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ゆっくり行きます。

ほのぼのダービー。(FC東京1-1東京V@味スタ・公開練習試合)

2007-02-28 22:38:30 | フットボール
 開幕前最後の週末に、自宅から最寄のJリーグ会場である味スタで無料開放で行われる東京ダービーの練習試合。茨城ダービーと最後の最後まで迷ったものの、偵察3部作の最後の試合は、この試合にすることにしました(笑)。J2優勝の大本命と言われているヴェルディの強さと、ナビスコ杯(!)で対戦するトーキョの強さを確認するためです。

 けれど、


 前半は「ほぼベストメンバーのヴェルディ」対「新戦力+控えの1.5軍のトーキョ」。

 後半は「控えが増えてきたヴェルディ」対「1.25軍のトーキョ」


 ・・・というような感じだったので、トータル的にはあんまり参考にならない試合でした。でも、無料なので、文句は強く言えません。


 ただ、ヴェルディは左SBに入った服部が守備陣に安定をもたらせていたことと、フッキとディエゴが思っていたよりもフィットしていたことに驚きました。中身自体は「個人技だけで強引に押し込むサッカー」という昨年のイメージのままではありましたが、昨年よりも数段もパワーアップしており、やはり、今年は昇格の最有力候補だと思いました。名波も、後半運動量が落ちましたが、悪くはなさそうです。


 一方の東京は、後半に鈴木規郎や馬場憂太が入ったあたりから攻撃にリズムが生じましたが、それ以外では慣れないメンバー構成にチグハグしていて、あまり参考にならず。ただ、福西はミスはすれども面白い存在になりそうだった半面、ワンチョペはウワサ通りに、個人技は凄いもののフル出場させる程にはまだまだ・・・といった感はやはりしました。

 それと、ジャーンの後継として加入したエバウドなんですが、191センチという巨体で、実際にCKから得点をしたものの、彼の高さよりも、彼の弾丸FKの方が遥かに凄かったことも備忘として書いておきます!!


 そんなこんなで、偵察3部作は無事に終了。今度の週末からは、「いよいよ」な訳です!!








 ・・・といっても、伊予に行くわけではありませんから!!






P.S 試合開始と同時に「久しぶり。どこ行ってたの?」という横断幕がトーキョG裏から掲げられたと思ったら、ハーフタイム明けに、

「ちょっとアジアへ。あと1年待って。」

 ・・・という横断幕を即座に掲げたヴェルディのサポーターに「巧」です。

動揺。(浦和0-4G大阪@聖地国立・ゼロックス杯)

2007-02-28 22:06:58 | フットボール
 J1偵察3部作の第2弾は、聖地国立でのゼロックス杯、浦和対ガンバ戦です。


 共に、最近何度も生で試合を観てきた強豪クラブなわけですが、試合前の両チームの練習をバックスタンド上段から眺めながらしみじみ思ったのが、


 「こんなクラブと対戦できる時がついに来たんだなぁ・・・」

 ということなのは言うまでもなし。



 で、試合の方ですが、ご存知の通りガンバの圧勝。けれど、左サイドで先発した、ガンバユース出身の安田君の活躍と、播戸はよぉー動くなー(<棒読み)ということぐらいしか強い印象には残っていません。


 何故ならそれは、

 レッズがあまりにもボロボロ過ぎだったからです。

 怪我人が続出してるとか、海外遠征による調整不足とか言われていますし、確かにそれも一理あるとは思います。

 が、単純な話、開幕を1週間前に控えているクラブとは思えないほどに、「チームとして全く機能していなかった」と判断せざるを得ません。阿部がフィットしていなかったという理由だけに過ぎず、チーム全体として守備も攻撃もバラバラでした。
 
 パスは繋がらず、プレスはかけられず。ボールを奪ったとしても、その選手をフォローしようとする周囲のサポートはまるでなく、最終的には速攻がまったく出来ずにあっさりと相手に獲られ続けていました。そして、終始、中盤に大きなスペースが存在し続けていたというピッチ上での光景。

 大変失礼な表現になることは承知の上ですが、それは、主力が数人欠けていたとはいえども、替わりに出た選手も昨年のJ1リーグを共に戦ってきた主力選手達で構成された昨季優勝チームとは到底思い難いほどの体たらくと言い切ってしまっても良いと思います。

 毎年、様々な縁でレッズの試合を数試合ずつは必ず生で見てきましたが、J2時代を除いてこれほどまでに酷い内容のレッズを見たのは初めてだと思います。主力が戻ったり、大勢のサポーターの後押しによるアドバンテージにより、開幕戦も含め、ある程度の結果は出せるとは思いますが、けれど、短い期間で根本的な問題が解決できるようになるとはとても思えません。

 自他共にアジア制覇を本気で狙っていると誰もが思っていたクラブがこんな状態だということに愕然としてしまいました。




 さて、そんな浦和レッズは、外国人を筆頭に新戦力のデキがまだまだで、4-1-4-1のフォーメーションも機能するのかどうかも不安である降格最有力候補のクラブと開幕戦で対戦する訳ですが、果たしてどんな試合になるのでしょうか・・・。




 ・・・正直言って、大勝から大敗まで、いかなる結果になっても全く不自然ではないと現時点では思っています。
 

みんな似たような感じ??(清水(PK勝ち)2-2マリさん@愛鷹・PSM)

2007-02-18 21:59:54 | フットボール
 というわけで、昼間には雨が止むという予報を聞いて、土砂降りの東名をかっ飛ばして急遽偵察に行ってきました。さすがにこの試合をわざわざ見に行く横浜サポや関係者はいないだろうと思ってたら、

 大砲監督がモロにいらしてた!!

 熊本から帰ってきたばかりにもかかわらず、真剣な眼差しで観戦していたアナタ様の姿勢に「巧」です。(<場所柄と曜日を踏まえて)



 で、肝心の試合の方なのですが、主に思ったことは以下の通り。


【清水】
フェルナンジーニョ巧すぎます。藤本が代表合宿でいないこともあるのでしょうが、今日は彼におんぶにだっこな攻撃でした。しかし、新加入の選手とは思えないぐらい、彼とチョ・ジェジン、矢島との連係には目を見張るものが。あとウワサには聞いてましたけど、ボランチの伊東テルがあんなに機能しているとは思ってもいませんでした。
 DFの方では、CBの高木和道が相手を危なっかしく削ってばかりでやや不安。新加入の児玉がかなり良いとの前情報を受けていたのですが彼にボールが行ったのが2・3回程しかないので判断までには至らず。けれど、動きを見る限り、コンディションはかなり良さそう。

 相手に裏を付かれたり、乾へのマークが緩かったり(or しなかった??)、パスミスが多少はあったりしましたが、あの試合に藤本や青山が更に加わったらどうなるんだろう・・・と思わせてくれる内容だったと思います。エスパルスに芯というか幹の太さを感じました。SBにこれ以上長期離脱者が出ない限りは、今年も上位争いに間違いなく顔を出してくるでしょう。楽しみです。


【マリさん】
 やはり、まだ手探り中なのかなという感が強かったと思います。ぎこちなさを随所に感じました。

 ただ、1週間の差があるとはいえ、熊本で見た横浜よりは当然強いですがね(笑)。
 
 前半は新加入のマルクスを経由して鈴木隆行と坂田、マルケス(紛らわしい…)に繋げる攻撃を主にしていたのですが、これが実に機能しません。ヴェルディの時と同様、マルクスと周囲の連係が出来ていません。また、久保と同様に、鈴木隆行もコンディションは良さそうですし、今回の移籍に並々ならぬ決意を感じましたが、フィットまでにはもう少し時間が必要なのかなと。ま、現段階では久保よりも間違いなく良・・・(以下略)。

 後半、マルクスを経由した攻撃をしなくなってからは急に攻撃が機能してきました。マルクス自身も自由に動き回れてた気がしたのは気のせいでしょうか??

 結果はともかくとして、山瀬のプレースタイル自体は嫌いではありませんが、彼と河合との間にあったスペースが気になりましたし、現にそれがフェルナンジーニョを自由自在にプレーさせた要因なのかなとも思います。河合のボランチ、微妙でした。また、清水同様、マリさんのDFラインも裏を付かれまくっていた印象がありますが、これは中澤が入れば変わるのでしょう。

 後半にマリさんペースになったのはやはり、マルクスを経由する攻撃をしなくなったことと、そして乾の投入でした。
 まだ、線は細いと思うし、密着マークやプレスにガンガン合ったらどうなるのかは分かりませんが、パスの精度は一流のものを確かに持っています。末恐ろしい印象を抱かずにはいられません。

 また、前座で行われた同カードのサテライトの練習試合では、マイク・ハーフナーや斉藤陽介といった若手FW陣の非凡さを強く感じました。


 ま、よーするに、確かに今シーズンのストーブリーグの主役となったマリさんですし、現状のトップチームは数年前に比べれば随分と・・・となると思いますが、まだまだ有望な若手がしっかりと台頭し続けているわけでして、クラブ全体が余程の大失態を続けない限りは、再び強豪クラブになる可能性をかなり高く秘めているんだなということを改めて認識させられました。


 ・・・で、最後に、


【おまけ@おそらく多くの人にとってはメインなのでしょうけど(笑)】


・榎本が清水サポの前でゴールキックをする時に聞こえた、「たつやぁ~!! たつやぁ~!!」の大合唱。
 オイラも来月やろうとしてたのに・・・。

・今回沼津まで遠征したのは、当面、車を出す予定がないということと、そして、マリさん達と長時間同じ空間にいても大丈夫な心身を作るという、3月10日に向けたトレーニングを兼ねて(という名目の暇潰し)。最初は色んな感情が沸きましたが、最後は全然平気になっていました♪ 人間、慣れは肝心。

・モチロン、一切の横浜グッズやカラーを身に付けずに訪れたので、物は試しとばかりに、マリさんエリアの席にも足を運んでみました。


 で、感想として思ったことが、「随分と世代交代をしたなぁ~」ということ。

 もっと平たく言えば、「若いなぁ~」ということ。

 更に分かりやすくいうと、・・・・(以下自粛)。




 この光景を見て、「あ、なるほどなぁ~」と実感できました。






 ・・・そんなわけで、”年寄りサポ軍団”の一員としての態度を少しでも取るべく、今回から長い間使い続けてきた一部表記や表現を冷静に改めることにしました。

 「マリさん」という表記をどのような感情を込めて読まれるかは、読む人それぞれの立場に合わせて頂ければよろしいんじゃないかと思っております。(^^;)>

日本の街角。

2007-02-17 15:05:37 | その他いろいろ
 昨日はチケット争奪戦のために都内某所のローソンに1時間程度居続けたのですが、その場所というのが、昭和40年代のホームドラマの雰囲気をまだまだ残している商店街の一角。店員さんは威勢のいいオバちゃんと少し頼りなさそうなそのご主人の2人。どうやらもともとは酒屋さんだったようです。

 コンビニだというのに、常連と思しき地元のオバサンやオジサンが断続的に訪ねては、店員のご夫婦と世間話を延々と。けれど、その間に老若男女のお客さんが中に入るたびに「はい、いらっしゃいませ!!おはようございまーす!!」と独特の早口な大声でオバちゃんは心地よく挨拶。レジ打ちやその間の応対も非常に手際がよく、最後には必ず「はい、ありがとうございます!!」とハキハキと一声。


 江戸情緒を残す「粋なコンビニ」というのを初めて経験しました。ちなみに地元の常連さんが店を出るときには自動ドアの前・・・もとい、”玄関”の前まで、「また来て下さいね~」と、お見送り。「コンビニ=無機質」という固定概念を見事に否定してくれた素敵なお店でした。


 それに比べると・・・、


 今週始め、愛車「あだちタクヤ」君の1年点検を受けに、横浜北部某所のディーラーに行く機会がありまして、点検を受けている最中に、近くにあった昨年オープンのスウェーデンからやってきた超巨大家具屋さんに行ってみました。


 規制緩和の申し子としか言いようがない巨大な店舗の中で今までの日本にはない斬新な購入システムを導入したこのお店。でも、大勢のお客さんで多少は打ち消されてはいたものの、店内は暗号を使った業務放送が流れ続ける非常に無機質な雰囲気。安くてシンプルなデザインの商品が沢山並んではいるものの、よく見てみると、規模の割には非常に少ない品数。


 画期的ではあるし、値段を考えれば家具を買いたい人にとっては選択肢にいれなければならない店であることは確かなのですが、それでも、あまりにもお客さんを「お金を払う機械」としか思っていないような気がする合理的なこのお店。駐車場待ちで大渋滞にあってまでしても行きたいとは私には思えませんでした。




 失われていく「情緒のある小さな商店街」と、拡がっていく「合理的で無機質な大型店舗」。




 果たして、これからの日本の街並みはどうなっていくのでしょうか。

チケットあれこれ。

2007-02-15 00:04:27 | 遠征・じどうしゃ・移動
 開幕戦、ワタシもツアーの申し込みをさせて頂きました。


 記念すべきJ1デビュー(復帰)戦ということで思うことは様々ありますし、それだからこそ非常に迷いました。


 が、さすがに今回ばかしはチケットの売行き動向がどうなるのかが全く読めないですし、定員300人ということはバスの台数に換算すると・・・・・おおっ!!!!!


 ・・・ということも踏まえ、今回はバスツアーに参加させて頂きます!!みなさま、どうぞヨロシクお願いします。m(_ _)m



 ちなみに、日頃アウェーでもメインやバックスタンドで応援されている横浜な皆さん、浦和のホーム会場で同じことをするのは大変に危険です。この試合に限ってはビジター応援席での観戦を強く強く推奨します。



 あと、ダービーの券ですが、仲間のご好意により自分自身の分は確保させて頂きましたが、まだまだ絶対数が足りないため、今度の金曜日の争奪戦に参戦します。早ければ20分、どんなに遅くても午前中までには完売することでしょう。



 非クラメンな横浜の皆さん、16日は共に頑張りましょう!!