いしころにっき

石原石子の日記です

竜生がうちにきた

2008-07-27 16:57:13 | 知ってるひと
きのう
竜生をうちによびました。

私が仕事から帰ってくるタイミングと
同じような時間に最寄駅に到着するので
駅で待ち合わせしました。

昌美もいっしょです。

さきに
竜生と昌美が駅についていて
まっていました。

私は十数分おくれてつきました。


竜生にひさしぶりあったら
髪が短くなっているとおもいました。
でもよく考えたら
5月公演のときに坊主にしていたのだから
むしろのびているのだときづきました。


竜生に

ひさしぶり

といってなつかしい感じをおぼえながら


病院いくからお金かして


といって竜生から4000円かりました。
それから竜生は昌美にひきとってもらい
私はひとりで病院にいきました。

この日私は仕事場でころんで
右肘をふかくえぐっていたのでした。

最初にころんで
傷の状態をみたときに
なにか白いのがみえたので
きっと骨かタンパク質だろうとおもって
見ないようにしていました。

私、そういうのダメなので。

腕も曲げるとひたすら痛くて冷や汗をかくので
やっぱり病院にいったほうがいいな
と、おもったわけなのです。


病院にいくと3人ほど待っていました。
18時もまわっていて時間外ですが
それでも病院に人はよってくるのです。

この病院、以前にもかきましたが



名を、河北病院

別名、死に来た病院



と呼ばれる
阿佐ヶ谷一帯を支配する名うての総合病院です。

その病院しか時間外でやっている病院がおもいあたらないのが
残念でなりません。

そうして

長い時間かけてまって
傷をみられ
レントゲンをとられ
お医者さんの診断をまちました。


私を担当したお医者さんは
レントゲンをみて
骨はおれていないし
そんなたいしたことはない
というようなことを言ってから
私の傷口をみました。


すると


あー
これはひどいなぁ
すごくふかくいっちゃってるなぁ


来て最初にみたはずなのに


私はおもいました。

つぎにお医者さんが質問をしてきました。


腕曲がります?


がんばって90℃


そこで
携帯がなりました。
お医者さんは傷口をみながら
携帯をとりました。

私は

あっ電話でるんだ

とおもいました。

お医者さんは

今日は当直でいまひとりみてる、なに?

友人のようです。
お医者さんは話しながら私の傷口をみています。

話しおえると
お医者さんは


肘の真ん中は大事な神経とか
そういったのはないので
怪我をしても大丈夫なんですが
ただ今回はすごく傷がふかくて
よく、肉がえぐれるって表現あるでしょ
まさにそのままなんですよ


といいました。
どうやら傷はふかいが大事はないようです。

お医者さんは看護婦さんに傷口をさしだして

みてこれ
どうおもう?

看護婦さんは

1針ぬったらどうです?

お医者さんはどうしようかうなっているところへ


携帯がなりました。
話し方がさっきの相手よりすこし丁寧です。
上の人間なのかもしれません。
お医者さんは


いまひとりみてるんですよ
・・・いえいえ、だいじょうぶです
えーとそれじゃあ
あと15分くらいでそちらにいきますね


といって携帯をきりました。

私はあと15分以内には治療はおわるのか
となると、

ぬわないな

とおもいました。


それから
その場で治療がはじまりました。


まず、壊死している皮膚をハサミで切ります。

痛いので、お医者さんに

痛いです!

とうったえました。

お医者さんは

そうですよねぇ
痛いですよねぇ
動かないでくださいねぇ

と言います。
当然の答えだろうとおもいました。
それでも、それをわかっていても、
私は痛いのをうったえました。

皮膚を切りおわると今度は

ホチキスがでてきました。

お医者さんは

これも痛いので我慢してくださいね

と言いました。


私は工作でもされている気分です。


きっとそれが
15分で携帯の相手のところへいく
最善の方法なのだろうと心のなかでおもいました。

ホチキスは

痛かったです。
2、3発うたれたらどうしようかとおもいましたが
1発ですんでよかったです。
最後の私のさけびは


痛いですってーー!


です。


そんなわけで肘はすこしはまげてよいですが
しばらくはまげてはいけなくなってしまいました。
なんせホチキス1発ですから。








治療をおえて


家に帰りました。

竜生は、まだいました。