いしころにっき

石原石子の日記です

レかロか

2010-11-23 23:44:40 | まさみ
数日前のこと
竜生が横浜に引っ越したと聞きつけ
私と昌美は見学にいきました。


当日
早めにでたら時間があまったので
横浜駅に群生しているデパートたちを
30分ほど歩きまわりました。


すると昌美は
ちょっとよってみたいお店を発見したらしく



ラコステでぬるぬるしたーい



とはしゃぎました。
私のなかでのラコステのイメージは


ポロシャツです。


ぬるぬるするラコステ
ポロシャツがぬるぬるする気持ち悪さ


それとも私はラコステを勘ちがいしているのか

ぬるぬる、ラコステ、ぬるぬるの、ポロ、いや、

自信がなくなっていきます。


昌美と連れだってお店のまえに立ちます。
看板をみると


ろ、くし・・・た・・・ん?


ロクシタン と

書かれていました。
化粧品とか石鹸とか
そんなもんを売っているお店です。


確かに


ぬるぬる


します。


昌美は


L`O・・・


とい字をみて
Lの時点でラコステと判断したようです。
あとはなんとなくの

印象。



たまにこのお店に行っているようなのに。
NOVAに通っていたのに。


英語ってむずかしいなと
おもいました。

ここのところ

2010-11-20 11:48:53 | まさみ
ある日家に帰ると
台所にわれた茶碗がありました。
私はそれを見て


ここのところ
一日ひとつのペースでわってるけど
大丈夫?


と昌美にいいました。
すると


ちがうよ


との答えがかえってきました。
しかし
昨日、一昨日と
私がいるときに
ガシャンと破壊音をひびかせていたのだがなぁ
とおもっていると
昌美は言葉をたします。



一日ふたつだよ



私は


そおかぁ
ふたつかぁ


じゃあしょうがないと


納得しました。

そこにいたひと

2010-11-17 01:27:46 | 知ってるひと
本日
帽子を目深にかぶり
半眠状態で山手線の座席にすわりながら
帰っていました。


メールのバイブがふるえても


あとあと


明日の稽古までに覚えなければならないセリフが
頭に浮かんでどうしても思い出せなくても


あとあと


乗り換えの新宿駅に着くまで
すべてが

あと

などとおもいながら
セリフが気になって仕方ありませんでした。


新宿駅に着くころに
私は顔をあげると


真正面に


麻里絵さんがいました。



あーいしはら


と声をかけられ


どうしたんですか


と聞いてみたもののすぐに
研修生稽古の帰りなのだと気づきました。
麻里絵さんは



間違ったらはずかしいから
メール送った


と言います。
そこで
さきほどのあとにしていたメールは
麻里絵さんか
とおもってみてみると



石原今山の手?線?
植田麻里絵



とありました。
じつにシンプル
なぜかフルネーム
です。


私がひとつ疑問におもったのは


山の手?線?


なぜ間に?が入ったのか
気になるところです。

石原今山の手?

でとどめようとして
これでは
山の手事情社の稽古場にいるの?
と聞いているのと勘ちがいされるのかとおもって
もう少し正確に

線?

を足したのだろうか。

それともたんなる押し間違いを
そのまま送信したのか。


謎です。


私は麻里絵さんにあえて聞きませんでした。
これくらいのことは日常茶飯事だからです。
あたりまえに
ご飯を食べて
テレビをみて
寝る
そういうことにいちいちなぜですかと
聞いていては
先にはすすめないからです。

日進月歩の今

私たちは前へ前へ
未来にむかっていかなければならないのです。


とはおもいませんでしたが
ささいなことは

あと

にまわす私です。


文さんの自転車

2010-11-15 21:03:53 | 山の手事情社のなか
さくじつ
山の手事情社の公演がおわりました。

私はスタッフとしてついていました。


千秋楽


私は舞台セットを運ぶための
トラックをとりにいく役目をいただきました。

今回舞台監督を任された劇団員の文さんが
レンタカーのお店まで

俺の自転車を使って行って

というので鍵を借りて乗ったところ



座高が高い



地面に足がつかないどころか
ペダルをこぐのにも爪先立ちで
座ってこいでいるはずなのに
つねに臨界点ぎりぎりで
立ちこぎをしているような状態になります。

背の高さの差もさることながら
純日本人の私の股下では太刀打ちができません。


自転車をこぐときに


右足のペダルが一番下にいくと
右のおしりもさがり
左足のペダルが一番下にいくと
左のおしりがさがり


私は


モンローウォーク


ならぬ


モンローサイクル


と心の内で命名しました。


私は必死でこぎます。
信号でとまるときも必死です。
自転車からおりるのも一苦労です。



トラックをもってきて
あとは文さんにあけ渡し
打上げ会場に遅れて入ってきた文さんが
まず私に言った言葉は


自転車のハンドルのグリップが
すごいずれてたよ
お前どれだけ強く握ってんだよ
緊張しすぎ


私は必死だったのです。

いつものこと

2010-11-11 00:48:33 | 山の手事情社のなか
今週末
山の手事情社が
学習院女子大学で
お芝居をします。

本日はその仕込み初日です。

入り時間は遅かったのですが
そのまえに学食で
チラシ配りをするので
その状況を見てみようと
私と明香と真美さんと制作の福冨さんとで
学校の北門に待ち合わせをしました。

この学校は入口が
北門と正門があります。
そして前日の福冨さんからの
メールでは北門に集合とありました。


私がそこで思ったことは


明香か真美さんのどちらかが
間違って正門に行って
遅刻するだろう


です。
ただ前日に稽古場で
真美さんに会ったときには

明日は北門に集合で
詳細はあとでメールがいく

というようなことを言っていました。
ですがメールは福冨さんからきました。
そこらへんはどうなっているのか
私にはわかりません。



そうして待ち合わせのときがやってきました。



まず福冨さんがきました。

つづいて明香がきました。

最後に

真美さんがやってきませんでした。



私は携帯をみました。
連絡はきていません。
福冨さんが携帯をみました。


急行に乗ったら最寄駅を通りすぎました。


という内容のメールがきていました。
どこまで行ってしまったのかわかりませんが
折り返して
集合時間の1分前に駅に到着予定だそうです。

完全に間に合いません。

いたしかたないので
待っていると
いつまでたってもやってきません。
いいかげん辿り着いてもよさそうな時間になってもきません。



まさか正門に・・・


福冨さんは、真美ならやるよ

と言い

私は、でも昨日真美さんは北門集合って言ってましたよ

と言い

明香も、昨日真美さんが北門に集合って言ったの聞きました

と言い

私と明香はそう言いながら


真美さんは必ず正門に行った


という確信を胸に抱いていました。

福冨さんが真美さんに電話しますと



真美さんは

正門に直行とのことでした。



その後
顔を赤らめ
猪のように走ってくる真美さんを
私たちはあたたかくお出迎えいたしました。


ところで真美さんの話によるとどうやら

正門から女学生のふりをして
突破しようと試みたところ
守衛さんにとめられたそうです。


あっぱれな心意気だと私はおもいました。

JR線の埼京線

2010-11-04 11:25:05 | 知らないひと
お仕事の帰りのことです。
埼京線の電車にのって本をよんでいると
高校生が5~6人はいってきました。

彼らはよくしゃべります。
お菓子を食べます。
イヤホンを
仁王立ちになった二人がわけて聴きます。
車輌の一画を支配しました。



一人の男の子が


俺やべぇ
JR線の切符買っちゃった
これ何線だっけ


と言います。
すると他の高校生が



これ埼京線だよ


どうしよう
JR線の切符買っちゃったよ


お前バカだなぁ
なんで埼京線の切符買わねえんだよ



そこで他の高校生が



改札で駅員に言えば大丈夫だよ
金払ってんだから



どうやらことは解決しようです。
しかしながら私は


埼京線はJRなのに


そう思ってしかたがなかったです。