いしころにっき

石原石子の日記です

略式記号

2012-06-28 02:20:53 | 血縁
弟から結婚式の招待状がとどきました。
仮にも私の弟なので参加しようとおもいます。
招待状の中身にはいくつかの用紙がはいっており
時間や場所、招待に関する文章などが印刷されております。
そのなかで料理は日本料理かフランス料理か
選択することになっており
出欠の返信用ハガキに記入欄があります。
私としてはどちらも献立がほしいところですが
最終的にはフランス料理に決定をしました。
そこでハガキをあらためて見てみるわけですが

フランス料理ならば○のなかに「フ」
日本料理ならば○のなかに「和」

そのように名前の横に書くよう指定されています。
私はここでおもいました。
「フ」で合わせるのなら
日本料理は「日」あるいは「ニ」ではないか。
もしくは「和」に合わせるのなら
フランス料理は「仏」といったところだろうか。

それを昌美にいったら


「仏」はやめな


とたしなめられました。
たしかに結婚式向きの字ではありません。
そこでさらに昌美は


「和」なら「洋」でしょ


と。
私はごもっともだとおもいました。
迂闊にもそこにきづきませんでした。
これですっきりです。

「フ」と「ニ」
「和」と「洋」

そして

「日」と「仏」

これならば対比としては気持ちがよいです。
しかしもう一度ハガキを見てみますと
やはり

「フ」と「和」

来てしまったものはいたしかたありません。
なんだかすっきりしませんが
これはこれで「仏」に似たようなものではなかと
私は考えるのです。

「フ」と「和」

つなげると

「フ和」

おあとがよろしくないようで・・・。




台風だからか

2012-06-19 23:30:57 | 知ってるひと
とある友人から
なんのコメントもないメールがとどきました。
メールにはただ画像があるだけです。


彼の裸の


私はこの真意をどうとらえたらよいのか
考えました。

①暴風雨にあおられて裸になってしまった人を表現
②普通に着替えがなくなってしまった
③雨にうたれる子犬。ひろって欲しい。

そしてとりあえず③を選びました。
私は彼に



「ひろえない」



と返信しました。
すると彼は


「ごめん。彼女に送ったつもりだった。なかったことに」


私はおもいました。



なくならない



そうしてその思ったことを
そのまま素直にメールしてあげました。
今度会うのが楽しみです。

遠くのサイレン

2012-06-13 11:44:34 | あれこれ
ついせんだって
稽古場の最寄駅に到着すると
消防車のサイレンがとおくで鳴っていました。
私は


ああ どこかで火事があったのか


とおもいながら稽古場にむかって
歩いていると
サイレンの音がちかづいてきました。
このご近所かとおもっていると
消防車が二台
私が信号待ちをしている目の前を
右から左へとおりすぎ
後につづいてきたパトカーが一台
私がむかう稽古場方面にまがってゆきました。


消防車とパトカーは別件なのだろうか


と不思議におもっていると
消防車はいったん停止して
運転手を交代し先の道をまがっていきます。
私はサイレンの音を気にしながら
道をまっすぐ歩いていきくと
つぎの十字路で
さきほどの消防車が二台
こんどは左から右へ
走行していきます。


まさか 道に迷っているのか


そう考えた私はとおくで鳴る音が
気になっていたしかたありません。
稽古場までぐねぐね道を歩きながら
サイレンがどこの方向で鳴っているのか
よくわかりません。
もうすぐ稽古場に到着します。


まあ いっか


とおもったところ
救急車がみえます。


これはさきほどの消防車と別件なのか
どうなんだ


そうおもってちかづくと
たいして広くない道に
消防車がずらーーっと
ならんでいます。


稽古場のご近所が燃えたのか


とおもっていつもの通り道をまがってみると
そこにも消防車がならんでいます。
どう考えてもとおれません。
そこらへんにいる野次馬のおじさんに
状況を聞いてみると


あの赤い屋根のアパートの子が料理をしてて
卵をこがしちゃったみたいで
窓をあけてたもんだから煙がすごく出て
誰かが通報したんだ


どうやら火事はなく誤報だったようです。
まわりをみると

消防車約10台
救急車約1台
パロカー約3台
覆面パトカー1台

おおにぎわいです。
私は細い裏道をとおって稽古場にいきました。
するとちょうどそのアパートの裏の入り口だったらしく
警察が卵を焦がした住民に
事情聴取をしているところでした。