三月場所限りで西大司が引退することはだいぶ前から存じ上げていたので、今場所に臨む気持ちは本人もそうだったでしょうが、私も特別な感慨を持ちながら今場所を見つめていました。30歳という年齢が若いのか否かは人によって考えが分かれるところと思いますが、引退の時期をどう判断するかは本人の意思が全てだと考えます。
12年間の長きに渡って、故障や体調不良もあったでしょうが、頑張り抜いた西大司に拍手を贈りたいと思っています。
獅司も親方の言いつけを守って、幕内で初めて勝ち越しました。これは、西大司の引退へのはなむけでもあるので、獅司の頑張りにも感謝したいと思います。
千秋楽で高安と大の里がいずれも勝って12勝3敗で並んだために優勝決定戦になりました。
その結果は・・
東 | 決まり手 | 西 | ||
大の里 | 〇 | 送り出し | ● | 高安 |
高安はまたも悲願の優勝にあと一歩届きませんでした。本割では勝っていた相性の良い大の里戦でしたが、優勝決定戦のプレッシャーに負けたのかも知れませんね。
各段の優勝力士は以下の通りです。
【幕内優勝】
大の里(二所ノ関)12勝3敗
【十両優勝】
草野(伊勢ヶ濱)14勝1敗
【幕下優勝】
欧勝竜(鳴戸)7勝0敗
【三段目優勝】
朝乃山(高砂)7勝0敗
【序二段優勝】
大喜翔(追手風)7勝0敗
【序ノ口優勝】
千代天富(九重)7勝0敗
続いて三賞です。
【殊勲賞】
該当なし
【敢闘賞】
美ノ海(木瀬)11勝4敗
安青錦(安治川)11勝4敗
【技能賞】
高安(田子ノ浦)12勝3敗
それでは、千秋楽の三段目取組結果です。
【千秋楽】
東 | 決まり手 | 西 | ||
誠道 | 〇 | 叩き込み | ● | 藤雄峰 |
幹希の里 | ● | 突き落とし | 〇 | 浜田山 |
藤ノ進 | 〇 | 押し出し | ● | 泉翔鵬 |
東輝龍 | 〇 | 寄り切り | ● | 流武丸 |
鈴ノ富士 | ● | 寄り切り | 〇 | 天風 |
山根 | ● | 寄り切り | 〇 | 誠雄 |
寅武蔵 | ● | 寄り切り | 〇 | 多良浪 |
永田 | 〇 | 寄り倒し | ● | 朝天舞 |
赤虎 | ● | 寄り切り | 〇 | 桑江 |
龍成山 | ● | 突き落とし | 〇 | 大雷童 |
津軽海 | ● | 下手投げ | 〇 | 醍醐山 |
和歌桜 | ● | 送り出し | 〇 | 悠錦 |
清乃海 | 〇 | 上手出し投げ | ● | 日煌 |
照寶 | ● | 寄り倒し | 〇 | 魁佑馬 |
出羽ノ城 | ● | 押し出し | 〇 | 大ノ蔵 |
時乃平 | ● | 引き落とし | 〇 | 高馬山 |
川村 | 〇 | 寄り切り | ● | 豊雅将 |
村山 | 〇 | 寄り切り | ● | 千代栄 |
富豊 | 〇 | 突き落とし | ● | 神谷 |
千代ノ皇 | 〇 | 寄り倒し | ● | 清田 |
小城ノ浜 | ● | 寄り切り | 〇 | 竜勢 |
隆嵐 | ● | 寄り倒し | 〇 | 諒兎馬 |
豪聖山 | 〇 | 下手投げ | ● | 白旺灘 |
12年間、西大司の土俵を追いかけて、その勝敗だけでなく、その時の番付に沿って、序二段とか三段目とか幕下とかの全勝敗を取り上げてまいりました。
しかし、今場所で一段落着きました。今後は一相撲ファンとして相撲を見つめて行こうと思います。ですから、各段の勝敗を取り上げるのも今場所限りとさせていただきたいと思います。
今後、西大司の果たせなかった岡山県出身の関取、そして鷲羽山以来の岡山県出身の幕内力士、更には常ノ花以来の岡山県出身の横綱誕生を切に望みながら、大相撲に接していきたいと思います。
今までありがとうございました。