子供のネタ

阿佐ヶ谷駅のまえを
ランドセルをしょった子供が3人
歩いてました。


男の子2人
女の子1人


はしゃいでます。




牛丼を食べたのは誰だー！


ところーー！！


ロッテリアの前を歩いてるのは誰だー！


ところーー！！


テンションはあがりっぱなしです。


ところーー！！


と言うたびにキャハハと笑ってます。
とりあえず答えがところなら
なんでもよいみたいです。


子供は箸が転がっても笑うと言いますが
まさしくそんなにぎにぎしさです。

私もよく
落ち着きがなくて
親が困っていました。



ところで


ところ


って


なんだ？





気になってしかたありません。

疲労・腹筋・筋肉痛

山の手事情社は体力のいる劇団です。
なので筋肉トレーニングをします。


私は普段から筋肉トレーニングなどしないので
どれだけ筋肉痛になるのだろうと
おもっていたら
さほどなりませんでした。


それよりも
疲労のほうが激しく
そのうち疲労骨折をするのではないかと
おもうくらいです。


というわけで
私は筋肉痛はそんなないなぁ
とおもっていたら
ついきのう
ふと
腹筋の痛みが
これは疲労ではなく
筋肉痛なのではないだろうかと
気づきました。



筋肉痛なんてひさしぶりなので
どうやら筋肉痛がどんなものか
忘れていたようです。

メガネのメガネ

私のバイト先のライオンに


関口くん


がいます。
彼のあだ名は


メガネ


漫画やアニメでは
たまに聞くあだ名ではありますが
生で聞くと


なんて新鮮。


そして斬新。


ＹＯＹＯ　メガネ


ちょっとラップ調に言ってみました。

日常でメガネというあだ名を
呼ぶのが
こんなにおかしなことだとは
おもいませんでした。



メガネはいま就職活動中です。


メガネは就職活動用にメガネを買いました。


メガネの就活メガネは
いつものメガネとかわってないです。



がんばれメガネ。

田園

山の手の稽古二日目。


研修生のなかに
アイカという名前のひとがいます。


きのう
帰りに
私が田園調布駅までのルートを
教えてほしいというので
駅までいっしょに帰りました。


話しをきいていると
徒歩20～25分くらいの道のりを
毎回1時間くらいかけてさ迷い歩いて
稽古場にたどりついているそうです。


大変です。


なので
道を教えてほしいとのことなのですが
アイカは


田園都市線までの道がわからなくて


と言います。
私は


田園都市線？


とおもいました。
田園調布駅に田園都市線がとおっていたかどうか。
私もまだこちらの路線は不慣れなので


うーん


とおもいながら

田園都市線からあっちを歩いて

とかそういう話しをきいています。


駅に着くと
電車がすぐきてたので
とりあえず乗りました。
私は東急目黒線。
アイカはもう1本の線。


それは


東急東横線。


電車のなかの路線図をみたら
田園調布駅には
田園都市線はとおっていませんでした。



アイカにはこのまま


田園都市線と


いいつづけてほしいとおもいました。

緊急にはいった仕事

昨夜

飲み屋のバイトがおわったあと
調理場の社員さんが
移動になるということで
送迎会をやりました。


1時間ほどやって
終電があやうくなり
1次会は終了しました。


私はそこで帰るつもりが
次の日の葬儀の仕事がなくなったと
連絡がきていたこともあり
調子に乗って朝まで
飲みました。


賭けに負け
2杯ほど
ショットをイッキしました。


こんなことは
大学以来かもしれません。


そんなわけで今朝
二日酔いになり
午前中は眠りにつこうとおもいました。


ところが私にしてはめずらしく
携帯を寝ていても気づくところに
おいてしまいました。


朝10時


おかげさまで
緊急に葬儀のお仕事の依頼の電話が。

電話をとってしまう私。
こんな私がにくらしいです。

話しによると
派遣の一人が
怪我をして血が止まらなくなったようです。
人身御供として私が選ばれました。


二日酔いと眠気に負けて
断ろうともおもいましたが

お金のない私は
ほんのちょっと
がんばってみようと
その依頼をうけました。


派遣場所の最寄駅についてから
私はふと


ここでいいんだっけ？


と疑問をいだき
会社に電話して
きいてみました。


合ってました。
よかったです。


派遣先の会社に到着すると
てっきり病院にいっているものだと
おもっていた
怪我をした派遣の人が
働いていました。


大丈夫なのかきいたら


いまはとりあえず
コレでなんとかおさえてるけど
それでも止まらなくて


と


指を見せてもらったら



ガムテープがぐるぐるに
巻かれいました。


そうかぁ
ガムテープかぁ


とおもいました。


よけいに傷に悪そうです。


まさかガムテープが止血の道具になるとは
よいことを知りました。

今後誰かに
試してみようとおもいました。

私の名は

さいきん
山の手事情社の研修生に
なることになりました。


明日からはじまります。


一年間です。


どうなることやらですが


芸名禁止



私の本名が一年間さらされます。



こまったものです。

作詞家の名は

このごろは

浅川マキ

「夜が明けたら」
「かもめ」

りりィ

「私は泣いています」


以上3曲を聴いています。


歌の稽古をはじめてはや数ヶ月
私はいっこうにヘタくそまみれです。


現実逃避のため
歌を聴きます。


浅川マキの歌声はかっこういいです。


「かもめ」は
歌詞をちゃんとよむと怖いので
なるべく考えないようにしています。


作詞の名前をみたら


寺山修司


と書いてありました。



なっとくです。

不審者がきた

さいきん不審者がきたらしく
昌美がおびえました。



家に侵入していた不審者が
ドアをあけたらいきなり
おそってくる可能性があります。


そんなことを話していたおととい
昌美といっしょに帰ってきたとき


昌美が
ドアをあけるまえに


気をつけて入るのよ


といって
鍵をさし
ドアをあけ
はいりました。


昌美は
あまり気をつける感じもなく
ふつうに靴をぬぎ
ふつうに部屋にはいりました。


さすがに私は


ほんとうに気をつけてはいってるの


とききました。
本人いわく
かなり気をつけているそうです。


私は
昌美は

そぉーっと部屋にはいる演技はできないな

とおもいました。
というより
本当に空き巣かなんかいたら
確実にやられます。


そのわりには
不審者が気がかりでならないようです。



まだなにごとがあったわけではないのだけれど
昌美は警察にいって


家の近所を巡回するように頼みにいきました。


私は昌美はすごいなー


とおもいました。

トイレはどこにある

本日は
花の配達メインのお仕事です。


ついせんだって
このお店で花の配達をしていたとき
きゅうにお腹にさしこみが。

佐藤さんというお宅に
花をお届けにあがる直前です。

私はどこかトイレにいってから
届けるべきか
ちょっと悩んだあげく
届けてからトイレをさがすことにしました。


佐藤さんは
人の好さそうなご老人で
私は息もたえだえ
笑顔で花を渡し
サッと去りました。

さていよいよ
お腹のさしこみは
佳境をむかえてまいります。


私は車に乗りこむまえに
公園らしきものがチラッと見えた
道の角をまがります。


そこにトイレがなければ
私は途方に暮れるしかない

とおもいかろうじてたどりつくと


そこは幼稚園でした。


サッとみまわすと
人の気配もなし。



無理



限界説が頭のなかで浮上します。



私はここでもらすのか



車の運転などいよいよもってできません。



死ぬ気

という言葉をつかうのも
どうかとおもいますが


人間死ぬ気になれば
なにかしら妙案はうかぶもので



ここで私はアレしかないと
覚悟をきめました。




佐藤さんのお宅に直行しました。



もう一度チャイムを鳴らし
佐藤さんを呼び出し
トイレを乞いました。


佐藤さんは
人の好いひとなので
トイレを心良くかしてくれました。


あまつさえ
心配してくれました。


佐藤さんのトイレには
トイレットペーパーのカラカラがなく
私は一瞬ドッキリしました。


さらにトイレのなかから
トイレットペーパーの請求という
暴挙にでなければならないのか

というか

佐藤さんはどうやってお尻をふいているのか


あたりをみまわすと
私の左上段に

ポンッ

とひとつ
トイレットペーパーが
おかれています。



紙はあった。


しかしカラカラはなく
なにものにも収まっていません。


これをつかっていいものかどうか。


私はそれを手に取り
観察しました。


トイレットペーパーは
無雑作にちぎられた形跡はなく
保存状態はじつに良い。

しかしよくみると
ミシン目に沿って
きれいに切り取られた跡があり
やや細身



私は使いました。



玄関で佐藤さんに
心配の声をかけてもらい
私は


バッチリです


と言って晴れやかに
つぎの配達先をめぐりました。

宴会の答弁

バイトにいってきました。
飲み屋のほうです。


きょうは予約が2件はいってました。

7人と6人です。


ふだんでしたら
この人数で個室はつくらないのですが
平日はもうずいぶんと
ヒマックスなので
2件ともに個室にしました。


その場合
押しボタンをおきます。


見えないのでおきます。



ボタンが押されると
ポケットにいれている
ポケベルのようなものが
バイブレイションします。


社員のひとと
私とで
1個ずつ。

6人と7人と。

担当をきめました。
私は6人です。


そしていざ
その二組がきてポケットが
ブルブルふるえます。


私はその担当の個室の扉をあけて
はいりました。


すると


お客さんたちは一斉にふりむき
なごやかな雰囲気で


呼んでませんが、的な。


私はついそのゆるい雰囲気に気をゆるし



お呼びでない・・・


と言っていました。
その言葉を自分で言ってから
はて
どこかできいたおぼえのあるセリフ
とおもう間があってから


あ


と思いだすやいなや



こりゃまた失礼いたしました


と言って


にこっ


と微笑み


すたすた去っていきました。


お客さんは爆笑しました。



我ながらベタなことを
とおもいつつ
笑ってもらえて
たすかりました。


どうやら
押しボタンが逆になっていたようです。
困ったものです。



それからあと
6人のうちのひとりのお客さんが
トイレに立ったとき
私と目が合い


お兄さん、
じつは40歳すぎでしょ


といわれました。
そんなことをいわれたのは
はじめてなので
その理由をきいたところ


さっきの知ってるなんて
わたしと同世代だとおもったから


そういってお客さんは
自分の年齢を自白しました。


のちほど料理を運びに
6人さんのところへいったら
トイレのお客さんが


さっきお兄さんに失礼なこといっちゃった


とさきほどの件を話し


でも肌は私たちよりきれいだから
そんなわけないのにねー


といってこられ
私はなんと答えたらよいかわからず


いえ、みなさんの肌のほうがキレイですよ


と言いました。


お客さんは爆笑しました。



私はこれはこれでいいのか
綾小路きみまろっぽい返しでいいのか


と自問自答しました。



それから私は
6人宴会にいくのがこわかったです。