財布を2回も拾う日

朝、5時半を起きて、自宅前の土手を1時間ぐらい歩く。

うつ病には、軽い運動と日光を浴びることが良いことは、前々から聞いていた。

そういうこともあるけど、無職生活だからこそ規則正しい生活を送らないといけないという理由もある。




歩きながらブログの文面を考えたり、お馬さんのことを考えたり、けしからんことを考えたり、

一日の中で一番リラックスできる時間とも言える。無職だからできることなんだろうけど・・・。




さて、題名で書いた通り、今日散歩中財布を拾った。

中身を見ると何枚かのお札とクレカやポイントカードを数枚。

届けなければ、と思っても近くの交番には朝早くお巡りさんはいない。

仕方ないので、駅前交番まで出向いて届けてきた。




中身を確認して、書類にいろいろ書いて、サインをして、結構面倒だった。

落とした人のことを思えば、中身を抜いてネコババなんてできない。

自分は貧乏だけど、人のお金を取るほど心は貧しくないよ。




『俺って、日本屈指の聖人君子じゃないか。マザーテレサ級だよねぇｗｗｗ』

届けた帰り道、一人ほくそ笑んでいたら、目の前にまた財布が落ちていた。

中身を見たけど、現金に、健康保険証に、スイカ。

またさっきの交番まで戻って届けてきた。

流石に短時間に2回も財布を拾うなんてことがあるものだと、

自分もビックリだが、お巡りさんも目が点になっていた。




ちなみに、二つとも落とし主は見つかったみたい。よかった、よかった。

お礼は要らない。お礼を貰ったら、聖人君子じゃなくなるしさｗ

金は天下の回り物というから、今週の秋の天皇賞で拾った分のお金は儲けさせてもらいましょ。

這いつくばっても進むか、それとも後戻りか

庭にある小さな紫陽花がようやく花を咲かせた。

気がつけば6月。雨の季節。

この季節を過ぎると夏がやってくる。

なんでも今年は超猛暑になるとか。

花が干からびるような暑さは勘弁だなー。



先日面接を受けた会社から連絡があり、内定とのこと。

すんなり決まり過ぎて、拍子抜けやら薄気味悪いやら。

3年前、心身とも壊れるまで必死になって再就職活動をして、何も得ることができなかったのに。

ご縁があったのか、それともブラックなのか。

とりあえず住む所はある。借金の類もない。後顧の憂いもない。

やりましょう、進みましょう。転んだらちょっと休んで歩伏前進。



しかしながら入社までの間、揃えないといけない書類がある。その数10種類以上。

自分には該当しないものもあるけど、それでもかなりの数の書類を揃えないと。

最大の懸念は、身元保証人。

頼める人いないんだな、これが。というより、頼みたくないんだな。

親戚とは絶縁状態じゃないけど、頼めるほど親しい関係かといえばそうでもないし。

その保証人も、会社側からはあれこれ条件を付けられているし、誰かれ構わずお願いできないし。

ほんと、マジでいないんだな。こんな人質みたいな制度、誰が作ったんだよっ！！



もしダメなら、歩伏撤退だな。

妥協する仕事選びは可能か？

ハロワの検索機に座る。

年齢を入力し、欲しい給与月額や希望する休日（土日祝）を入力。

かなりの求人がヒットする。

職種で絞り込んでも、かなり多くの求人がある。



問題はそこから。

いざじっくりと求人をみると、面接したいと思えるような求人に出会えない。

ハロワ求人だからなのかもしれないけど、「昇給なし」「賞与なし」「正社員以外」「契約社員」「嘱託社員」「雇い止めの可能性あり」という文字が目に飛び込む。そんな求人が本当に多い。かといって、自分にはスキルがあるわけでもないから、「そんな条件を飲んで仕事をするしかないのかなぁー」と思ったりする。

先日受けた会社もそうだった。（誰もが知っている大きな会社だった）

身分は1年更新の契約社員、土日・盆暮れ関係なく出勤、そして昇給・賞与なしとのこと。

今は働いてお金が欲しいけど、今後そんなバイトみたいな状態で働くモチベーションが保てるのかどうか？



今、ふと思っていることがある。

禁断の果樹というべき、“介護職”への道。

ハロワ経由で職業訓練を受ければ、一銭もかからず受講でき資格が取れる。

介護はどこも人手不足みたいだから、就職へのハードルはかなり低いと思う。

給与面では「介護は給与が安い」と言われるけど、ハロワ求人と比べたら悪いとは思わない。

母のケアマネさんや看護師さん曰く『あなた適性がある。即戦力で行けるわよ』なんて言われる始末。

そう言われると、その気になっちゃうじゃないｗ

ただ、待ち受けるであろう労働環境の悪さに自分自身で納得できるかどうか……。

（労働環境については、入ってみないと分からない部分もあるだろうけどね）



まだ仕事探しを始めたばかりだし、焦る状況でもないけど、こんな選択肢が目の前に浮かぶ。



①ベースアップの見込みがなく給料は激安、でも休みが多い会社（非正規雇用、年収200万円少々）

②介護のように大変な仕事だけど、給与面は安定（正規雇用、年収300万円以上）

③希望通りの休みが取れない、仕事はハード、でも倒産する可能性は少ない会社（先日受けた会社がこのパターン、年収は①と②の中間ぐらい）



あれも嫌だ、これも嫌だ、と言っているようで自己嫌悪に陥ってしまうけど、実際頭を抱え、悩み果ててしまう。

休みが多くて、仕事が楽で、給料いっぱい貰える所なんてあるわけもないし、仮にあったとしても自分のスキルでは就職競争に勝てないのは分かっている。どこかで割り切って妥協しないといけないわけだけど、どこで自分自身を納得させることができるのか。自分でも分からない。。。。

「仕事探しはこれが最後」と本気で思っているから、本気で悩む。

モードチェンジを阻むクソ暑さ

先週末、母の四十九日法要および納骨を済ませた。

先月まで母の介護をしていた部屋、今はガランとしている。

（辛かったことを思い出すことは止めておこう……。）



とにかく、仏の世界へ送り出すことができたことはホッとしている。

金はかなり飛んでいったけどねぇｗ

それでもこちらの身銭を切ることはなかった。

すべて両親のお金で賄えたことは、感謝しないといけない。

シモの世話はしたけど、お金に関してはきれいな人たちだった。

ありがとう、父ちゃん、母ちゃん。



さて、自分も新たな一歩を踏み出さないといけない。

そんなわけで今日、とある会社に面接に行ってきた。

手応えはよく変わらない。自分以外にも当然応募者がいるから。

選択肢は決して多くはないけど、可能な限りの可能性は模索しないと。



それにしても今日は暑かった。まだ5月のこの時期に31℃とか。

これからもっと暑くなるんだろうなぁ。

今日もそうだったけど、このクソ暑い炎天下の中、スーツを来て就職活動は厳しいな。

身体もまだ無職モードのままだし、この先が思いやられるｗ

自分自身の過去の経験からいえば、夏場はジッとしているのが一番なんだよね～。

働いている人からみたら、「何を甘ったれたことを言っているんだ！」と怒鳴られそうだけどさ。

さて、どこへ行こうかな？

昨日からようやく再就職活動を開始。

開始といってもハロワに行っただけｗ

本当言うと、もうあんな所に行くのは御免なのです。が、こればっかりは背に腹は代えられません。

行くだけ行って、今後の方向性を考えたいと思います。



求人票を見ましたが、相変わらずというか通常通りというか「昇級なし」「賞与なし」という会社がザラ。

かえって「賞与あり」なんていう求人を見つけると、

“ほんと貰えるの～？？”

と疑ってみたりｗ



こちらとてハロワに仕事を求めている時点で、社会から必要とされているような人材ではないことは認識しているだけに、企業側だけを非難するつもりはない。もちろん、「企業もブラック、求職者もブラックならお相子……なのかな？？」なーんて、のんびり構えるつもりないよ。



そういえば、母のケアマネージャーさんがお線香をあげに来てくれた。

その時、仕事の話になったのですが、

“介護ならすぐできるんじゃありませんか？”

みたいなことを言われた。

たしかに食事の世話からシモの世話まで一通りやってはきたけど、それを生業としてできるものなのか？

人手不足との話を聞くと、就職先としてのハードルは低そう。

でも10年後の自分の姿を想像すると、かなり厳しいような気がしてならない……。



自分に言い聞かすことがある。人間誰しも先のことは分からない。

それゆえに、どんな職でも縁が合ったものをひたむきに頑張るしかない。

右に行くのか？　左へ行くのか？　難しいことを考えても始まらないから、すべては風まかせ、気のゆくまま。

ただ、引き返すだけの時間（年齢）もないのもまた事実なんですよねぇ。

何もしない夏

7月も今日で終わり。当たり前だけど、明日から8月。

月日の経つのは本当に早い。

この猛暑の中で出来る限り無理をしないことを心掛けている。

2年前のように、無理に動きまわって精神的に参ってしまうことはもう絶対にしたくない。

（そういえば、右手を大怪我したっけな。完全に治るまで4カ月ぐらいかかったし）

無理をしないということは、お金の使い方にしても言えること。

金を使わないということは想像以上につまらないことだけど、無職である以上これは致し方ない。

常にお金の管理をして、無駄遣いをしないようにしないと。

今の生活がいつまで続くのか分からない。

早く終わってほしいけど、これが終わるということは…………ある意味受け入れたくないことだけど……。

しかし毎日暑いねぇー。こんなに暑いと昼寝もできないよ。

健康な人はいらない子

介護で仕事に行けないから治験の会社に登録した、ということは少し前に書いたけど、

ある治験（事前検診）に申し込んで受けてきた。

守秘義務があるから詳細は書かないけど、結果的に言うと“お祈りメール”をもらったｗ

あくまでもこっちの勝手な想像だけど、健康体の人では採用されないみたい。

不健康体でも当然ムリだろうけど、多少なりとも検査の数値が高かったりと、微妙な健康体がじゃないと無理っぽい。

そりゃ、完全健康体からデータを取っても意味ないよねー。事前検診でも日当は出たからいいけどさ。

治験なんて聞くと、入院して注射をズブズブ打たれて……というイメージがあるけど、想像以上に色んななものがある。

入院じゃないやつは長期間に渡ってデータを取るから、報酬としては思っていたほど良くはないな。

昨日も今日も明日も

ダラダラとした毎日。

それでいて逃げ場のない毎日。

見えない何かに締め付けられているよう。

 

朝起きてから寝るまで、毎日やる作業は決まりつつある。

やる作業については書きたくはない。

とにかく今は出来る限りお金を使わず、その日その日を無事に終わらすことのみを考えている。

 

訓練校時代の友人からメールが来る。

「元気？」

元気ではあるけど、元気じゃない。

そんな意味不明なメールを送りたくないので言葉を濁して返信。

さすがに無職だとは言えないよ。たとえそれが介護によるものだとしても。。。

 

それにしても毎日よく雨降るなぁ。

日が差せば暑くなるからそれも嫌だけどさ。

石なんて積んでられるかよ！

介護なんて“賽の河原の石積み”さ。

賽の河原の石積み：決して達成できない目標に対する努力のこと、無駄な努力、無意味な努力、骨折り損、無駄なあがき、無駄な頑張り、無意味な頑張り、無益な苦労

ったく、ロクな言葉が出てきませんｗ

ここのところ、ドス黒い感情が湧き上がって自分でも怖い。

自分ほど呑気者でお気楽で、気が弱いけど黒い感情なんてなかったから、今の感情コントロールができなくて困る。

ちょっとしたことでキレる。根気強くなんてことができなくなった。

イカンなぁ～。

自分の中にある負のエネルギーを何かに転化させたいなぁ。

俺はもう五十の坂を越えられないかもしれない

誰にも言えないようなことをブログで書くという行為は、あまり良いとは思えない。

が、やはりここでしか言えないこともある。

昨日、ハロワに行って求人票をいくつか印刷してきた。

家に帰ってじっくりと検討するのだが、どうも気が乗らない。

仕事の待遇が悪いとか、そういうのじゃない。

自分自身の中の問題。つまり仕事がしたくない、ということに気がつく。

介護をして、買い物をし食事を作り、家の用事もこなし、そして仕事する。

パンクしちゃうよ。結局、また仕事を辞めてしまうはめになってしまうのでは、と恐怖する。

だからといって仕事をしないと金銭的な不安があるということも事実。

（今すぐ破綻するということはないけど……）

他人なら、「なるようになるさ、ガンバレ！」と言えるけど、自分のこととなると踏ん切りが付かない。

甘ったれたことを言うな、おまえみたいな状況でも頑張ってる奴はゴマンといる、と言われそうだけどｗ

 

俺は弱気な人間。そして先の転職活動でますます自分への自信を失ってしまった。

自分の愚かさを堂々巡りで考える、7月の夜。