いしころにっき

石原石子の日記です

宴会の答弁

2009-04-14 01:41:58 | アルバイト
バイトにいってきました。
飲み屋のほうです。


きょうは予約が2件はいってました。

7人と6人です。


ふだんでしたら
この人数で個室はつくらないのですが
平日はもうずいぶんと
ヒマックスなので
2件ともに個室にしました。


その場合
押しボタンをおきます。


見えないのでおきます。



ボタンが押されると
ポケットにいれている
ポケベルのようなものが
バイブレイションします。


社員のひとと
私とで
1個ずつ。

6人と7人と。

担当をきめました。
私は6人です。


そしていざ
その二組がきてポケットが
ブルブルふるえます。


私はその担当の個室の扉をあけて
はいりました。


すると


お客さんたちは一斉にふりむき
なごやかな雰囲気で


呼んでませんが、的な。


私はついそのゆるい雰囲気に気をゆるし



お呼びでない・・・


と言っていました。
その言葉を自分で言ってから
はて
どこかできいたおぼえのあるセリフ
とおもう間があってから





と思いだすやいなや



こりゃまた失礼いたしました


と言って


にこっ


と微笑み


すたすた去っていきました。


お客さんは爆笑しました。



我ながらベタなことを
とおもいつつ
笑ってもらえて
たすかりました。


どうやら
押しボタンが逆になっていたようです。
困ったものです。



それからあと
6人のうちのひとりのお客さんが
トイレに立ったとき
私と目が合い


お兄さん、
じつは40歳すぎでしょ


といわれました。
そんなことをいわれたのは
はじめてなので
その理由をきいたところ


さっきの知ってるなんて
わたしと同世代だとおもったから


そういってお客さんは
自分の年齢を自白しました。


のちほど料理を運びに
6人さんのところへいったら
トイレのお客さんが


さっきお兄さんに失礼なこといっちゃった


とさきほどの件を話し


でも肌は私たちよりきれいだから
そんなわけないのにねー


といってこられ
私はなんと答えたらよいかわからず


いえ、みなさんの肌のほうがキレイですよ


と言いました。


お客さんは爆笑しました。



私はこれはこれでいいのか
綾小路きみまろっぽい返しでいいのか


と自問自答しました。



それから私は
6人宴会にいくのがこわかったです。





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