ISO感度を落としてマイナス補正しても、こんな感じです。


そこでちょっとひらめいたアイデアを試すとこの通り。


ピクセル等倍でこんな感じですが、ポケットサイズのデジカメでこれだけ撮れれば十分でしょう。

で、どうやって撮ったのかというと、フラッシュをオンにしたのです。
フラッシュの光は当然月まで届きませんが、シャッター速度が速くなるので月の露出がちょうどよくなるわけです。

マナマコ

2009年01月04日 | その他生物

同じ場所でナマコも採りました。
収縮して硬くなってます。


裏側は触手がびっしり。
ヒトデと同じ棘皮動物ですが、ナマコの体は上下と前後の区別があります。


海水に浸すと歩き出しましたが、マナマコでしょうか?


で、今日の収穫ですが、ざっとこんなもんです。
食材としてはサザエ7、ナマコ1です。
初めて来たこの場所で、シロートがこれだけ獲るのはまず無理でしょう。
ぼくは昆虫観察や路上観察で目を鍛えてましたから、その技術が役に立ちました(笑)

魚津市
R10

イトマキヒトデ

2009年01月04日 | その他生物

今日は魚釣りに同行したわけなのですが、「姿の見えない獲物を釣る」という行為がいまひとつ楽しめないことが判明しました。
まぁ、釣りを楽しむために必要な「想像力」や「推理力」が欠如してるんですね・・・
と言うわけで、ぼくは単独行動で「目に見える」獲物を探すことにしました。
で、堤防わきに沈められたブロック上に何か見えますが・・・


どうやらヒトデのようです。


タモ網を借りてすくい上げると・・・


こんなヒトデが・・・嬉し過ぎる(笑)
後で調べたら、イトマキヒトデでした。


裏はこんな・・・
放射状の構造をした体は、上下があって前後の概念がないという、陸上動物には無いタイプです。
構造上はむしろ、植物なのにもかかわらず上に伸びず、放射状に生育する玉サボテンに近いです。
また、ヒトデは外部消化(体外消化)するタイプの動物で、その点は人間とも共通しています。

魚津市
R10