京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その43)織田信長を祭神、建勲神社

2011-10-27 11:13:26 | 京の話題

なんと、京の町で「織田信長」を祭神としている神社が有ります。建勲神社と書「たけいさおじんしゃ」と読みます。

明治2年(1869年)明治天皇は織田信長の偉業に対して神社の宣下を行いました。東京に信長の神社が有りましたが、ここ「船岡山」に社地を与え、遷座して社殿を新築し、別格官幣社にしました。

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船岡山は標高112mので京都盆地という大湖に浮かぶ船のように見えるため、平安京造営でもこの山が都造りの基準点となったようです。前記の真南に大殿門や朱雀大路が設計されました。

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山頂の本殿まで約百段の石段が有り、本殿から南の京都を見渡せます。

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本能寺の後、豊臣秀吉はこの船岡山に「天正寺」と言う名の寺を建てようとしましたが、それはとん挫しています。

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この神社に織田信長最後に、謡った「敦盛」の石碑が有ります。信長の苛烈をきわめた人生を祀るにはおだやかなたたずまいです。

北区紫野北船岡町49