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おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

vs FC町田ゼルビア J1での初対戦は相手の底力に耐え切れず追い付かれての引き分け決着! 勿体ない結末に気落ちすることなく前を見据えて戦い続けよう! もうすぐ折り返しだよ!!

2025年05月30日 23時24分43秒 | サッカー

J1第18節のFC町田ゼルビア戦を数字で振り返ります。

 

J1のリーグ戦は年間38試合、その内ホームゲームは19試合。その開催頻度は月に平均2試合です。この試合数の少なさが、Jリーグのことを「税リーグ」と揶揄する連中の付け入る隙になっています。その論拠の中に「月の内の28日を芝の養生の為に使っている」という意見があります。まあ、分からぬでもないですが、地方のJリーグスタジアムと神宮や甲子園のような都市部の野球場を比較することには大きな矛盾が生じます。

 

では、岡山県で考えてみましょう。JFE晴れの国スタジアムで行われるJ1の公式戦はリーグ戦が18試合、今季はルヴァンカップがホームでは行われないので、天皇杯があと何試合出来るかになるので、確定試合数で19試合、プラスは1試合か2試合というところでしょうか? それでも、年間20試合前後の公式戦が行われます。サッカー専用球技場ではない為、陸上競技の大会や岡山マラソン、山陽女子ロードなどの大会、学生年代のサッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなどの試合も開催されます。対して、同じ県営施設である倉敷マスカットスタジアムは、NPBの一軍公式戦は1試合、2軍の公式戦が数試合、オープン戦が3~5試合、多くは高校野球や大学野球などの開催に使用されています。稼働日数に関してはマスカットの方が多いかも知れませんが、収入面を考えたらJスタの方が圧倒的に多くなっていると思います。その上で、岡山県営球場の存続が必要と考える意見には理解できる部分はありますが説得力は感じません。中学や一部高校の使用があるにせよ、奥市などのグラウンドで代用は可能ではないでしょうか? 観客席を必要としなければ、岡山県内に野球場は膨大な数が存在しています。

県営球場は既に危険な建造物になってきており、立ち入り禁止エリアもかなりあります。かつてはNPB公式戦を年間数試合開催してきた馴染みのある球場ではありますが、そろそろお疲れ様をしても良さそうな時期ではないでしょうか? また、サッカー専用スタジアムに「公益性がない建造物に税金を投入するな」という意見ですが、専スタであっても学生年代の公式戦の使用はありますし、一般開放されないものではありません。県営の施設であれば、管理者がファジになったとしても岡山県主導でスケジュール管理は可能です。加えて、Jリーグ開催時の駅周辺や県内各所への経済効果拡大を考えたら、アウェー入場者数の拡大は必須条件の一つになると思います。新スタはビジターエリアを可変にして、3,000~5,000人規模のアウェーサポの受け入れができる設備になることで、岡山にもたらされる経済効果は現状の1.5倍~2倍になる可能性を秘めています。マツダとピースウイングの2つが存在する広島市内とは環境も条件も大きく異なっていることに触れもしないで、新スタ構想そのものが批判される必要は更々ない訳で、まずは試合開催日前後の駅前を中心にした県内各所の賑わいと集客数の分析をしたうえで議論して欲しいものです。そういう状況を加味した上で、県営球場の解体、整地、新スタの建設費を改めて見積もって、議論の机上にのぼらせることはできるでしょう。全て税で建設する必要もないでしょうし、カンパを集めて建設した吹田のような事例も参考にしてはどうでしょうね。クラファンもできるでしょうし、県が募金を募集することもできるでしょう。政田に練習場を作る時でも募金は集められました。一口 1,000円から集める方式であれば広く薄く集金することが可能です。一般市民でも10万円から100万円程度の募金なら出せる人はかなりあるでしょうから、県内企業を加えた募金で100億円~200億円程度を集めるのに、それほど苦にすることはないと思います。「税リーグ」と批判する人々は、今までどぶに捨てられてきた税金の使途を解明することから始めて、それらの無駄よりもスタジアム建設の方が無駄だという根拠を指し示していただければと思います。「サポーターを舐めるなよ!! 100万や200万の金ならいつでも出してやるよ」という人は多くいます。そもそも、毎年ファジの応援に費やしている出費を考えたらそれぐらいは普通に使っていますから、クラブを愛するサポーターなら何でもないことと思います。

 

まあ、この件に関しては、いつか機会を設けて語りたいと思うのでこれくらいにして、肝心の町田戦の振り返りです。

町田戦のスコアです。

⚽何度も触れた通り、2点を先取した時点で守備に重点を置くか、追加点を狙うのかという戦術面での徹底ができ切っていなかったのではないかと感じます。町田が相馬とデュークを投入したのは、明らかに「追い付き、追い越せ」という意思が表れていました。相馬一人に引っ掻き回されて2点を奪われた構図ではありましたが、ファジ側にこの試合の閉め方の意思が不足していたことが立ち切れずにドローに終わった一つの原因があったと言えそうです。

J2は「魔境」とか「沼」とか言われ続けていますが、J1もそれにも勝る魔境であり魔界です。魑魅魍魎もいれば化け物もいます。太刀打ちするのは簡単ではありませんが、生き残る為には乗り越えないといけません。勝利の為に戦い続けましょう。

 

この試合のスタッツです。

ボール支配率は試合の優位性とは無関係ですから、奪って縦に速く攻め込めるかどうかがファジの生き残りのために必要なことです。それよりも大事なところはシュートを打つ姿勢を示せるかどうかです。新潟戦と比べれば得点は同じですが、シュート数は半分になりました。この辺りが勝ち切れなかった部分なのかと思います。今季は3点以上取れた試合がありません。勝ち切る為には失点を極限まで減らして、少ない得点で逃げ切ることが求められます。

暫定順位はクラブW杯を控える浦和の消化試合が最も多く、ACL勢が消化試合数を少なくしています。ファジの順位は18試合消化で12位ということで、前節終了時点と変わりませんでした。

まだ、ボトムに近い位置であることに変化がありません。次節は現状15位の湘南ベルマーレとのアウェーゲームです。この試合で前半戦が終わります。代表ウィークと天皇杯2回戦を挟んで、後半戦はホームのアビスパ福岡戦からスタートします。まずは、現在ファジより下の順位にいるチームに絶対負けないこと、そして上の順位の相手には死に物狂いで勝ちに行くこと。そうやって、少しずつ順位を上げながらJ1で戦い続けられる資格を手にしたいものです。

では、次節は平塚でお会いしましょう。よろしくお願い申し上げます。


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おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第3章:issanのさすらい日記!?

あと4ヶ月余りとなりますが、暫くの間は双方ともにお付き合いいただけましたら幸いに存じます。よろしくお願い申し上げます。


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