糸崎公朗ブログ1・路上ネイチャー協会

写真家・糸崎公朗のブログです。『子供の科学』と『デジカメWatch』で連載をしています。

タマバチの一種

2008年01月31日 | ハチ目

コナラの枝先に止まっているタマバチの一種。
丹念に探して、やっと見つけました。


芽の中に産卵してますが、産卵管の形状が何ともスゴイです。
産卵管がお尻の先ではなく、胸部と腹部の付け根あたりから出ていて、しかもお腹の皮がくっついて、中が液体で満たされてるように見えます。

以前撮ったタマバチとは別の種類のようで、今日撮った方が倍近い大きさがあります(それでも小さいことには変わりないですが)。
これとかこれに近いのではないかと思います。

国分寺市日影山
上:GRD2
下:E-3 14-45mmリバース

OLYMPUS E-3 ファームアップ

2008年01月30日 | カメラ網

先のシジュウカラを撮ったシステムがこれですが、E-3に1.4倍テレコンのEC-14を装着し、さらにOMアダプターを介して古いOM用のZUIKO 200mm/F4を装着しました。
E-3(およびE-510)の新たなファームウェアアップデートにより、純正以外のレンズでも手振れ補正機構が働くようになり、早速その効果のほどを試したわけです。
純正以外のレンズで手振れ機能を作動させるには、レンズの焦点距離を入力する必要がありますが、そのやり方も簡単です。
結果は、当然のことながらちゃんと手振れ補正が利いてることが分かりましたw
ZUIKO 200mmの写りは、開放ではフレアが出て良くありません(絞った状態では、今日は天気がよくないので試せませんでした)。
しかし、大柄なボディに細身のレンズの妙なスタイルとか、ヘリコイドのヌメッとした感触とか、独特の魅力があるのも事実です。
そんなわけで古いレンズは(当然ながら)実用性で劣る面もありますが、何を実用とするかはそれこそユーザーによって違うわけで、メーカーがそのような「選択肢」を与えてくれたことは、実に歓迎すべきだと思います。

GRD2


シャクガの一種

2008年01月30日 | チョウ目

良く見かけるけど、名前の分からないシャクトリムシ。
と言っても、ものすごくよく探さないと見付けることはできません。
探してる最中は「どの枝もシャクトリムシに見えるよ病」に掛かってしまいますが、その中で「本物」が見つかることもあるのです。

小平市玉川上水沿い
GRD2

ハエの一種

2008年01月29日 | ハエ目

今晩は雪が降ってきたっぽいですが、そんな中、コナラの枝に止まるハエを発見。
寒いのでじっとしてると思いきや、ライトの光に反応して歩き出してしまいました。
こんなとき一眼レフで追うのはどうにも無理で、コンパクトデジカメの方が適してます。
お腹がずいぶん膨れてるのが印象的ですが、冬眠に備えて溜め込んだのか、冬の間も何か栄養を摂取してるのかは不明です。

国分寺市エックス山
GX100

クモの一種

2008年01月28日 | クモ綱

今日は夜の雑木林の観察ですが、ケヤキの幹にこんなクモが止まってました。


こんなツラ構え。


「生きてるのかな?」と思って触ったら、ポトリと落ちて死んだ振りしました。

国分寺市エックス山
GX100

シロフフユエダシャク

2008年01月27日 | チョウ目

昨日撮影したのと同じ固体のようですが、向きが変わってたのでまた撮影。
調べてみたのですが、シロフフユエダシャクのメスではないかと思います。


ついでに頭部のアップを撮ってみましたが、こうしてみると確かにガであることが分かります。

小平市玉川上水沿い
上:GDR2
下:E-3 14-45mmリバース改造

コゲラ

2008年01月27日 | 脊椎動物門

コゲラを初めて見たときは、こんなに身近にキツツキがいるのかと驚きましたが、慣れるとそれほど珍しい鳥ではないことが分かります。
コツコツと木をたたく音が響くので、見つけるのもけっこう容易です。
しかし、Caplio R7の200mm相当の望遠では、あまり大きく写りません。
500mm相当の望遠ズームの装備したPanasonic FZ18も持ってるのですが、ポケットに入らないサイズのコンパクトデジカメは、どうしても持ち出す率が低くなってしまいます。

小平市玉川上水沿い