東京ヴェルディ戦を写真で振り返ります。前にも述べた通り、一昨年までJ2で15年間戦い続けた相手です。オリジナル10の名門クラブながら、読売グループが離れてからは資金繰りにも苦慮することが多くなったヴェルディは長らくJ2の魔境を彷徨い続けていました。ファジがJ2に昇格した2009年にJ1からJ2に降格してきた東京ヴェルディとは、それから15年間を競い続けた魔境の同居人です。
1年早く魔境生活15年にして昨シーズンJ1に復帰したヴェルディは大方の予想を覆して昨季J1でも好成績を残して今季に至ります。J2時代からパスセンスに秀でた選手が多く、ポゼッションサッカーを得意としてきた伝統がありますが、J1では守備重視の戦いでしぶとく戦ってきたようです。J2時代から守りの堅いチームでもありましたから、そうなるにもしっかりした理由があったのでしょう。
今季から初のJ1を戦うファジアーノ岡山にとって、これまで対戦実績のなかったJ1の強豪チームとの戦いは、失うものなく全力で戦いを挑むことができますが、最近までJ2で何度か戦ってきた相手との対戦には、それまでの相性などもあってやり難さを感じるであろうし、お互いに分かっている部分も少なくないので、より苦戦するという心配がありました。事実、昨年も戦っていた横浜FCや清水エスパルスとの対戦は苦戦を強いられました。一昨年まで長らく戦った東京ヴェルディやFC町田ゼルビアとの対戦にも同様の不安を抱えています。
まあ、昨季J1で3位に入った町田に関しては既に強豪チームの仲間入りしており、逆にやりやすいかも知れませんが・・!?
それでは、J1第13節、東京ヴェルディ戦を写真で振り返ります。
何だか盛り上がりを欠いた結末で敗れました。こういう流れになるのを最も恐れていたのですが、恐れていた通りになったと感じています。やり切ったという満足感のない、煮え切らない悔しさを残す結果です。相手にしてみれば、セットプレーであげた1点を死守できたウノゼロの勝利は狙い通りではなかったでしょうか? こういう敗戦は結構応えますね。
連戦中ですから、振り返りばかりではいけません。今後の試合にどう生かすのかを考えながら短い時間で立て直さないといけません。連戦の中でターンオーバーをどう考えるのか? 控え選手たちのコンディションと戦術理解はどこまで進んでいるのか? 不安でもあり、楽しみでもあるアウェー3連戦です。私は全試合に参戦します。好試合を期待しましょう。
次節は5月3日(土)にノエビアスタジアム神戸で行われるヴィッセル神戸とのアウェーゲームです。神戸といえば川崎製鉄水島サッカー部が神戸に移転してできたチーム。ファジは川鉄水島サッカー部OBで結成されたリバーフリーキッカーズが前身のチーム。いわば同じ祖先をもつ親戚チームです。
かつて、J2時代の2013年に対戦した時は「川鉄ダービー」として大いに盛り上がりました。さて、今回はどのように盛り上がりますか? 相手はJ1リーグ連覇中の強豪に成長し、こちらは16年の魔境生活をやっとの思いで抜け出した新参チーム。力の差は歴然なのですが、それだけで勝敗が決するものではないのがスポーツの醍醐味です。
さあ、一泡吹かせてやりましょう。
では、明日は神戸の御崎公園でお会いしましょうね。私は新長田で「鉄人28号」に勝利を祈願してから現地に行こうと思っています。よろしくお願い申し上げます。
goo blog のサービス終了に伴い、「はてなブログ」への引越し作業を進めてまいりました。goo blog の記事投稿のできなくなる10月1日までの、9月いっぱいまでは、「はてなブログ」へも同じ標題、同じ文章で投稿します。しばらくは同時進行になりまして、10月以降は引越し先でのブログ投稿を行う予定です。
おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第3章:issanのさすらい日記!?
あと5ヶ月足らずとなりますが、暫くの間は双方ともにお付き合いいただけましたら幸いに存じます。よろしくお願い申し上げます。
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