いしころにっき

石原石子の日記です

水の森

2011-03-29 16:17:31 | まさみ
福島原発で放射能がもれたため
東京のおいしくはないが飲めていた水が
危険度を増したことをうけて

昌美が

水を買いにはしりました。



私は昌美が健康を非常に気にする性質だということを
すっかり失念しておりました。



私としては
いまのところ
それほど気にはしていないので

昌美は水を買って飲む
私は水道水を飲む

そういった暮らしをしています。
さりとて
当然不安な人々がおおぜいいるので
お店にいっても
水は手にはいらないわけなのです。





2日ほどまえ

ダメもとで
薬のセイジョーにはいったら
ちょうどダンボールにはいった
2Lの「森の水だより」をあけているところでした。
昌美もいたので一人1本買いました。



さてそこできのうになります。

稽古前に
家から徒歩20秒の近場にあるマルショウをみてみると
同じく「森の水だより」が売っていました。
一人1本なので買いました。
昌美は朝早くから法事にでかけていたので
その旨をメールにしたためて送信しました。
昌美が夜帰ってきてみに行ってみると
あったそうです。



同日

私は稽古場の最寄駅について
ひょっとしたらとおもい
駅に近い薬のセイジョーにいってみると
「森の水だより」をあけているところでした。
私は買いました。

家の近場のセイジョーといい
稽古場近くのセイジョーといい
私はセイジョーとは相性がよいようです。


それはさておき
運のよいことに水のペットボトルがだいぶ買えましたが
「森の水だより」ばかりです。

私はそもそもこの水自体がどうなのだろうと
取水地をみてみると山梨県でした。


まあ よしとしよう


そうして今日
またしてもマルショウをみにいってみると
「森の水だより」と「イオン水」という
二種類の水がならんでおかれていました。
私は「イオン水」を買いました。


森の水だらけになってもしようがないとおもったからです。


これでしばらくは水に困ることはないとおもわれます。


それでも私は水道水を飲み
昌美は森の水を飲み
ついでにイオン水も飲み

そんなに気にしなくても大丈夫だよ

という言葉をのむ
私です。



生命の神秘

2011-03-28 00:42:38 | 考えごと
地球が誕生したとき
海と陸と空と
おおまかにできあがって
海から生命が生まれ
やがて
陸や空にはびこっていったと
私はだれそれとなく聞きおよんでいるわけです。
私がおもうのは
まず



つまり 水

から

なんかしらの生命体ができた

という
不思議があるのです。



水はあくまで水であって
どうやって生物が形成されるのか

たとえば
街中で販売されている
どっかのアンデスとか六甲とか
そんな山んなかでとってきた
ペットボトルの水からも
生まれるとおもえば
私たちの体の中で
生命が誕生していることでしょう。



さて


今年一月に私は昌美といっしょに
白いキューブ型の歯ブラシ置きを買いました。

毎日歯をみがいては置くのですが

水がすこしずつしたたり
中にたまりはじめ
やや汚れてきました。
私はそろそろ洗わなくてはとおもいつつ
忙しさにかまけて
ほうっておきました。


今月初旬


私は歯ブラシ置きの中をのぞきます。


そこには


ちいさな命がめばえています。
成虫とおぼしき生命がひとつ

うごめき

幼虫らしき生命がみっつ

かすかにふるえ


とりあえず昌美にみせてから
洗いながしました。



水は生命の生みの親です。



私などにはとても理解のおよぶところではおりません。
不思議なものです。
卵などはじめからないところから
ただ水があるだけ
それだけで命は生まれるのです。


さりとて


時と場所はえらんでほしいものです。

大地震

2011-03-11 18:10:47 | 社会
今日は
山の手事情社のものまね発表会です。
今朝になってやっとネタがきまって
自宅で稽古をしていました。

そこで
みなさんもご存知のとおり
地震です。


私はこの世の中にある天災のうち
地震がいちばんおそろしいです。


すぐに家をとびでて

うろうろちょろちょろ

とにかく広いところへ


私は早稲田通りという
中くらいのおおきさの道路にでました。

車はみんなハザードをだして
止まっています。
私はやや道路にでて
いちばん近い建物を警戒しつつ
まわりにある建物がたおれてきたら
どう逃げるか
また
地面が陥没したら
どう対処したらよいか
上と下と私はどっちを警戒したらよいのか
途方に暮れていると
近くにいたパトカーが


落ち着いてください


アナウンスしました。


おちつけ 私


地震がある程度おさまってきたら
すかさず自宅にもどります。
家のなかはグラスや化粧品や
いろいろなものが落ちていました。
まだ揺れがあります。
私は急いで家からでなければと焦ります。

けれどもこの地震でどの棚があぶないのか
知っておかなくてはとおもい

物が落ちたところを写メしておきました。

私ビビってます。
でもちょっとだけ冷静なようです。

とはいえ上着とリュックをもって
とびでてから上着を着ます。
さらに昌美に電話します。


ところが

携帯がつながらない


私は迷いましたが
稽古場にいくにはまだ時間はあるとおもい
昌美の職場へ自転車をはしらせました。


自転車で10分


昌美の職場に到着すると
ちょうど昌美が自転車にのるところでした。
私は


昌美!


とよびかけます。
昌美はちかよってくると




きんぎょきんが心配で。
いまから家に帰ろうとおもって。




私じゃないのか



私はおもいました。



と同時に



金魚のために
家に帰らせてくれる会社というのも
ずいぶんとおやさしい
そうおもいました。


私が
金魚は無事だ


というと
昌美は安心して会社にもどりました。
そうして私はきた道をもどりながら

電車が遅れているだろうから
いそいで乗らないと稽古に間に合わない

そんなことを考え
自転車を駆って駅にたどりつくと
駅員さんが三人ほど改札の前に立ち


電車がうごく見通しはない


と言われました。


今日は電車はもう動かないかもしれない
私は山の手事情社と連絡をたらなければ


と考え


たしか山の手事情社の稽古場には
制作の福冨さんが昼から出勤しているはずなので
直接山の手に電話ができればなにかしら
今日の動きをきけるはず


なのですが


携帯はつかえないし
私の自宅には家電もないし


どうしてくれようと思案に暮れます。


私はいたしかたないので
商店街の入り口にある電機屋さんに
むらがっている人々にまじります。

昭和初期を彷彿させる光景です。

そこでニュースをチラっとみると
私は公衆電話の存在をおもいだしました。

駅にもどり
ぐるっとあたりをみまわすと
あります。


それほどひとは並んでおらず
1人が待っているだけでした。


さらに私は定期入れに
テレホンカードをいれっぱなしにしているのです。
いまこそ使うとき



順番がきて入れます。


ピィーピィーピィーピィー


でてきます。
もう一度いれます。


ピィーピィーピィーピィー


私はそれを受けいれたくないので
いま一度


ピィーピィーピィーピィー


無念です。

いたしかたないとおもい
小銭をしらべると
10円玉が一枚ありました。


電話します。


福冨さんがでました。
話によると
今日の稽古
というか
ものまね発表は
中止という連絡が安田さんからあったようです。


私は気分が軽くなって
町を見ながら自転車をゆっくりはしらせると
倒壊している建物はないものの
ヒビのはいったマンションや
5メートルくらいの長い壁が横倒しに倒れ
道がふさがれていたり
よくよく見るとあぶない建物がおおくあります。


家に帰ってテレビをつけると
すべてのチャンネルが地震のニュースでした。




私は今日はとても長いブログを書こうと決心しました。
余震がときどき起こります。



さて

火をつけるとあぶないとよく言うので
ためしに火をつけようとしたらつきませんでした。


寒いです。



地震が怖いので
玄関と窓をあけっぱなしにして書いているのですが
さすがに寒いので閉めました。

鍵はかけません。


火がつかないので
あったかいお茶が飲めません。


余震があるたびに
体全体に神経がいきとどき動きがとまります。
ついで玄関にいき
様子をうかがいます。


まるで

小動物にでもなった心持ちです。


ニュージーランドの地震

2011-03-03 01:09:06 | 社会
ここのところ毎年天災が各地でおこります。

現在はニュージーランドの地震のニュースが
頻繁に放送されています。


これもまたひどいありさまで
でっかいビルがやたら崩壊しているのをみると



天井にエアバックが内蔵されていたら・・・



とよくおもいます。