京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その37)三井寺の別院、常徳寺

2011-10-20 00:15:08 | 京の話題

北山通りに「常徳寺前」というバス停有ります。ここ「常徳寺」は「知足院」の遺跡ともいいます。

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平安後期の関白で鳥羽天皇の摂政藤原忠実の隠居寺でした。「知足院」は古く、天台宗寺門派の総本山園城寺(三井寺)の別院として開かれ、藤原氏代々の帰依があつく、数々の大寺を持っていました。

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しかし、藤原氏の衰退と戦火によって廃絶しました。

その「知足院」の旧仏である常盤地蔵が常徳寺に安置され、「知足院」の旧地は、常徳寺よりかなり南の方にないかとも言われています。

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初めは衣笠山山麓に有りましたが、焼失して、足利義満が金閣寺建立の余材にて再興、さらに天正17年(1589年)に豊臣秀吉の命で現在の地に移ったということです。

北区大鷹峰北鷹峰町1