新!編集人の独り言

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若かりし頃の話

2008-07-06 05:53:37 | Weblog
胃の痛みに耐えつつ、仕事を続けて3ヶ月。
仕事をしている自分に課長が声をかけてきました。

「編集人くん、ちょっと」

課長は別室に自分を呼びました。
「どうだい、うちに入社して3ヶ月経つけど」
「はい」
「そろそろ試用基間も終わるんだよね」
「はぁ」
「君はあれか?うちでがんばる気があるのか?」
「はい、がんばります」
「そうか・・・いやな、どうも君は協調性がないように思うんだよ」

・・・というよりあなたが仲間ハズレにしてるんじゃないか?・・・

「悪いところがあったら注意してください」
「というよりも君はこの会社に向いてないとボクは思うんだ」
「どういう意味ですか?」
「仕事だって遅いし、君の仕事レベルならアルバイトでもできる事なんだよ。高い給料払って君にやってもらう必要はないんだよ」

ショックでしたね。これ、実質のクビ宣言ですから。

「でしたら、仕事を増やしてください。頑張りますので」
「頑張る頑張るっていってもね、締切りは絶対なんだよ。どんなに頑張っても結果締切りに遅れたら、その頑張りはただの自己満足でしかならない訳で、今の君に仕事を増やして締切りなでに間に合うとは到底思えないんだよ」
「いえ、がんばりますから」
「まぁ、今週1週間、ゆっくり考えて答え出したほうがいいよ。僕がいいたいのはそれだけ」

確かに当時の自分の仕事は段取も悪かったし、検算もしてたから遅かったんですよ。
パソコンなんてなかった時代だし(笑)
すべてを電卓だけでやっていました。
締切りは守らなければならないというのはこの時のトラウマなのかもしれませんけどね。

課長は言いたい事を言うと、別室から出ていきました。

今思うと、どおってことない話なんだけど、同じ部署に全く味方もいなく、立場的にも一番下っ端の自分には「絶望感」が漂いました。


そんな宣告をうけた翌日から自分の体に変調が起こります。

出社時、家を出て数分後・・・朝食をすべて戻してしまうんです。
じゃあ食べないで行こうと、食べないで出てもダメ。
胃液が逆流して、やはり戻す状態に・・・・
戻すだけ戻して、それでも会社に行こうとするんですけど、乗換駅でどうしても電車に乗れません。駅のベンチに座って乗降客の流れをぼんやり見ていました。

それでも会社に行かないといけないので、重い体をひきずって会社に行ってました。

それを週末までやって、その週の週末・・・
俺は会社をやめる決心をしました。
家族の前で俺はその事を話す事にしました・・・・

次回へ続く・・・

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