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糸崎公朗ブログ1・路上ネイチャー協会

写真家・糸崎公朗のブログです。『子供の科学』と『デジカメWatch』で連載をしています。

新型ディフューザー

2007年06月09日 | カメラ網

ズイコーデジタル35mmマクロに合わせ、新型のディフューザーを作ってみました。
100円ショップのタッパーが素材で、内側を紙ヤスリでヤスって白濁させてます。


このようにレンズキャップになるのがミソ。
前回製作した、GX100のディフューザと同じ発想です。
これまではディフューザーをバックから取り出したり、レンズキャップをなくしたりといろいろ不便でした。
今度は余剰パーツの出ない「完全変形」なので、機動力が断然アップしました。
GX100は高性能ですが、やはりフォーザーズの方が高画質ですから、上手く使い分けるのが吉です。

Caplio R6 使用感

2007年04月23日 | カメラ網
そう言えば、Caplio R6の使用レポートがまだでした。
R5から、細かいところが色々良くなってます。

*マクロAFの性能向上。
R5までは、画面の一部に白っぽい部分があるとなぜかピントが合いませんでしたが、R6では迷わずピントがピタリと止まります。
速度も若干上がっています。

*「マイモード設定」が独立し、登録内容の切り替えがより素早くなりました。
R5のマイノード設定は、シーンモードの一項目になってましたので、呼び出しにワンステップかかりました。
デジタルカメラは設定項目が多いので、使いたい設定の組み合わせを登録し、それがイッパツで呼び出せるモードがあると、至極便利です。

*ISO AUTOに加え、上限がISO1600までの「ISO AUTO-HI」が追加されました。
ISO1600の画質は荒いですが(R5よりだいぶ良くなりました)、200mmで鳥を撮るようなときには必要です。
ぼくはマイモード設定をISO64に、通常撮影モードをISO AUTO-HIに設定しています。
このような使い分けが瞬時に出来るのも、R6の特徴です。

*R6は、R5からレンズが別設計になったのも特徴です。
ボディーと共に薄型になりましたが、望遠側の最短撮影距離がちょっと伸びてしまいました。
しかし色々試したところ、R6のズーム中間域で、R5のズーム望遠域と同じ倍率のマクロ撮影ができます(写真参照)。
しかもR6はR5よりレンズがコンパクトで突出も短いため、ワーキングディスタンスも変わらないのです。
しかしR6のズーム中間マクロは、R5の望遠マクロよりボケが足りず「これ一台で広角マクロも望遠マクロも」というお得感が弱くなったのが残念です。
レンズの描写は、良くも悪くもなっていないのではないでしょうか?

*通常AFは、パッシブ式の併用がなくなりアクティブ式のみになりましたが、スピードはそれほど違った感じがしません。
そのかわり、AF補助ライトが搭載され、照射の届く範囲までなら暗闇でもピントが合います。
ただ接近しすぎるとライトの照射角から外れるため、別途ライトが必要です。

*ボディは薄くなったのに加え、仕上がりが一段と高品質になりました。
他社製の同価格帯の3~4倍のズーム機と同じ大きさで、品質も負けていない感じです。

*唯一気になる点は、マクロ撮影時のストロボが、なぜかオーバー気味になってしまいます。
R3からR5までは、マクロでのストロボはちゃんと弱めの発光をしてくれたのですが、R6はちょっと強くなりました。
R6では「ソフト発光」の項目が加えられましたが、それでもR5より強めです。
撮影データを見ると、R3からR6までの機種は、ワイドマクロでストロボを使うと絞りがF5.4になることが多かったのですが、R6は開放のF3.3のままであることがほとんどで、その辺のアルゴリズムの変更が関係してるのかもしれません。
ワイドマクロでは絞られる方が好都合ですから、そこのところだけファームアップで改善して欲しいところです。

最近のCaplio R6

2007年04月23日 | カメラ網
とりあえず、写真のように小改造して使ってます。
ストロボディフューザーはマジックテープで取外し式に。
本当は、ストロボ発光部に直接アクリル板を接着した方がスマートなのですが、R6の発光部の表面はフレネルレンズの刻みが付いていて、両面テープが効かないのです。
ストラップにはLEDライトに加え、方位磁針も装着。
ぼくは方向音痴なので、これがあるといざという時安心ですw

ヘリオス40 85mmF1.5

2007年03月31日 | カメラ網
ツバメを撮ったのはこのレンズ、つい出来心で買ってしまいました。
旧ソ連製で、めちゃくちゃカッコイイです。
同様のスペックの他のレンズに比べ倍近くの重量があり、それでいて1/5位の値段で買えるので、グラム単位で計算するとものすごく安いですw
写りや操作性は良くないので、本来は科学的記述が目的の写真に使う物ではありません。

R6

ズイコーデジタル14-45mm(リバース改造)

2007年03月12日 | カメラ網
一眼レフ用の標準ズームをリバース(逆付け)すると、高倍率マクロレンズとして利用できますが、自動絞りが利かないので撮影に制約が出てしまいます。
そこでフォーサーズが電子マウントなのを利用し、リバースしても自動絞りが使え、各種情報も伝達可能な改造をしたのがこのレンズです。
簡単に言うと、レンズ後部のマウントを外して先端に取り付け、接点をコードでつなげてあります。
画面の長辺約11mmから最大約4mmの拡大撮影が可能です。

Macro-S-Quinon 55mm F1.9(×1.4)

2007年02月28日 | カメラ網
しかし実はヘリコイドがもうひとつ組み込まれていて、ここまで伸びます。
なんと等倍を越えた1.4倍までの拡大が出来ます。
同時代はもちろん現在に至るまで、アダプターなしでここまで寄れるマクロレンズはありません。
さすがナチスの科学力は世界一です。
とは言ってもただヘリコイドが伸びると言うだけで、近距離補正機構(フローティングフォーカス)は備えていません。
ズイコーデジタル35mmマクロに1.4倍テレコンを装着すれば、同じ倍率が得られるので、実用的な買い物ではありません。
まぁ、雑誌のネタにでもなればと言い訳して買ったわけなのですが、果たして写りは・・・

タムロン20mm-40mm

2007年02月27日 | カメラ網
先端にレンズキャップが付いていますが、実はタムロン20mm-40mmをリバース(逆付け)してあります。
一眼レフ用の広角レンズは、リバースすると高倍率レンズとして利用できることは、昔から知られています。
しかしこれはズームレンズですから、変倍式のマクロレンズになるはずです。
写りは果たして・・・?