夕方のニュース番組をよく見る。中でも「Nスタ」をよく見ている。
今日の特集が若年性痴呆症になってしまった男性の話だった。57歳で発症。奥さんとその男性の何年かの奮闘か紹介されていた。
役所で働いていた男性が結局辞めざるを得なくなってしまったが、それでも「働きたい」と言い続ける姿。だんだん字も書けなくなり自分の名前を漢字で書けなくなったり、火曜日を火用日と書いてしまう姿。奥さんは、笑顔で交換日記を書いたり、手助けをする。電話の受話器が同じ色だと認識できないから赤テープで受話器を巻いて認識しやすくしたり・・・など、いろいろ。泣かせせようとあざとい演出をするドラマよりよほど泣けた。
彼が農産物の売り子をして、家で謝礼としてもらったお金を袋から出して奥さんと一緒に数えている場面。「1枚・・・2枚・・・3枚・・・」と100円玉を1枚づつ数えている。5枚だった。500円。かつてバリバリ仕事をしていた人が500円で、それでも嬉しそうだった。それに泣けた。精一杯自分の出来ることを模索して、たとえ500円でも自分の成果として喜んでいる姿に泣けた。
奥さんも当人も大変だろう。症状は進行しているらしい。それでも二人とも今が幸せなんだろうなあと思えた。
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今日の特集が若年性痴呆症になってしまった男性の話だった。57歳で発症。奥さんとその男性の何年かの奮闘か紹介されていた。
役所で働いていた男性が結局辞めざるを得なくなってしまったが、それでも「働きたい」と言い続ける姿。だんだん字も書けなくなり自分の名前を漢字で書けなくなったり、火曜日を火用日と書いてしまう姿。奥さんは、笑顔で交換日記を書いたり、手助けをする。電話の受話器が同じ色だと認識できないから赤テープで受話器を巻いて認識しやすくしたり・・・など、いろいろ。泣かせせようとあざとい演出をするドラマよりよほど泣けた。
彼が農産物の売り子をして、家で謝礼としてもらったお金を袋から出して奥さんと一緒に数えている場面。「1枚・・・2枚・・・3枚・・・」と100円玉を1枚づつ数えている。5枚だった。500円。かつてバリバリ仕事をしていた人が500円で、それでも嬉しそうだった。それに泣けた。精一杯自分の出来ることを模索して、たとえ500円でも自分の成果として喜んでいる姿に泣けた。
奥さんも当人も大変だろう。症状は進行しているらしい。それでも二人とも今が幸せなんだろうなあと思えた。
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