京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題その569.血沸き肉躍る、お祭りの季節、到来です。

2014-04-17 11:52:32 | 京の話題

例年に無い、不順な冬も終わり、桜もすっかり散り、いよいよお祭りの季節の到来です。(それまでも、各地で色々と冬祭りなどの行事が有りましたが)

 お祭りは庶民のものです。大きく分けて、春祭りと秋祭りが有りますが、春祭りは、神様にこれからの豊作を祈願し、秋祭りは、五穀豊穣を感謝するお祭りです。(京都の葵祭り 、祇園祭は例外ですが。)地方に、数えきれないほどの、祇園※※祭りというお祭りが有りますが、全て、京都の祇園祭が起源です。(正式には、祇園御霊会といいますが)

 来月の5月15日に行列のある「葵祭」の詳細(起源から行列の説明を細かく記載しています)は一昨年の5月17日の小生のブログを参照下さい。何しろ、平安遷都以前の「飛鳥時代」に起こりをなしたお祭りですから。日本最古のお祭りです。http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20120517

 また7月から始まる「祇園祭」。今年から以前先祭り(下祭り)後祭り (地元の方は誇りを持って、上祭りと言っていますが)が分かれ、二度楽しむことが出来るようです。「天明の大火で焼失した、大船鉾の復活も多いに楽しみです。これからも、天明の大火や蛤御門の変で焼失した「鉾」や「山」が復活いしていくでしょう。

 詳細を書くときりが無いので、祇園祭の一カ月にわたる行事は一昨年に、私のブログで一月にかけて、詳細に記載しています、お暇ならご覧下さい。祇園祭の一カ月わたる記事はhttp://itodoya.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/07/274_8fe3.html

詳細に記載しています。もしも、お暇・お暇・お暇ならご覧l下さい。一応、祇園祭の詳細が分かるかな?

 少し、7月の「祇園祭」には早いですが、昔の祇園祭巡行風景を紹介します。

 戦後、間もなくの巡行です。四条通りを巡行する「函谷鉾」(かんこくほこ)。今は、ビルばかりで鉾はあまり大きく見えませんが、この当時は、物凄く大きく見えたものです。

Photo

四条通りを巡行する「月鉾」民家が小さく見えますネ。

Photo_3

昭和35~36年頃の新町通りを巡行する、「船鉾」

Photo_2

今は、すっかり観光化されて、役員さん達も、袴に裃(かみしも)のかたぐるしい正装で巡行していますが、当時は気楽な姿で巡行、それが本来の庶民のお祭りでしょう。

 


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです。 (さっちゃんです)
2014-04-25 21:02:56
そうですね、もう春がおわると梅雨で「祇園祭」
今年は楽しみです、「大船鉾」の巡行、おおいに血が騒ぎますネ。
返信する

コメントを投稿