結婚という幻影

少し前のこと。


結婚相談所みたいな所から電話があった。


要介護の母親を抱えている身だから結婚どころの話ではない。


そう言って相手は引き下がった。


で、今日またその結婚相談所から電話があった。




相談所のおばさん「先日、電話を切ってから思ったのですが、介護のお母さんを抱えていても結婚を考えないわけにはいかないでしょ」


ワイ「仕事もしていないからそれどころの話ではありませんよ」


相「仕事をしながらじゃないの？　でも役所の手助けもあるし、それを使えば…」


ワイ「全てを使って、介護に専念していますよ」


相談「そうですか…。分かりました」




こんなこと、わざわざ赤の他人に話したくはないけどねぇ。


半分は世を捨てた身。


人生全てを諦めたくはないけど、今の状態では何も望むことはできない。


結婚かぁ。俺にとっては永遠に届くことのないものだろうな。



それにしても2回も同じ相手から電話が来るとは思わなかったよｗ