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ゆっくり行きます。

積極的な逃げ。(JEF 0(PK勝ち)-0ガンバ@聖地国立・ナビスコ杯決勝)

2005-11-05 23:46:34 | フットボール
 試合後、胴上げをしようと集まってきた選手・スタッフ達から必死に逃れようとしていたオシムの姿に、場内からはため息と歓声が同時に起こりました(笑)。「巨体なワタシを胴上げして、選手が怪我をしたら困るから」と、インタビューでコメントしてましたが、色んな意味でオシムらしいなぁとしみじみ思いました。


 そう、この試合は、オシムの「積極的な逃げ」の姿勢で勝ったのではないかと。


 ガンバの例の3人と両サイドをカンペキに封じ、あとはカウンターで勝負という姿勢が徹底されてたように思います。120分を通して、ガンバに決定的な仕事をさせたのは数えるほどしかなかったはず。それに、カウンター時に正しくリベロとして攻め上がるCBストヤノフが面白かったし、1枚少なくなったDFラインに坂本や羽生がごく自然に入っていく様も面白かったですね。

 1トップにしてまで守りを固めたこともあるのですが、ガンバはガンバでシジクレイの存在感が大きいこと大きいこと。GKではないけど、まさしく守護神だなと思いましたね。でも、彼が守ったとしても、その後がやはり続かなかった・・・いえ、JEFが続けさせなかった訳で・・・。


 ・・・ぶっちゃけ、オシムは90分で試合を終わらせるつもりなんて最初からなかったんだろうなぁ。改めて名将だと実感。


 今年も下馬評どおり、実力が拮抗し、高いモチベーションの中で白熱した試合を観ることが出来ました。両サポーターの気合も並々ならぬものだったように思えましたし、秋空の下、聖地国立の聖火台近くで飲むビールは今年も格別でしたね!!(注:他チーム同士の試合では容赦なく飲みます♪)


 JEFを応援してる皆様、おめでとうございます。でも、JEFってあんなにファンが大勢いましたっけ(笑)?


P.S 巻の応援歌がエリーゼのためにっていうのはどーなんでしょか?