書院前庭に有った五色八重の散椿(ちばつばき)に由来します。椿の季節には庭いっぱいの椿で感動です。
文禄の役で朝鮮に出兵した加藤清正は朝鮮蔚山城から椿を持ち帰り、太閤秀吉に献上しました。その椿を当寺院に寄進したと言う事です。
今は、椿の季節では無いですのでお見せできません。
この椿をモデルに速水御舟(はやみぎょしゅう)が名作「名樹散椿」を描いました。
当時は、山号を昆陽山(こうやさん)といい、摂津国の昆陽寺から「行基」が「桓武天皇」の勅願によって神亀3年(726年)に建立した「地蔵院」が始まりと寺伝では言われています。
このお寺は、竹の寺、といわれるように綺麗な竹林です。
椿の季節にゆっくりと散策してください。
北区大将軍川端町2