先日の診察のこと。
診察室を出て、ファイルを出すため、受付に並んで「お次の方」と言われるのを待っているとき。
ふと乳腺外科の前の待合いを見ると、後ろの方のイスに座っていた女性がマスクを取った。そのとき横を向いて自分の方に視線が来た。
めがあった・・・というほどではないのだが、偶然、自分はその方の顔を見ることになった。ちょっとドキッとした。
今まで、いろんな目を見た。
悲しそうな目。寂しい目。嬉しいときの目。怒りの目。あきらめの目・・・いろんな目を見たけど、この女性の目は、すがるような目と「あなたも乳がんなの?」という尋ねるような色が混じった何とも言えない目をしていた。40代後半だろうか?
マスクをして座っていたので、抗癌剤を打っている最中なのだろうか?と思った。
振り返ってみたら、去年の自分もそんな目をしていたのだろうか。診察室から出てきた一見元気そうな女性を見て「あの人も乳がんなのだろうか?」と思っていたような気もする。「いや、乳腺外科」だからと言って、癌とは限らない。乳腺症のひどいだけかも知れない」と勝手にうらやましがっていた自分。
でも、奇妙なことに「手術終わったし、CTでも肺や肝臓に異常ないと言われたし・・・」という優越感を感じたりしていた。あり得ない優越感。上から目線。もしかしたら、自分のほうが重傷なのに・・・
ちょっとゆがんだ気持ちを抱えながら、「あなたも私もまだまだやれる」と密かなエールを送って来た。
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診察室を出て、ファイルを出すため、受付に並んで「お次の方」と言われるのを待っているとき。
ふと乳腺外科の前の待合いを見ると、後ろの方のイスに座っていた女性がマスクを取った。そのとき横を向いて自分の方に視線が来た。
めがあった・・・というほどではないのだが、偶然、自分はその方の顔を見ることになった。ちょっとドキッとした。
今まで、いろんな目を見た。
悲しそうな目。寂しい目。嬉しいときの目。怒りの目。あきらめの目・・・いろんな目を見たけど、この女性の目は、すがるような目と「あなたも乳がんなの?」という尋ねるような色が混じった何とも言えない目をしていた。40代後半だろうか?
マスクをして座っていたので、抗癌剤を打っている最中なのだろうか?と思った。
振り返ってみたら、去年の自分もそんな目をしていたのだろうか。診察室から出てきた一見元気そうな女性を見て「あの人も乳がんなのだろうか?」と思っていたような気もする。「いや、乳腺外科」だからと言って、癌とは限らない。乳腺症のひどいだけかも知れない」と勝手にうらやましがっていた自分。
でも、奇妙なことに「手術終わったし、CTでも肺や肝臓に異常ないと言われたし・・・」という優越感を感じたりしていた。あり得ない優越感。上から目線。もしかしたら、自分のほうが重傷なのに・・・
ちょっとゆがんだ気持ちを抱えながら、「あなたも私もまだまだやれる」と密かなエールを送って来た。
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私の病院はがん専門なので最初は行くのも恐かったですね。 きっと私もすがり付く目でみていたかも。
何とかなるかなあって思えてやっと少し余裕がでてきました。
ほんとに「みんながんばれ!」(自分も含めて)って思います。
機械は「金属製の刃がない」のを見て、即決しました。多少高かったのですが、健康のためと割り切りました。
胸については、タオルで隠したりするとは思いますが、湯船に入ったりするとき見えちゃいますからね。
自分がおもうほど他人は気にしていないとは思いますが、どうでしょう?
とりあえず、明日第1回目に行ってみます。