一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

HER2が陰性と陽性という全く違う検査結果

2012-07-12 | 乳がん治療の知識的なこと
 なぜHER2にこだわるかというと・・・
 自分の場合、手術前は陰性という診断を受けていたのに、手術後の話で「もしかしたら陽性かも・・・」と言われたことが頭にあるから。同じ人間が数ヶ月に全く反対の診断結果を出されることがあるのだろうか?ということが今も頭の片隅にこびりついている。
 その後は何となくHER2陽性の話はなくなったが、まだ少しHER2陽性なのではないかとこだわっている。
 今日、いつもの乳腺外科医師のブログで、その話が出ていたので興味深く見た。
 どうやら担当している患者さんが、免疫染色でHER2(2+)→FISH法で陰性と判定し、HER
2陰性乳がんとして治療していた。何年か後再発したので検査したら、今回も同様だった。ところが、念のために血清HER2を調べたら、軽度の陽性が出たという。
 血清HER2が陽性と言うだけではハーセプチンの適応にはならないが、彼が、ネットで検索したら同様のケースでハーセプチンがすごく聞いた例があったらしい。
 彼はこれから経過観察をしていくと締めくくっている。本来ハーセプチンの効果があるはずなのに適応外として見逃されてしまう患者がいるのではないかということを懸念している。
 やっぱりがんの診断は難しいものがある。しかも、HER2検査は標本の作成方法、判定者の経験度によってかなり結果にばらつきがあると言われると、一抹の不安が増大してしまう。
CTやらエコーやらの画像を見る力と同じ、判断する人の力量なんだなあ。
 精度の高い診断方法がどんどん確立して欲しいと切に願う「グレー」診断の自分であった。
でも、1つ。

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2 コメント

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そういうことって (たんぽぽ)
2012-07-12 22:57:32
気になりますよねー。
検査する人によって結果が違うのも
問題ですよね~(^_^;)

ま~人間のすることですから・・
間違いはあるけども、こっちは必死ですよね。
何の薬が効くかハッキリしてると
患者はどれだけ助かることか・・ですね。

蒸し暑いですね。
体調に気をつけてくださいね♪
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たんぽぽの詩さんへ (チコタン)
2012-07-12 23:01:03
自分が医学的なことを知らないだけに
いろんな情報にどきどきしています。
でも、とりあえずは
目前の毎日を生きること・・ですね。

有り難うございます。
たんぽぽの詩さんも無理しすぎないように
お過ごしください。
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