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イベントを中止するのも開催するのも苦渋の決断なんです。

2020-02-27 07:02:02 | Weblog
お怒りはごもっともなんですけど、わかってほしいですね。
知り合いがドームの近くで働いているんですが、リハーサルの音が聞こえてたという事なので、本当に間際の決断だったようです。
政府の"要請"という事で中止となった訳ですから、これはもう仕方ないですからね。
ちなみに要望と要請は別ものですからね。
要望は「こうなってくれるとありがたいな」に対して要請は「こうなってください」
相手に対して一段階強めなのてす。

これね、本当に苦渋の決断だと思います。
イベント関連を一度でもやった人ならわかると思うんですが、とにかく当日まで胃の痛い日々が続きますからね。
まず、会場を押さえる作業から始まって、スタッフの確保、演出、各種備品の発注、各機関の提出物作成、審査、アーティストのギャランティからリハーサル場所の確保、それらすべてのスケジュールコントロール等々・・・
これ、タダじゃないですからね。
何かしらやるにしても全部お金がかかります。
それらが政府の"要請"で全部パァという事ですから。

例えば、こんな事例もあります。
大きいイベントが中止になってその関連イベントとして組まれていたものが煽りを食って中止・延期という展開。
これ、全員がその日に合わせて日程調整をしている訳だから、延期した日程で再び集まるかというと、これはちょっと厳しいものがあります。
また、強行したくても施設側が政府の要請で「使用中止」になり、やむなく延期・中止というパターン。

それに伴うチケット料金の払い戻しの手続きや連絡方法等、余計な仕事も加わるし、お客さんの中には激怒している人もいるので、そのクレーム対処も考えないといけないし・・・
イベントを中止するにも、物凄く苦渋の決断が必要になってきます。

じゃあ、強行するとなると、これはこれで大変で・・・
一番大きいのは世間の声ですね。
とにかく「非常識だろ」という声が飛び交います。
そりゃ、お国の一大事にテメェの都合しか考えてないのか?っていう、ちょうど3.11の直後に自粛ムードになったじゃないですか。
今、本当にあんな感じなんですよ。
それだけじゃなくて、実際そこで感染者が現れたら、今度はその責任を負うハメになっちゃうんですよね。
だから、無観客試合なんてものが発生する。
身内だけならどうにかなっちゃうけど、お客さんの場合はそれなりの賠償が発生しますからね。

と、そんな感じで、進むも地獄、退くのも地獄というのが現状です。

でも、イベントだけじゃなくて、平日の会社についても考えないとダメだと思うけどね。
テレワークとか時差通勤とか、これだけで果たして収束するかと言ったら厳しいと思うし、むしろ少しでも体調悪い奴は外出するな、位の事を国が言わないと無理してお仕事する奴が出てきて、さらにウイルスまき散らす可能性が高いと思うんだけどねぇ・・・

ま、悩ましい問題です。

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